今回の活動の中で、考えさせられるお話を聞きました。私の知り合いであるペットショップの方から伺ったのですが、以前、猫を迎えたお客様が「懐かない」という理由で返品されたそうです。理由は「懐かないと可愛くないから、懐く子がいい」とのことでした。その言葉に、強い違和感と悲しさ、そして怒りを感じました。猫にもそれぞれ性格があります。すぐに人に慣れる子もいれば、時間をかけて少しずつ心を開いていく子もいます。それは決して欠点ではなく、その子の個性です。人の思い通りにならないからといって手放す。気に入らなければ返品する。それは命を「モノ」として扱っているのと変わりません。もしこのような考えのまま保護猫を迎えた場合、同じことが繰り返されてしまうのではないかと強い不安を感じます。命が軽く扱われてしまう現実を、見過ごすことはできません。私たちが守りたいのは、ただ“かわいい”だけの存在ではなく、かけがえのない一つひとつの命です。迎える前に、本当に最後まで責任を持てるのか。その覚悟を、今一度考えていただきたいと願っています。どの子も、それぞれのペースで心を開いてくれます。その過程も含めて愛していただけたら嬉しいです。これからも、命と真剣に向き合う活動を続けてまいります。引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです。




