78歳の爺ちゃん、最後の挑戦。火災で全焼した80年続く理容店を復活させたい

大阪市旭区で80年続いた理容店「SALON・SAKURA」が火災で全焼。単なる理容店ではなく、世代を超えた交流の場として地域に根付いた店を、78歳の祖父の最後の挑戦として復活させたい。建物だけでなく、積み重ねた記憶とつながりを取り戻す挑戦にご支援を。

現在の支援総額

2,254,000

75%

目標金額は3,000,000円

支援者数

238

募集終了まで残り

27

78歳の爺ちゃん、最後の挑戦。火災で全焼した80年続く理容店を復活させたい

現在の支援総額

2,254,000

75%達成

あと 27

目標金額3,000,000

支援者数238

大阪市旭区で80年続いた理容店「SALON・SAKURA」が火災で全焼。単なる理容店ではなく、世代を超えた交流の場として地域に根付いた店を、78歳の祖父の最後の挑戦として復活させたい。建物だけでなく、積み重ねた記憶とつながりを取り戻す挑戦にご支援を。

【活動報告】 

今日は、あの日を体験した妹のことを、兄である私の立場からお伝えさせてください。


妹の部屋は3階にあり、うさぎ2匹とハムスター1匹と一緒に暮らしていました。

突然、部屋が白い煙に包まれ、焦げ臭くなったそうです。


最初は「近くで火事が起きているのだろう」と思い、一度外へ出ました。

しかし、外に出て目にしたのは、すぐ隣が炎と煙に包まれている光景でした。


「火は上に上がるから」


そう考えた妹は、自分の部屋へ戻り、屋根に出て上から消火を試みました。

ですが、火の勢いは止まりませんでした。


部屋に戻った時にはすでに停電し、煙で何も見えない状態。

火が近づいているのを感じながら、目も開けられない中で、うさぎ1匹を抱き、


「また戻るから」


そう言って、部屋に残るうさぎとハムスターに声をかけ、逃げました。


逃げる途中、煙で呼吸ができず、方向も分からなくなり、

「もう無理」と一度は諦めかけたそうです。


それでも、外から聞こえる消防車の音、家族の呼ぶ声。

そして、「死んだら笑えん」という思い。


声を頼りに歩き、なんとか外へ出ることができました。


しかし、部屋へ戻ることはできませんでした。

勢いよく燃え上がる自分の部屋を、ただ見つめることしかできなかったと言います。


「あの時、一度目に外へ出た時に一緒に出ていれば」

「消火を試みず、すぐに逃げていれば」

「先に逃げてごめん」

「戻れなくてごめん」

「助けられなくてごめん」


妹は今も、後悔と自責の気持ちと向き合っています。


兄として私は、「生きていてくれただけで十分だ」と何度も伝えています。


それでも、本人の中の葛藤は簡単には消えません。


あの日、私たちは日常が一瞬で失われるという現実を知りました。


この出来事を、私たちは忘れません。

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