消えゆく茅葺きを、もう一度未来へ

広島県北広島町にある浄土寺の山門は、茅葺き屋根で幾百年もの時を越え、人々を静かに迎え見送ってきました。朝夕に差し込む光、くぐるたび背筋が伸びるあの感覚。しかし今、茅葺き屋根は深刻に痛み、この風景が失われる危機に!そこで50年ぶりに葺き替えることになりました。みなさまの応援で力を貸してください!

現在の支援総額

453,000

15%

目標金額は3,000,000円

支援者数

42

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募集終了まで残り

51

消えゆく茅葺きを、もう一度未来へ

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あと 51

目標金額3,000,000

支援者数42

広島県北広島町にある浄土寺の山門は、茅葺き屋根で幾百年もの時を越え、人々を静かに迎え見送ってきました。朝夕に差し込む光、くぐるたび背筋が伸びるあの感覚。しかし今、茅葺き屋根は深刻に痛み、この風景が失われる危機に!そこで50年ぶりに葺き替えることになりました。みなさまの応援で力を貸してください!

◉はじめに

このページを見つけ、開いてくださり、本当にありがとうございます。

数あるプロジェクトの中で、この山門のことに目を留めて頂けたことをとても嬉しく思っています。


広島県北広島町・志路原(しじはら)地区には、古くから受け継がれてきた美しい茅葺の風景があります。その象徴ともいえる 浄土寺の茅葺き(かやぶき)山門は、地域に住む人々の“心のふるさと”として、長い年月を見守り続けてきました。

しかし今、その山門が老朽化により 失われてしまう危機 に直面しています。「この景色を、未来の子どもたちに残したい」「茅葺文化そのものが消えゆく今だからこそ、動かなければならない」

そんな想いから、このプロジェクトを立ち上げました。

◉浄土寺について

浄土寺は浄土真宗本願寺派のお寺で、約400前に茅葺き屋根の山門が建てられました。

第二次世界大戦の際に金属供出で戦争に出された鐘が53年を経て帰ってきて、現在は本堂横に「平和を希う釣り鐘」として置かれています。

お寺周辺には国の特別天然記念物「オオサンショウウオ」が生息しており、とても自然豊かな場所です。

◉プロジェクトの実行者について

私たちは、このお寺に生まれ育った姉妹です。

幼い頃から当たり前のように見てきた山門。

行き帰りにくぐり、季節の移ろいを感じ、いつも静かにそこにある存在でした。

けれど、その当たり前は決して当たり前ではないと気づきました。

風雨にさらされ続けた茅葺の屋根は少しずつ傷み、このままではいつか失われてしまうかもしれないーー

そんな現実を目の当たりにしました。


伝統的な茅葺き屋根の修復は、決して簡単なものではありません。

大きな費用と、専門的な技術、そして多くの人の力が必要です。


それでも私たちは、この山門を未来へ残したいと強く思っています。

「守られてきたものを、次の世代へつなぐこと」

それが、ここで育った私たちにできる役割だと感じています。

今回の挑戦は、単なる修復ではなく、

この場所に流れてきた時間や人々の想いを未来へつなぐことだと考えています。


けれど今回の挑戦は、

決して私たち姉妹だけのものではありません。


日頃からお寺を支えてくださっている地域の皆さん、この山門に想いを寄せてくださる方々、そして今回の取り組みに共感し、力を貸してくださっている多くの人たち。

すでにこのプロジェクトは、たくさんの方の想いによって動き始めています。


だからこそ私たちは、

この山門を“守る”だけでなく、

“みんなでつないでいくもの”として未来へ残したいと考えています。

◉このお寺・山門が地域にとって持つ価値

浄土寺の茅葺き山門は、志路原地区の人々にとってただのお寺ではありません。

• 子どもの頃に遊び、季節の節目に訪れた思い出の場所

• 帰省したときに「帰ってきた」と実感する景色

• 地域の歴史と暮らしが形となって残る象徴

• 写真家や参拝者にとって、地域の魅力を伝える“入口”

つまり、山門は「地域の記憶と文化が凝縮した存在」なのです。

また、茅葺き山門が現存している寺院は広島県内でも非常に貴重で、文化財的価値だけでなく、地域の観光資源としても大きな魅力 を持っています。

この山門が失われれば、志路原の風景は二度と元には戻りません。

◉プロジェクト立ち上げの理由 ーなぜ今、支援が必要なのかー

長い年月をかけて守られてきた茅葺き屋根は、今まさに大きな節目を迎えています。

自然素材である茅は、定期的な葺き替えが必要ですが、その担い手である職人の数は年々減少し、技術の継承も難しくなってきました。

このまま葺き替えることができなければ、建物はゆっくり傷み、やがて失われてしまいます。

それは単に「ひとつの建物がなくなる」ということではなく、そこに積み重なってきた暮らしや風景、そして人と人をつないできた時間までもが途切れてしまうことを意味します。


浄土寺の山門は、約400年前に地域の御門徒方が鐘楼門(お寺の鐘撞堂)として建ててくださりました。

かつてお寺の鐘は「街の時計」として、人々の生活のリズムを支えてきました。同じ音を聞き、同じ時間を共有することで、地域には見えないつながりが生まれていました。

茅葺き屋根もまた、その時代の暮らしとともにあり、人々の暮らしを静かに見守ってきた存在です。

約50年前に葺き替えられた茅葺き屋根が現役のまま残っています。しかし、長く風雨にさらされたことで茅は痩せ、抜け落ち、・雨漏りの発生・木部の腐食・構造全体への負担といった深刻な劣化が進んでいます。

職人さんからも「直すなら今しかありません」と言われ、地域としても大きな決断をする時期に来ていました。

私たちは話し合いを重ね、“今、行動しなければ二度とこの茅葺き風景は戻らない”という結論に至りました。

 

◉このプロジェクトへの想い・実現したいこと

私たちが目指すのは、浄土寺の茅葺き山門を約50年ぶりに葺き替え、未来へ残すこと。

山門を守ることは、地域の歴史と文化そのものを未来へ届ける行為だと考えています。

修繕によって

• 美しい原風景がよみがえる

• 伝統建築・職人技である茅葺き文化を未来へ残す

• 観光としての魅力が高まる

• 地域の誇りが次世代につながる

・「文化・伝統を守る側」に参加できる機会を提供する

といった広い価値を未来へもたらします。


一本の茅では足りない。

でも、一本の茅がかけても成り立たない。

茅葺き屋根は、どれか一本が特別なのではありません。

すべての茅がそろって、初めて屋根になります。


あなたの支援が、

「文化を見守る側」から

「文化を未来へ手渡す担い手」としての一茅(ひとかや)になります。


◉これまでの活動と準備状況


私たちは、プロジェクト実現のためにすでに以下を進めています:

• 茅葺き職人の確保と工期調整

• 茅の手配

                茅刈り体験(芸北千丁原にて)

• 山門の劣化状況の調査

• 地域説明会の開催(賛同多数)

• 工事の事前準備

修復に必要な体制は整いつつあり、残る課題は 資金面でのご支援 です。

◉未来への展望

山門が生まれ変わった先には、明るい未来のビジョンがあります。

● 1. 地域景観の再生

茅葺きが美しくよみがえった山門は、志路原の新たな誇りとなり、訪れる人の心に残る風景になります。

● 2. 茅葺き文化の継承

工事の様子や資料を共有し、伝統技術を学べる機会をつくります。茅葺き文化が“次の世代の好奇心”へとつながります。

● 3. 地域の交流活性化

山門は地域の「玄関」。写真愛好家、参拝者、観光客などが訪れ、地域に新しい交流が生まれます。

● 4. 次の100年へ向けた文化財保全

今回の修復は未来へのバトン。「守り継ぐ文化」を本気で次の世代へ渡すプロジェクトです。


                  前回の葺き替え完成写真

◉リターンについて

このプロジェクトのリターンは、単なる「お礼の品」ではなく、この山門の未来を一緒に作っていただくための“つながり”だと考えています。

ご支援いただいた一つひとつが、茅葺き屋根の修復へと確実につながっていきます。

そしてその証として、かたちに残るもの、体験して残るもの、さまざまな形で感謝の気持ちをお届けできればと思っています。

◉今後のスケジュール


5月上旬 茅葺き屋根葺き替え着工
6月末 浄土寺茅葺き屋根山門 完成予定
7月 クラウドファンディング終了
7月末〜 リターン発送

◉いただいた応援コメント

八木 洸也

NPO法人 西中国山地自然史研究会

芸北茅プロジェクト 担当

 

浄土寺の山門は、地域の営みを凝縮した叡智の結晶だと思います。

人の手によって刈られたススキ(茅)が、人の手によって葺かれ、傷んだ屋根は土に還る。この循環は、縄文時代から続く人の営みそのものです。

この循環が連綿と受け継がれていく限り、浄土寺の山門もまた、未来へと生き続けていくのだと思います。

1332年の建立以来続いてきた営みが、これからも後世へつながっていくよう、このプロジェクトを心より応援いたします。

 

田口 勇輝

瑞穂ハンザケ自然館

数百年にわたり、地域の方々や子どもたち、サンちゃんをはじめとする豊かな自然を見守ってきた大切な山門。これからも末永く、地域の皆さんとともに、志路原の人々を見守り続けてほしいと願っています。


児玉 健

株式会社児玉ゴム商会 専務取締役

株式会社NEXYCL 代表取締役

 

私たち株式会社児玉ゴム商会、そして株式会社NEXYCLは、ものづくりの現場に根ざし、「素材を最後まで活かすこと」「価値を次の世代へつなぐこと」を大切にしてきました。

浄土寺山門の茅葺屋根は、一本一本の茅が重なり合い、長い年月をかけて風景と人の営みを支えてきた存在です。

「一茅(ひとかや)を支える」という考え方には、小さな一つひとつの行為が集まり、大きな価値と循環を生み出すという、私たちの事業思想とも深く通じるものを感じています。

失われつつある文化や技術を、次の循環へと手渡していくこの取り組みを、地域とものづくりに携わる立場から、心より応援します。


◉代表者挨拶

浄土真宗本願寺派 浄土寺住職 朝枝泰善

50年前に全面葺き替え、30年前に修復する様子を覚えています。

42歳で住職になり、茅葺き屋根山門が少しずつ悪くなっている様子を知っていましたが、修復するどころか見て見ぬふりをしていた結果、大変な状況になったと気付かされました。

いろんな方から「早く修復したほうがいいよ」と言われながらもなかなか決心がつきませんでした。有志の方が集まって修復するプロジェクトを立ち上げて修復をお願いすることになりました。御門徒様にもお願いをしたところ協力してくださる方々も増えてきました。

しかし、まだまだ資金が足りません。そのためクラウドファウンディングをさせていただくことにいたしました。全国的にも珍しい山門(鐘楼門-鐘撞堂)を残していくためにもご協力いただけると幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

最後に

茅葺きの山門は、地域の誇りであり、日本の美しい文化そのものです。しかし、放っておけば失われてしまう儚い存在でもあります。

この山門をくぐる人は、これから先もきっといます。

修復された屋根の下を、あなたの家族や、まだ出会っていない誰かが、静かに通り過ぎていくかもしれません。

そのとき、

「この山門は多くの一茅に支えられて残った」

と、胸を張って語れる未来をつくりたいと考えています。

どうか皆さまのお力をお貸しください。「消えゆく茅葺を、もう一度未来へ」この想いを、共に未来へ届けていただけませんか。

心よりお願い申し上げます。

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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