注目のリターン
はじめまして!
ご覧いただきありがとうございます!
NPO法人あそびが寺の
綿谷駒太郎(わたたに こまたろう)です。
みんなからは「こまちゃん」と呼ばれています。

地域のお寺で
子どもの居場所づくり
私が暮らす滋賀県愛荘町(あいしょうちょう)には
勝光寺(しょうこうじ)という立派なお寺があります。
住職さんが不在になり
門徒(檀家)さんが減っていくなか、
2年ほど前から勝光寺をお借りして
『放課後自習寺』
として地域に開いてきました。
子どもたちが自ら考え行動し、
自分たちの居場所を自分たちで作る
“こどもとつくるこどもの居場所”です。

子どもも大人も
みんなの居場所へ
放課後自習寺は週2日。
毎回子どもが30~40人ほど集まり
自由に過ごし、遊び、学んでいます。
約2年を経て、愛荘町内外のみなさんに認知いただき
保護者や地域のみなさまから
「こんな場があってありがたい!」
というお声をいただくようになりました。
そしてこれからは子どもだけでなく、
親や門徒さんもふらっと立ち寄れる
大人の居場所にもしていきたいと思っています。
そこで計画しているのが『おてらリビング(仮)』です!

おてらリビング(仮)
を始めたい!
おてらリビング(仮)とは、
大人も子どもも、愛荘町の方も町外の方も
集まった人々でテーブルを囲んでご飯を食べる
毎月1回のご飯会です。
ご近所さんたちと食事しながらお喋り。
親子連れ同士でたまには一緒にゆっくりご飯。
よそから来た人に「なんで来たの?」。
誰かの誕生日をみんなでお祝い。
やりたいのは特別なことではなく、
日常の延長線上です。
ただそれをきっかけに、大人も子どもも
思わぬ出会いが生まれたり
多様な考えや価値観に触れたことが、
自身の学びや喜びになったり
やりたいことや夢への後押しになるかもしれない。
子どもとお寺 を基盤とすれば、
おてらリビング が起点です。
これは、
『無住職寺院という“地域の余白”を活用し、
子どもとお寺を中心とした地域コミュニティづくり』
の挑戦なのです。

おてらリビングをきっかけに勝光寺はより地域に開かれ、
今以上に愛荘町に人々とってかけがえのいない場になると同時に、
全国で課題となっている空き寺を利活用し
地域の守り続けるモデルとして全国に発信できる
と信じています。
今回のクラウドファンディングで
勝光寺にキッチンスペースを整えるための資金を
みなさんにご支援いただきたいと思っています。
これまで私がどんな想いで、何をしてきたのか。
そして、つくりたい未来のこと。
もっと詳細をお伝えしたいので、
ぜひ続けて読んでいただけると嬉しいです。
教育・教師の道へ
私は大学で『社会教育』という分野を専攻していました。
学校教育と家庭教育に対して
それ以外の領域を社会教育と分類し、
例えば公民館や児童館、図書館などは社会教育の場であり
社会人が学び直しで大学に入る“リカレント教育”も
社会教育の領域です。
将来、子どもに関わる色々な仕事が
できることを思い描いていたのですが、
もともとその道へ進んだきっかけは
私が高校生の時、
実家で両親が里親をはじめたことでした。

私には17歳年下の弟がいます。
我が家には「やりたいことを本人に決めさせてやる」
という教育方針があって、
弟が小さい頃から一緒に暮らしていました。
おかげで弟は、
生まれや境遇といったことに縛られず、
常に自信を持って
周りから頼られるような人に成長しています。
ひとりの人生に影響を与えられる教育って、
すごくやりがいがあって楽しくて
でも責任感がある。
教育っていいなと思って、その道へ進みました。

子ども居場所づくりのため
愛荘町へ移住
地域おこし協力隊に
私立学校で働いていたことがあり、
そこは時間割や校則などをみんなで話し合って決めるという
「日本一自由な学校」と呼ばれる学校でした。
個性が尊重され、自己決定をしながら学んでいく経験は
子どもたちの自信を着実に育む、素晴らしい教育でした。
しかし、一方で私立学校のため学費が高く、
通える子どもは限られてしまうことに
私はもどかしさを感じていました。
もっと平等に、もっと様々な境遇の子どもに
こうした教育ができないだろうか。
考え着いたのが、
地域の中で子どもの居場所づくりをすることでした。
愛荘町は、子育て世代が増えている町で
私の地元の大阪からも近い。
今後の事業展開なども見据えたとき、
最初のモデルをつくるのにぴったりなこの町ではじめようと、
地域おこし協力隊になりました。

勝光寺との出会い
協力隊に着任して2年目の後半。
地元の方々と関係性を築くために
イベントの企画やお手伝いをしていると
「お寺を利活用してほしい」
とお声がけをいただきました。
その方は勝光寺で門徒会長をされていて、
なんでも昔、お寺には保育園があり、
現在の町長さんや私がお世話になっている方々が
幼い頃に通っていたと言うのです。
お寺を再び、
子どもたちの声が聞こえる場所にしたい、と。
勝光寺の境内はとても広く、小学校から近い。
子どもの居場所づくりにぴったりな場所でした。
門徒会長さんと何度も打ち合わせをし、
子どもが道路に飛び出さないように
スタッフを募って見守ってもらったり...
本当に細かいことをひとつずつ丁寧にほぐして組み立て、
門徒総会にてプレゼンし、
満場一致でお借りすることができました。

放課後自習寺を開始!
ところが...
補助金の申請。
設備や物品の整備。
チラシまき。
しっかりと準備期間を経て、
2024年の夏に放課後自習寺を始めました。
ところが、肝心の子どもたちがなかなか来てくれない。
数人しか集まらず、「来たけど何したらいいの?」という表情。
それもそのはず、
私に経験があるのは子どもが既いる環境での教育で、
ゼロから集めることはやったことがなく、
分からないことだらけでした。
最初はとにかく会話しようと、
トランプを出したり、ボードゲームを囲んで一緒に遊んだり...

すると、少しずつ打ち解けて
子どもが友達を連れてきてくれるようになり、
私やスタッフと喋るために来るような子も増えていきました。
だんだん場所に愛着がわいてきたのか、
お寺でこんなことをしたい!という声が上がり、
クリスマス会やお泊り会が生まれたのです。

子どもがイチから考えた
お泊り会 in 勝光寺
昨年に子どもスタッフを募り、
やってみたいことの話し合いをしてみました。
すると、思った以上に20人ほどの子どもたちが集まり、
120個もの案が挙がったのです。
1カ月半かけて話し合いを続けるうちに
お泊り会にして、やりたいことを色々詰め込んでみることに。
花火や肝試しもしたいし、夕飯はオムライスを作って食べたい。

子どもたちが一番やりたかった
『夜にコンビニに行くこと』
もタイムスケジュールに加わりました(笑)
みんなでチラシを作って、町内の各学校に配って。
本当に子どもと一緒に一から全部をつくった会でした。
私自身も面白かったし、とても良かった。
子どもたちから「今年またやろう!」と、
よく言ってくれます。

おとな都合の
ルールを作らない
子どもたちとは横並びの関係でいること
を大切にしています。
教師と子ども、親と子ども、のような
『教える⇔教えられる』の関係ではなく、
タメ口でいいし、あだ名で呼び合う。
困ったことがあれば、素直に言い合う。
大人でも嫌なことは嫌と言う。
お寺の鐘を2回突くと、火事の知らせとなって
周りの住民がビックリして出てきてしまう。
そんなことが続けば運営しづらくなってしまうから
鐘は突かないでね、と納得してもらう。
大人主導かつ大人の都合のルールを作らない
ことも意識しています。
学校や塾、家庭とも異なるこの環境を
子どもは求めていると思います。
今は毎回30~40人の子どもが通ってくれていて、
最も多いときは70人以上の子どもが集まりました。

広がる
子どもの居場所づくり
実は、放課後自習寺を始めた当初、
地域の方々からはどう受け止められるか
不安でいっぱいでした。
合わなかったら辞めたらいいと思っていましたが、
意外と沢山の保護者の方が有難がってくださって、
地域の方々も「いい活動してるね」と言ってくれます。
勝光寺をきっかけに、
隣町の多賀町で放課後の子どもの居場所づくりの
立ち上げにも関わりました。
今年度は愛荘町内の学校に
放課後の子どもの居場所をつくる計画に加わります。
ほかにも、
愛知中学校・高校での起業体験プログラムや、
小学生向けに企業を巻き込んだ探求学習の授業、
子どもやまちづくりの文脈でイベントに呼んでいただいたりと、
協力隊の任期終了後も活動を広げています。

大人にとっても。
地域みんなの居場所へ
昨年に三重県尾鷲市(おわせし)の
子どもの居場所づくりを見学しました。
そこでは、保護者のママさん同士やご近所の方、
旅行で訪れた親子連れなど
老若男女多様な人が子どもを中心に集まり、
混ざりあっていました。
そして子どもだけでなく、
大人にとっても居場所になっていることが
すごく良いなと思ったのです。
そうしたなかで生まれた偶然の出会いから
「こんな人がいたんだ」とか、
「そんなことやってるんだ」って憧れたり、
「この人と何か一緒にやりたい」と燃えたり、
そういった気持ちや想いが湧き起っていく。
こうした“起こり”は数値化できなく、なかなか行政の
受託事業や営利事業では組み立てづらいことです。
でも、まちづくりにはすごく必要な視点で、
子どもの発育にも必要なことだと思うのです。

大人の居場所にもなれば、
子どもが大人と関わるきっかけにもなる。
いろんな人と出会い、知って憧れていくうちに、
自分のやりたい道がぼんやりと見えてくる。
そういうことを勝光寺でも
作っていきたいなと思いました。
子どもの居場所から、大人にとっても居場所となるように。
おてらリビングという月1のご飯会を開催し、
三重県尾鷲市のように
様々な人が集まる場を醸成していきたいです。
子どもだけでなく、大人も
人との出会いの中で「自分のやりたいこと」を見つけて、
新たなチャレンジのきっかけになったり、
移住するきっかけになったり、
そんな場所を作りたいと考えています。
そのためにキッチンスペースを含め、
みなさんをお迎えできる環境を整えていきます。
それともう一つ、
放課後自習寺が無い日に、
お寺の場所貸しを始めようと計画しています。
おてらリビングで刺激を受けて
「なにかやってみたい!」と思った方が
気軽に始めやすく、辞めやすい環境を作って、
新しいチャレンジが増えるような場所を作りたいと思っています。
借りていただきたい方は、企業や事業者さんはもちろん
ママさんやシルバーさんなど、
起業やビジネスから少し距離のある人も大歓迎で
みんなの「やってみよう」が叶えられる場所に
できたらいいなと思っています。

みんながみんなを
おおらかに見守れる
豊かな社会へ
NPO法人あそびが寺 のコンセプトは
「みんながみんなをおおらかに見守れる」です。
「目標を持とう」とか「挑戦しよう」は、
ちょっと肩肘を張っているようで、
やらないといけない感じで、あまり好きじゃないんです。
でも、みんなに
「やってもいいよ」「失敗してもいいよ」
という雰囲気があれば、
誰でもいろんなことにチャレンジできると思うのです。
子どもに限定せず、勝光寺に関わってくれているみなさんが
おおらかに応援し合えるような雰囲気ができたらいいな。
そういうものをつくっていきたいと思っています。
このお寺から。

最後に
ここまでご覧いただきありがとうございます。
NPO法人あそびが寺 の綿谷駒太郎です。
僕たちのコンセプトは
「あそびがてら、まなぶ、つながる、あこがれる」。
活動の根底にあるのは、すべて人との出会いです 。
子どもたちが “かっこいい大人” に出会い、
大人が “挑戦する仲間” に出会う。
そんな何気ない出会いの積み重ねが
場所に愛着を生み、
人生を切り拓く力になると信じています 。
今回の『おてらリビング』は、
その出会いをさらに広げるための挑戦です。
愛荘町の方も、遠く離れた都市部の方も、
ここを「第二の故郷」だと思って
ぜひ仲間に加わってください。
みんながみんなを、おおらかに見守り合える豊かな社会を、
このお寺から一緒につくっていきませんか?
温かいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、
計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
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もっとフランクに、もっと身近に、交流してほしい
2026/05/01 09:00【もっとフランクに、もっと身近に、交流してほしい】2024年夏から月1回実施してきたMeets中山道。「挑戦したい人、したいひとが繋がる場所」というコンセプトで、Next Commons Lab愛荘の事業として実施してきました。昨年は毎回3~4名の県内外で活躍するプレーヤーをお呼びし、話題提供として活動のピッチをしていただき、その後交流する。ということをしてきました。今まで登壇された方は、まちづくり関連の事業をされている方はもちろんのこと、よしもとの芸人さんや、町のお医者さん、大学の先生に、地元の若手農家さんまで様々。登壇者のトークと繋がりをつくりに毎回多くの方が来場され、つながりの可視化として稼働しているオープンチャットには81名の参加があります。しかし課題として、一部の意識の高い方以外が参加しにくいというものがありました。当たり前ですが、まちを構成する人はみんな、なにかに挑戦したり、挑戦したいと思っているわけではありません。そういう意識が高い人が多い空間の中で、「自分はなにもやっていないのに」「やる予定もないのに」とおっしゃる方が恐縮する様子も見てきました。なので、今回の「おてらリビング(仮称)」を立ち上げる理由の一つとして、「Meets中山道よりもフランクで、まずは町の人と美味しい食事をでつながる場所を作りたい」というものがあります。こういったゆるーい繋がりの中から、誰かに憧れたり、一緒に何かを立ち上げたいと思って、Meets中山道に接続していきたいと考えています。 もっと見る
「おてらリビング」クラファンのきっかけ
2026/04/30 11:08今年の1月、「愛荘町や駒さんが求めているものが、尾鷲市にあるかもしれない!」と元 (NPO)Etic. の伊藤順平さんにご紹介いただき、三重県尾鷲市へ伺いました。かつて「東洋一」と言われた火力発電所を持つ港町、尾鷲市。しかし、2018年の発電所の撤退や一次産業の衰退により若い世代が流出してしまい、未来を描けないムードに包まれていました。そんな中、立ち上がったのが『一般社団法人つちからみのれ』のみなさん。彼らは火力発電所の撤退をマイナスと捉えるのではなく、「まさに世界が望む脱炭素社会への入り口であり、私たちがその先頭に立っている」とポジティブに転換しました。一般社団法人つちからみのれの伊東さん、風花さん から、「尾鷲市」ついて、「つちからみのれ」について、2日案内やお話をしていただき、彼らが運営する多世代の居場所「むむむ。」や、地域交流の場「むかいアブサロン」も見せていただきました。そこには、「0歳から150歳まで、誰1人として取りこぼさない」 「子どもからおじいちゃんおばあちゃんまでが集い、地域の資源を活用しながら100年後の未来へ繋げていく」というビジョンに沿った、あたたかい景色がありました。「むむむ。」は「子どもたちの自己決定を大切にしている」という点で、愛荘町で運営する「放課後自習寺」に近い雰囲気を感じましたし、「むかいアブサロン」は子どもの居場所だけでなく、大人も楽しめる居場所を作るという点で、僕やNPO法人あそびが寺が『次に目指すべき姿』だと感じました。なにより「むかいアブサロン」での、みなさんのおもてなしがすごかった。はじめての場所で、はじめて一緒にご飯を食べるメンバーなのに、昔からの友達のような暖かさがありました。アブサロンには毎回多くの方が訪れているようですが、80代の方がおめかしをしてこの日を楽しみにしているそう。子どもを中心にみんなが月に一度のこの場を楽しみにする。「おてらリビング」もそんな場所にしていきたいと思います。実は今回のクラファンは、つちからみのれの伊東さん、風花さんにサポートいただいています。尾鷲で学んだ「課題を希望に変え、多世代で未来を作る」という想いをもって、愛荘町で「おてらリビング」を作っていきます。つちからみのれ さんの活動はこちらから もっと見る




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