■ はじめに|「タンポポ」の歩み、皆様との絆
熊本県八代市で40年。地域の皆様に支えられ歩んできた「タンポポ」代表の水永裕一です。
2026年2月11日をもちまして、私たちは現店舗での営業は一旦幕を閉じました。
40年前、両親が「タンポポ」を創業したあの日から、私たちの歩みは常に地域の皆様の「おいしい」という笑顔と共にありました。
■ 私の原点|働く両親の背中と、皿洗いの毎日
私の人生は、常にこの店と共にありました。 店を切り盛りしながら、まだ小さかった私と二人の弟を一生懸命に育ててくれた両親。幼い頃の記憶にあるのは、厨房で忙しく立ち働く両親の背中と、夢中で手伝った皿洗いの時間です。
学校が終われば店に寄り、お客様と両親のやり取りを間近で見る。そんな毎日の中で、「自分も両親のように、食を通してお客様を笑顔にしたい」という想いが、自然に、そして強く胸に刻まれていきました。
修行を経て帰郷した際、あえて両親の店に入るのではなく、まだ空き地だった現在の場所で「テント一つ」から自分の挑戦を始めたのも、両親がゼロから築き上げた「タンポポ」の魂を、自分なりのカタチで証明したかったからです。
約20年前に現在の店舗を構えてからは、1階・2階合わせて最大100名様以上がご飲食をできる飲食店として、ご家族の節目や地域の集まりなど、数えきれないほどのお客様にご来店をいただき、支えていただきました。飲食だけではなく、地域の方々との交流がそこにはありました。



■ プロジェクトの背景|40年目の決断。亡き母との思い出が詰まった場所を去るということ
現在、私たちは40年で最大の転換期を迎えています。 この度、諸般の事情により敷地利用のための契約が終了する運びとなり、長年親しんだこの場所での営業に区切りをつけることとなりました。
正直に申し上げれば、悔しくてやりきれない思いでいっぱいです。 この場所には、亡き母と共に厨房に立ち、スタッフと汗を流し、お客様と笑い合ったすべての記憶が刻まれています。この建物そのものが、私たちの歩んできた歴史そのものでした。
「どうにかしてこの場所で営業を続けられないか」と、専門家等のお力添えをいただき、あらゆる可能性を模索してまいりました。思い出の詰まったこの場所を去らねばならない現実に、一時は深い悲しみに暮れ、夜も眠れない日々を過ごしたのも事実です。
ですが、皆様の「美味しかったよ」「また来るね」という笑顔を思い出すたび、「ここで終わらせてはいけない。形は変わっても、タンポポの灯を絶やしてはならない」。その強い思いが、私を次の一歩へと踏み出させてくれました。

■ 私たちの想い|地域の食と連携し、新たなステージへ
この場所には、お客様の笑顔やスタッフの熱気、イベントでの活気、そして時に壁にぶつかりながらも走り抜けた日々の奮闘……そのすべてが私の宝物です。
慣れ親しんだ地を離れますが、これまで「タンポポ」を支えてくださった皆様との深い絆を胸に、新たな地でも「おいしい」の笑顔を作るために。私たちは今、さらなる高みを目指して再出発いたします。
建物は役目を終えますが、八代の皆様に育てていただいた「タンポポ」の心は変わりません。修行時代から磨き続けた「技術」と、皆様に寄り添う「おもてなしの心」は、新たな場所でもさらに輝かせてみせます。もう一度、テントから始めたあの日の情熱を持って、皆様に愛されるお店づくりに尽力してまいります。
トマトラーメンは、まだ世の中にトマトラーメンがない時代に、冬春トマト生産日本一である八代の規格外トマトを有効活用できないかと、まだ世の中にトマトラーメンが浸透していない時代に、地域の生産者様と共に「この街の宝を活かしたい」という一心で開発したものです。
こうした地域の大切な食材と食文化を守り、皆様にお届けし続けること。それこそが、新生タンポポの使命だと考えています。



■ 資金の使い道と現在の状況
2026年2月11日をもって、現店舗での営業を終了いたします。 予期せぬタイミングでの移転決定であったため、新店舗の改装費や設備の移設費用など、再スタートには多額の資金が不足しているのが実情です。
目標金額の用途: 新店舗の内装工事費、厨房設備移設費、解体費、および再オープンに向けた運転資金
「タンポポ」がもう一度八代の地で立ち上がるために、どうか皆様のお力添えをいただけないでしょうか。

■ リターン(お返し)について
新店舗で、より一層磨きをかけたお料理と笑顔で皆様をお迎えすることをお約束し、感謝の気持ちを込めた「前売りお食事券」と「全力応援コース」をご用意いたしました。
【新店舗で再会を!前売りお食事券】
10,000円 / 30,000円 / 50,000円 / 100,000円新店舗オープン後に「タンポポ」のすべてのサービスでご利用いただけるチケットです。
小分けで便利: すべて1,000円券のセットでお届けします。一度の贅沢なご利用はもちろん、日常のお食事やテイクアウトとして、何度でも気軽にお立ち寄りいただけます。
幅広い用途: 店内での飲食だけでなく、人気のオードブルや出張料理など、当店のすべてのサービスでご利用可能です。
有効期限: オープン後にごゆっくりご利用いただけるよう、オープン日から「3年間」の有効期間を設けております。
【全力応援!お気持ちコース】
3,000円 / 5,000円 / 10,000円 / 30,000円 / 50,000円 / 100,000円「リターンはいらないから、とにかく再建を後押ししたい」という温かいお気持ちに寄り添うコースです。店主・水永より、心を込めた感謝のお手紙(お礼状)をお送りさせていただきます。
皆様からのご支援は、新しい店舗の扉を開くための内装工事費や設備移設費など、再建に向けた大切な資金として活用させていただきます。
■ スケジュール
2026年2月11日:現店舗 営業終了(感謝を込めて)
2026年2月12日以降:移転準備・新店舗着工
2026年3月中旬:クラウドファンディング終了
2026年春以降:新店舗グランドオープン(予定)
■ 最後に
20年前、空き地のテントから始まった私の第二の創業。 場所は変わりますが、またここから、新しい物語を皆様と一緒に作っていきたい。「あの時、諦めなくてよかった」。新店舗で皆様と再会し、スタッフと共に最高の笑顔でお迎えできる日を夢見ています。
タンポポの新しい門出に、どうか温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。


最新の活動報告
もっと見る
熊本地震から1ヶ月。職人さんのご尽力と、新店舗(創業の地)への想い
2026/08/28 14:07いつも「タンポポ」を温かく応援いただき、誠にありがとうございます。 有限会社MINANO代表の水永裕一と申します。熊本地震の発生からちょうど一ヶ月が経ちました。 皆様からの温かいお言葉やご支援が、日々私たちの大きな心の支えとなっております。心より感謝申し上げます。本日は、現在の新店舗の工事状況と、私たちの活動についてご報告させていただきます。■ 創業の地・八代市長田町での再挑戦移転先は、お手紙でもご報告をさせていただきました八代市長田町です。40年前に私の両親が「タンポポ」をスタートさせた原点の地でもあります。この場所で再び皆様をお迎えできるよう、着々と改装工事を進めておりました。大工さんによる工事が終盤に差し掛かり、「あとはクロス張替えと厨房関係の設置」というタイミングで、熊本地震に見舞われました。現場では機材や設備が転倒し、駐車場に止めていた車が1メートル以上もズレて道路にはみ出すほど激しい揺れでした。当時作業をしてくださっていた大工さんも「終わった...と思った」と振り返るほどで、大変怖い思いをされました。※改装中の店舗■ 被災しながらも支えてくださる職人さんへの感謝大工さんご自身のご自宅も被災され、大変な状況であるにもかかわらず、元々「一日も早くオープンさせたい」という私たちの想いを汲んでくださり、余震が落ち着いた数日後には現場へ入って作業を再開してくださいました。現在、大工さんの作業は大方完了し、これから電気、水道、厨房設備、クロスなどの仕上げ工事を経て、消防検査へと進んでいく予定です。職人さんたちご自身や、市内の被災された場所への復旧作業でご多忙を極める中、スケジュールを調整して八代の復興とタンポポの再建のために力を尽くしてくださっています。本当に、感謝の言葉しかありません。■ 母の形見の陶器と、倉庫の状況一方で、悔しい出来事もありました。 改装後に使用する予定だったテーブルや機材、皿や備品などを保管していた倉庫が地震の影響で大きく傾き、倒壊の危険があるため立ち入れなくなってしまいました。その倉庫の中には、生前に母が趣味で作っていた、大切な形見の陶器のお皿がたくさん入っていました。 何とか取り戻したい一心で、危険を承知で何度か入ってみたものの、現在の状況では取り出すことができませんでした。形見を守れなかった悔しさは残りますが、今は前を向き、母が大切にしていた「タンポポの心」を新しいお店で形にしていくことが、未来への希望と信じています。■ 仮店舗での活動と、現在の取り組み現店舗の準備を進める傍ら、改装工事期間中はご縁をいただき、「タルタルのお店レオ」様(八代市田中西町16-5)の店舗をお借りしてケータリングなどの活動を行ってまいりました。また、地域への恩返しと復興への願いを込めて、以下の取り組みを行わせていただきました。 8月3日~8月8日: 無償お弁当のご提供(250~350食/日)8月21日~現在: 復興応援500円(税込) お弁当の販売 地域の方々の笑顔や涙される姿、「有難うございます...」「美味しかったです」「本当に助かりました」の声に、私たちがどれほど救われたかわかりません。 ■ 最後に八代市の復旧・復興と並行して、新店舗のオープンに向けた準備を全力で進めております。職人さんたちと力を合わせ、一日も早く皆様にリニューアルオープンのお知らせをお届けできるよう、一歩一歩進んでまいります。正確なオープン日が決まりましたら、改めまして活動報告やInstagram(https://www.instagram.com/yatsushiro_tanpopo?igsi=MW1nc21qOW9ybjExYw==)にてご報告させていただきます。今後ともタンポポをどうぞよろしくお願いいたします。タンポポ(有限会社MINANO) 代表取締役 水永裕一 もっと見る【感謝】リターン発送と旧店舗の現在
2026/04/17 14:24こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【御礼】クラウドファンディング終了。改めて感謝申し上げます。
2026/04/01 11:52皆様、こんにちは。タンポポ(有限会社MINANO)の水永 裕一です。昨日、2026年3月31日をもちまして、新店舗再建に向けたクラウドファンディングの全日程を終了いたしました。最終日まで、想像を超えるほど多くの方々から温かいご支援、そして励ましのお言葉をいただき、感謝感謝でございます。本当にありがとうございました。目標としていた数字には届きませんでしたが、この数ヶ月間でいただいた皆様からの応援やコメントが何よりも有り難く、どれほど勇気づけられたか分かりません。「本当に前を向いて進んでいかなければならない」という思いを改めて強くし、皆様の支えに心から感謝しております。皆様から託していただきました大切なご支援金は、新店舗再建のために、大切に活用させていただきます。「両親が築いた40年の歴史を、次の時代へ」クラウドファンディングという形での挑戦は一度区切りとなりますが、私たちの本当の挑戦はここから始まります。一日も早く、新しい店内で皆様の笑顔にお会いできるよう、全力で開店準備を進めてまいります。リターンの発送状況や、今後の開店準備のスケジュール等につきましては、主にInstagramにてアップデートさせていただきます。ぜひフォローして、これからの歩みも見守っていただけると嬉しいです。▼タンポポ 公式Instagramはこちらhttps://www.instagram.com/yatsushiro_tanpopo?igsh=MW1nc21qOW9ybjExYw最後になりますが、今回のプロジェクトで応援をいただきましたすべての皆様に、心からの感謝を申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。今後とも、これからのタンポポをよろしくお願いいたします。2026年4月1日タンポポ(有限会社MINANO)代表取締役 水永 裕一 もっと見る




コメント
もっと見る