
第10回 芦屋ジャズフェスティバル。
よく聞かれることがあります。「芦屋ジャズって、ジャズだけなんですか?」と。
答えは、少し違います。
もちろんジャズフェスティバルなので、ジャズが軸にあります。でも実際には、ゴスペル、ビッグバンド、ポップス、ファンク、さまざまな音楽が街の中で鳴っています。
それでも「芦屋ジャズ」と呼んでいるのには理由があります。
ジャズって、もともと“自由な音楽”なんです。
決まった形に縛られず、その場の空気や人、場所によって変わっていく。アドリブがあって、出会いがあって、混ざり合っていく。
そういう意味で、芦屋ジャズフェスティバルは“ジャンルとしてのジャズ”というより“文化としてのジャズ”に近いのかもしれません。
駅前の野外ステージで風に乗って聴こえてくる音。教会で静かに響く音。ホールで包み込まれるような音。街の中の会場で、人と人が自然に混ざっていく空気。
そのすべてが合わさって、あの1日が生まれます。
このフェスは、最初からずっと出演者、店舗、ボランティア、そして来てくれる皆さんと一緒に作ってきました。
だからこそ、ジャンルを超えて、世代を超えて、“音楽と笑顔が溢れる1日”になる。
今年は第10回。
ここから先も、この形を続けていきたいと思っています。
芦屋の街に、音楽が鳴って、誰かが足を止めて、気づいたら笑顔が広がっている。
そんな1日を、これからも。
音楽と笑顔が溢れる1日を。



