2018/09/18 21:41

 

こんにちは!

遅くなりましたが、本日はコンペ合宿の4日目をレポートしたいと思います!

 

資料提出日、いよいよ大詰め。

合宿4日目。この日最大のイベントは、コンペ用の「資料提出」。

連日の寝不足の中、この日も朝はやくから作業が開始しました。

 

この日は話し合いは大方終わっているチームがほとんどで、プレゼン用のスライドを作る人、スライドに載せるパースを描く人、模型を作る人など、分担して個々で作業しているのが印象的でした。

 

上の写真は、模型に入れる家具の本棚を作っている様子。これ、本棚本体だけではなく、中に入る本まで作っているんです。

とってもリアルで、ミニチュア好きにはたまらないですね!

 

17時半、提出の時。

朝から作業が続き、気づけば時刻は17時半に。ついにコンペ用の資料提出の時間になりました。全4チームから発表用のスライドのデータを受け取り、無事に全班の提出が完了しました。

 

今回の提出で印象的だったのは、どの班も時間に切羽詰まった様子がなかったということ。普段学校でこなす課題の提出間際の作業場は、「殺伐」というワードがピッタリすぎるくらいの空気感で、みんな焦っていて心に余裕がない状態なんです。

あるメンバーに話を聞いたところ、「提出前に完徹(一睡もしないで次の日まで作業をすること)しなかったの、初めてかもしれない!」とのこと。

 

今回はなぜそんなに作業がしっかり進んだのか疑問に思い、自分なりに考えてみました。

その結論としては2つあって、まず一つ目は「グループでやっているから」。普段学校では基本的に個人個人で課題をやるので、どれだけスケジュールがずれ込んでも、自分がやればいい。でも今回のようにチームでの作業は、自分以外の人にも迷惑がかかる。その危機感がうまく作用したのではないかと思いました。

もう一つは、各チームの人数。今回は6人1チームで進めてもらっていました。この「多すぎず、少なすぎない人数」が、責任感のない人をつくることなく、人手が足りなくて作業が難航することもなく作業効率を高めてくれたのではないかと考えました。

 

プレゼン用の模型も完成!

各チームスライドを提出した後、プレゼン用の模型も完成しました!

審査する人などに「どんな空間をデザインしたのか」ということがしっかり伝わるように、材質や色味にも気を使って模型を完成させています。

 

模型はディテール(細部)にもこだわりが。このチームでは植物を引っ掛けてインテリアとすることもできる、というイメージを模型を使って表現しています。

個人的にツボだったのはこのチームの模型。上の写真は玄関部分の模型写真なのですが、お気づきでしょうか…?

なんと、玄関に靴が…!(1つしかないのも少し気になるポイントではありますが…(笑))

こうした遊び心があるのも、それを見つけた時に思わず微笑んでしまうのも、建築模型の魅力なんです。

 

 

いよいよ次回、最終日の様子について紹介します。

どんなコンペになったのでしょうか…? お楽しみに!!