①プロジェクトの実行者について

はじめまして。このプロジェクトを立ち上げた三浦信之と申します。
これまで会社員として長年勤めておりましたが、コロナが明けこれから先の人生を考えた時に手に職を持って生きたいと強く感じたことから会社を退職し農業を志そうと考えました。
一念発起し、妻の実家のある熊本県美里町へ移住を検討した際に地域おこし協力隊という活動を知り、3年間の活動をしながら自分たちの進む道を決められるという魅力もあり、協力隊に任命いただいたのが2023年7月。現在、協力隊3年目を迎えています。

「この町にはなんにもなかよ〜」
まちで暮らし始め、地域の方々と交流が始まった頃、よく聞いたこの言葉。田舎町ではお馴染みの言葉かもしれません。
しかし活動する時間の中で、よくよく紐解いてみると、本当はダイヤの原石のようなたくさんの素材が転がっている事に気づきました。
それは、田舎には自然や建物、暮らしの知恵など、魅力的な素材がたくさんあるのに、それが「伝わる形」に編集されていないということです。
私たちの舞台は、熊本市内から車で約40分。市街地を抜けると、周囲は一気に自然豊かな田舎の風景へと変わります。
美里町は、過疎化が急激に進み、消滅可能性都市とも言われています。
いまだに水道は井戸水、下水道はない。電車もない。いつの時代に来たんだろうと思うことも。
それでも私は、この場所にこそ、人がわざわざ訪れる理由をつくれると考え、このプロジェクトを立ち上げました。
②このプロジェクトで実現したいこと

ハーブってどう使うの?効果は?危ないんじゃない?
日本にも紫蘇やミョウガ、ゴマなど「和ハーブ」と言われるいわゆる「薬味」として味わいにひとつアクセントを加える食材もたくさんあります。
最近では「バジル」や「パクチー」など流行により認知度の上がったハーブもあれば、まだまだ日本では認知度が低いハーブもたくさんあります。
私たちは以前インドや北欧を旅した際にたくさんのハーブを使った料理や飲み物、生活で利用されているのを目の当たりにし、こんなに素敵でおしゃれな料理や生活に彩りを加えることができるのか!と感動したのがきっかけでハーブを育てようと思ったのが始まりです。
このプロジェクトで実現したいのは、古蔵を活用したハーブティー専門カフェと、観光ハーブ園が一体となった体験型の場所づくりです。
カフェでは、一般的なブレンドハーブティーを中心に、お客様の健康をメンテナンスできるブレンドを行ったり、お子様でも安心して飲めるミントスカッシュなどもご用意します。
ハーブの効能は多種多様ですが、過剰な摂取をする事は危険でもあります。今回のプロジェクトのためにハーブティーを淹れる妻は「ハーブスペシャリスト」という専門資格を取得し、ハーブティーを安心して飲んでいただけるよう準備いたしました。
また、自由に散策のできる併設の観光ハーブ園は200種類以上のハーブをその場でちぎって食べられる安心安全な場所として、ゆっくり自然を満喫できる場所となります。(農薬:栽培期間中不使用)
来訪者は、ハーブを「見る」「触れる」「香りを感じる」だけでなく、ハーブの蒸留体験やクラフト制作などのワークショップにも参加できます。
そして、都会にはない「自然100%の日本の原風景」を思いっきり感じてください。
飲食だけで終わらない、五感で楽しめる場所をつくることが、このプロジェクトの目標です。
現代社会は「コスパ」「タイパ」と慌ただしい生活を強いられる時代ですが、私たちがこの場所で目指すものは真逆で「時間をゆっくりかけて自分を整える」場所です。
「少し遠いけれど、それでも行ってみたい」そんな目的地を、この町につくりたいと考えています。
③プロジェクト立ち上げの背景
空き家となってしまった築135年の母屋と築125年の古蔵そして耕作放棄畑
この古蔵のある物件を初めて見たとき、建物の佇まいと周囲の自然環境に惹かれ、直感的に「ここだ!」と感じました。
さらに、元の持ち主さんから「ここを、お花畑のような場所にしてほしい」という想いを聞きました。
ハーブが育ち、人が集い、自然と触れ合える場所をつくりたいという私の構想と、その想いが重なり、この古蔵を活用したプロジェクトを進めることを決めました。
使われなくなった建物を壊すのではなく、次の役割を与え、地域の未来につなげたい。それが、このプロジェクトの原点です。
④ これまでの活動と準備状況

これまで、空き家・古蔵改修ワークショップを実施し、県内外から集まった方々と一緒に、残置物の撤去や清掃、改修作業を自分たちの手で行ってきました。
また、試験的に育てているフレッシュなハーブを活用し、
【ハーブ石鹸つくり】
【ハーブティーの試飲会】
【梅仕事のワークショップ】
なども開催しています。
どの活動も、自然素材に触れ、自分の手を動かし、日常ではなかなか体験できない内容です。
すでにこの場所では、「面白い」「また来たい」という声が生まれ始めています。
今回のクラウドファンディングでは、目標金額100万円を設定し、
・古蔵の本格的な改修
・ハーブティー専門店としての設備導入
・ワークショップを継続的に行うための環境整備
に活用する予定です。
このプロジェクトは、完成がゴールではありません。人が関わり続けることで育ち、地域に新しい流れを生み出す場所を目指しています。
リターンについて
集まった支援金は、人が集まる象徴となる蔵の改修費に充て、体験と人を受け止める【器】を整えていきます。リターンには、実際にハーブ体験に参加していただけるものや、地域の魅力を感じられるアイテムをご用意しています。
[改修予定の蔵の写真]

支援者の皆さんには、プロジェクトに参加することで地域と自分がつながる実感や特別感を味わっていただけるよう、心を込めてリターンを準備いたします。
スケジュール
プロジェクト開始後、まずは蔵の改修工事を進めながら、体験プログラムの充実を図っていきます。改修完了後は本格的な体験受け入れを開始し、段階的に活動の幅を広げていく予定です。
最後に

地域おこし協力隊として美里町に来て、気づけば3年目になりました。耕作放棄地をもう一度耕す作業は、正直、想像以上にしんどくて、何度も「もうやめようかな」と思いました。ボロボロだったこの古蔵の改修も同じです。思うように進まない日ばかりで、体力的にも精神的にも限界を感じたことは一度や二度ではありません。真夏の作業では熱中症になり、正直「何をやっているんだろう」と立ち尽くした日もありました。
それでも、ここまで続けてこられたのは、地域の方々や、県内外から集まってくれた仲間たちの存在があったからです。一緒に汗を流し、笑い、試行錯誤する中で、少しずつ人が集まり始め、この場所に空気が戻ってきました。その景色を見たとき、「ここで止めるわけにはいかない」と強く思いました。
田舎の人口が減っていくことは、きっと止められません。でも、だからといって、何もできないわけじゃない。もし、ここに来た人が少し笑顔になれる場所を一つでもつくれるなら。「それなら、自分たちの手でつくりたいよね」そんな想いで、このプロジェクトを続けています。
この古蔵のカフェとハーブのある場所は、完成がゴールではありません。誰かがふらっと立ち寄り、香りに包まれ、お茶を飲み、また戻ってきたくなる。そんな時間が積み重なっていく場所にしたいと思っています。
この挑戦は、私一人のものではありません。ここまで関わってくれた人たち、そしてこれから関わってくれるあなたと一緒に、育てていく場所です。この場所の物語に、少しだけ力を貸してもらえたら嬉しいです。
最新の活動報告
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クラファンスタートしました!
2026/04/01 10:54こんにちは!いよいよクラウドファンディングをスタートすることができました。まずはこの場をお借りして、ここまでの準備にお忙しい中、ご協力頂いた皆様へ感謝申し上げます。熊本はもう桜も満開となり、作業をすればすぐ汗ばむような季節となりました。私の頑ななこだわり(?)でお店でお客様に提供するお水のコップはこだわりたい!という思いから、大川硝子工業所様の「BINKOP」を採用しました、ロゴも入れたいよね!と思いオリジナルデザインにて製作いたしました。クラファン準備段階ではまだロゴ入りのBINKOP画像を準備できませんでしたが、ようやく準備が整いましたので、今回の活動報告にて告知させていただきました!ポテっとしたフォルム、厚口の飲み口は、なんかホッとします。(私的には日本酒とか飲みたくなるコップと感じました)返礼品としてもご用意しておりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 もっと見る




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