若手女性棋士の新しい舞台をつくりたい

囲碁のプロ棋士の世界には、素晴らしい実力を持つ若手棋士がたくさんいます。
若手棋士たちの活躍の場は少しずつ広がっているものの、真剣勝負の姿や、一人ひとりの魅力に触れていただける機会は、まだ限られています。
若手棋士が真剣勝負に挑み、その姿を多くの方に見ていただける舞台が、もっと増えていく囲碁界にしたい。白瀧らんか杯は若手女性棋士に焦点を当てた大会ですが、その根底には、次世代を担う若手棋士の挑戦を支えたいという思いがあります。
同時に、囲碁が持つもうひとつの大きな魅力――日本の伝統文化としての美しさも、次の世代へつないでいきたいという思いがあります。
囲碁は世界中で親しまれているボードゲームであり、近年ではマインドスポーツとしての側面にも注目が集まっています。
その一方で、和服を着用して対局する機会がほとんどなくなるなど、伝統文化としての囲碁に触れる機会は少しずつ失われつつあります。
若手棋士の新しい舞台をつくること。
囲碁を伝統文化として次世代へつなぐこと。
そして、囲碁を知らない方にも、その魅力に触れていただくきっかけをつくること。
その思いを形にする大会が、白瀧らんか杯です。
プロジェクトの実行者について
改めまして、白瀧らんか杯運営委員会代表、囲碁棋士の木部夏生です。
私はこれまで、囲碁の魅力をより多くの方に届けること、そして囲碁と和文化を掛け合わせた体験をつくる企画にも取り組んできました。

クラウドファンディングの経験として、過去にCAMPFIREにて「囲碁棋士の魅力をもっと広めたい!棋士の素顔が見えるフォトブック製作プロジェクト」のメンバーとして、女流棋士フォトブックの制作に携わりました。
このプロジェクトでは、囲碁ファンの方々だけでなく、多くの皆さまから関心とご支援をいただきました。
女流棋士フォトブックの制作を通して「棋士を推す」「棋士の人となりを好きになる」という、新しい囲碁界への興味の入り口を提案できたと感じています。
また、2023年から毎年夏ごろに、浴衣囲碁まつり実行委員会の一員として「浴衣囲碁まつり」を開催しています。
過去3回の開催では平均200名の方にご来場いただき、大盛況のイベントとなりました。
入門者向け企画にも積極的に取り組み、ライト層からコア層まで、さまざまな方に浴衣姿の棋士と囲碁を楽しんでいただける、夏の風物詩となるイベントを目指して活動しています。
多くの方にご来場いただいた浴衣囲碁まつり2024の集合写真
女流棋士フォトブックでは“写真”という形で、浴衣囲碁まつりでは“棋士との交流”という形で棋士たちの魅力を届けました。
今回は新たな挑戦として、若手女性棋士が輝く“舞台そのもの”をつくりたいと考えています。
これまで積み重ねてきた活動と経験があるからこそ、今回の白瀧らんか杯にも本気で挑みたいと思っています。
この大会が生まれたきっかけ
今回の「白瀧らんか杯」は、私ひとりがゼロから思いついた訳ではなく、白瀧呉服店様の思いから生まれた企画です。
将棋やかるたの世界で、若手女性プレイヤーの大会を協賛されている「白瀧呉服店」店主の白瀧佐太郎様から、あるとき「ぜひ囲碁界へのお手伝いも何かさせていただきたい」とお声がけをいただきました。

白瀧呉服店様はこれまでも今も、若手女性プレイヤーが真剣勝負に挑む大切な舞台を、和の空間と和装文化とともに支えてくださっています。
その思いを囲碁界にもつなげたいというお声がけを受け、囲碁でも若手女性棋士が輝ける新しい舞台をつくれないかと考え、この大会の企画が立ち上がりました。
私はこのお話をいただいたとき、白瀧呉服店様の思いと、自分がこれまで感じてきた「囲碁の伝統文化としての魅力を伝えたい」「若手棋士の活躍の場を増やしたい」という思いが、ひとつにつながったように感じました。
こうして、歴史ある呉服店である白瀧呉服店様にご協力いただき、囲碁と和文化を掛け合わせた新しい大会「白瀧らんか杯」開催を目指すことになりました。
囲碁棋士の皆さまからの応援とご協力
この大会の趣旨に共感し、多くの囲碁棋士の先生方から温かい応援の言葉に加え、リターンへのご協力や記念対局の実施など、さまざまな形で力強いご支援をいただいています。
ご協力くださる棋士の皆様から、白瀧らんか杯へのメッセージを頂戴しました。
一力遼名人
近年、女性の棋士は増えてきていますが、若手の女性に対象を絞った大会は今まで無かったので、「白瀧らんか杯」をきっかけにトップで活躍する棋士が現れることを願っています。
一力遼名人は、優勝者との記念対局のお相手を務めて下さいます。

林漢傑八段
このたび、『白瀧呉服店』さまのご尽力により、若手女性大会が新たに誕生いたしました。
近年の囲碁界は、男女ともに世界の頂点に立つ棋士が現れ、さらに若手の活躍も目覚ましく、ますます盛り上がりを見せています。
囲碁は奥深いゲームであると同時に、人と人とをつなぐコミュニケーションの魅力も持っています。ぜひ本棋戦を通して、多くの方に囲碁の楽しさと魅力に触れていただけましたら幸いです。
林漢傑八段は、白瀧らんか杯のYouTube配信で解説を担当して下さいます。

吉原由香里六段
白瀧呉服店さまの多大なるお力添えの元、若手女性棋士たちに素晴らしい機会をいただきました。棋士は真剣勝負の機会が多ければ多いほど、飛躍します。若手育成と、和の魅力が伝わるこの機会に是非ご支援をお願いします。
吉原由香里六段は、白瀧らんか杯の大盤解説会で聞き手を務めて下さいます。

茂呂有紗三段
和服×囲碁という伝統文化を組み合わせた大会が始まります!和装での対局は若手女性棋士にとっても大きなモチベーションになると思います。
これを機にタイトル戦や就位式で、棋士の和装が増えたら素敵ですね。
茂呂有紗三段は、白瀧らんか杯のYouTube配信で聞き手を担当して下さいます。
大会特別ゲスト

上野梨紗扇興杯
2006年(平成18年)6月24日生。東京都出身。藤澤一就八段門下。東京本院所属
2019年入段。タイトル獲得総数は4。
上野愛咲美六段は実姉。
上野梨紗扇興杯は、白瀧らんか杯の大盤解説会で解説を担当して下さいます。
※公式対局の都合のより、解説者は変更となる場合がございます。
こうした応援の声をいただけていることも、この大会を盛り上げ、次へとつなげていくための大きな力になっています。
白瀧らんか杯に出場する棋士たちのご紹介

本大会には、20歳以下の若手女性棋士4名が出場予定です。
それぞれが異なる魅力を持ち、これからの囲碁界を担っていく存在です。
この大会で生まれる一局一局が、彼女たちにとって新たな経験になり、次の成長や目標につながっていくはずです。
そんな若手棋士たちが真剣勝負に挑む姿を、ぜひ多くの方に見ていただき、「この棋士を応援したい」と感じる出会いの場になれば嬉しいです。
ハリネズミカフェに行ったときの写真です!
張心澄 二段
生年月日・入段年:2006年3月24日生まれ・2020年度入段
出身地:東京都
師匠:張栩九段
プロフィール:張栩九段は実父、小林泉美七段は実母、張心治初段は実妹、小林光一名誉棋聖は祖父、故・小林禮子七段は祖母。日本棋院東京本院所属
息抜きに卓球をしている写真です。
柳原咲輝 二段
生年月日・入段年:2010年10月6日生まれ・2023年度入段
出身地:東京都出身
師匠:洪清泉四段
プロフィール:日本棋院東京本院所属。Li LEAGUE(日本女子囲碁リーグ)ではチーム福岡に2年連続で所属
入段のお祝いをしていただいたときの写真です
高山希々花 初段
生年月日・入段年:2010年12月6日生まれ・2024年度入段
出身地:北海道札幌市出身
師匠:洪清泉四段
プロフィール:日本棋院東京本院所属。Li LEAGUE(日本女子囲碁リーグ)ではチーム囲碁・将棋チャンネルに2年連続で所属
博物館で展示物を触っている写真です!
竹下奈那 初段
生年月日・入段年:2008年2月7日生まれ・2024年度入段
出身地:埼玉県
師匠:藤澤一就八段
プロフィール:竹下凌矢三段は実兄。日本棋院東京本院所属
柳原咲輝二段と高山希々花初段は、Li LEAGUE(日本女子囲碁リーグ)にも出場されています。
女性棋士たちの活躍の場をさらに広げる取り組みとして、ぜひLiリーグにもご注目ください。
Li LEAGUE(日本女子囲碁リーグ)公式ホームページはこちら
Li LEAGUE(日本女子囲碁リーグ)公式サポーターズクラブはこちら
老舗呉服店「白瀧呉服店」で、囲碁と日本文化が出会う

本大会の会場となるのは、嘉永六年創業の長い歴史を持つ老舗呉服店「白瀧呉服店」です。
白瀧呉服店様は、和装を通して日本文化を伝えるだけでなく、茶道や着付などの文化教室や、伝統芸能の公演や援助も行う文化交流の拠点でもあります。
囲碁もまた、日本の伝統文化のひとつです。
和の空間の中で行われる対局は、棋士たちの真剣勝負の緊張感と、日本文化の美しさを同時に感じられる特別な時間になるはずです。

白瀧らんか杯に出場する4名の棋士は、白瀧呉服店の袴を着用して対局に臨みます。
囲碁ファンの方はもちろん、和装や日本文化に関心のある方にも楽しんでいただける大会を目指します。
このプロジェクトで実現したいこと
このプロジェクトの第一の目的は、20歳以下の若手女性囲碁棋士によるトーナメント大会を開催し、彼女たちに新たな挑戦の場をつくることです。第1回大会として、7月4日(土)に白瀧呉服店での開催を予定しています。
本大会では、最低限の賞金は白瀧呉服店様のご協賛により確保されています。
そのうえで、白瀧らんか杯をより多くの方々に知っていただき、解説会やYouTubeなどを通して、大会を楽しんでいただける形に育てていきたいと思っています。
また、囲碁の勝負の魅力だけでなく、和の空間や文化の美しさにも触れられる大会として、囲碁ファンの方はもちろん、まだ囲碁に馴染みのない方にもその魅力を届けられる場にしたいです。
そして、この大会を盛り上げることで、一度きりで終わらせず、今後の継続開催や新たなスポンサーとの出会いにもつなげていきたい。
そのために、クラウドファンディングという形で皆さまのお力をお借りしたいと考えています。

若手女性棋士が真剣勝負の舞台に立ち、自身の力を発揮し、成長し、次の目標へと進んでいく。
白瀧らんか杯は、その大切な一歩を応援してくださるファンの皆様と共に、後押しできる大会にしたいと考えています。
ご協力いただく白瀧呉服店様について
白瀧呉服店様は、これまで将棋・かるたの世界でも若手女性プレイヤーの大会を支えてこられました。
白瀧呉服店店主の白瀧佐太郎様
・日本将棋連盟非公式戦/白瀧あゆみ杯争奪戦:後援
(若手女性棋士および予選を勝ち抜いた女性アマチュアプレイヤーによるトーナメント戦)
・白瀧杯女流かるた高校選手権大会:主催
(かるた高校生女子選手B級以上のプレイヤーが出場できる大会)
両大会とも、大会会場の提供に加え、着用する和服の貸出しも行われています。
白瀧らんか杯でも同様に、大会会場と、出場女性棋士が着用する和服の貸出しをご提供いただく予定です。
将棋、かるたに続き、囲碁界にも応援の輪を広げてくださることに、心から感謝申し上げます。
リターンについて

7月4日(土)に開催される白瀧らんか杯、および大盤解説会への参加チケットをはじめ、大会公式グッズなど、多数のリターンをご用意しています。
さらに、白瀧呉服店様のご協力があるからこそ実現できる伝統文化体験も、本プロジェクトの大きな魅力です。
囲碁と日本文化が出会う特別な一日を、ぜひ体験していただけたら嬉しいです。
また、本大会の撮影は、画家として活動する傍ら、囲碁イベントでの撮影やチラシデザインにも携わってこられた島村由希さんにご協力いただきます。
ストーリー文、リターンに使用している画像も、島村由希さんに撮影していただきました。
白瀧らんか杯の趣旨に賛同して下さり、お力添えいただけることとなりました。ご協力に心より感謝申し上げます。
ご支援金の使い道
今回のプロジェクトの目標金額は100万円です。
本大会の賞金は白瀧呉服店様からのご協賛により拠出されます。ご支援いただいた資金は、賞金・賞品として使われることはありません。いただいたご支援金は、大会開催やリターンの実行に必要な費用に充てさせていただきます。
※細かい項目はおおよその使い道の方向性でまとて項目数を絞っています。
※支援額が100万円の場合の概算の数字です。
・大会及び関連イベント開催にかかる経費 【400,000円】
・リターン実行・大会開催・大盤解説会・YouTube配信にかかる人件費 【400,000円】
・CAMPFIRE手数料 【170,000円】
・他広告宣伝費、運営費など
本プロジェクトは、白瀧らんか杯の開催を最優先としています。
目標額が未達成の場合でも、人件費・運営費部分をボランティアで補うなどして、開催に向けて準備を進めてまいります。
そのため、本プロジェクトはAll-in方式に設定しておりますが、一人ひとりの負担に頼りすぎない、継続可能な運営を目指して、100万円を目標額に設定いたしました。
スケジュール
・2026年2月
企画会議にてプロジェクトスタート
・2026年3月
クラウドファンディング準備期間
・2026年4月29日
クラウドファンディングスタート
・2026年5月〜6月
クラウドファンディング実施、一部リターンの提供・発送、広報活動など
・2026年7月4日
白瀧らんか杯開催
一部リターンの提供、リターン準備(写真素材の撮影、サイン対応など)
・2026年8月1日
優勝者対一力遼名人による記念対局実施
・2026年8月中
一部リターンの発送(写真を使用するリター ン、サイングッズ等)
・2026年8月末
すべてのリターン提供を終え、プロジェクト終了予定
最後に

若手女性棋士の活躍の場を広げることは、囲碁界にとって新たな活気を生むきっかけになると信じています。
そして、白瀧呉服店様のご協力のもと、囲碁と伝統文化を掛け合わせることで、囲碁の魅力をこれまでとはまた違った形で伝えていけると考えています。
真剣勝負の美しさと、和の文化の美しさ。
その両方が出会う場として、白瀧らんか杯を育てていきたい。
皆さまのご支援が、若手女性棋士の新しい舞台を生み出し、囲碁と日本文化が出会う場を未来へつないでいく力になります。
私たちの思いに共感していただけましたら、ぜひご支援をお願いいたします。
また、来期以降の継続開催に向けて、ご協賛やスポンサードにご関心をお持ちの企業・団体・個人の皆さまからのご連絡も歓迎しております。
ご興味をお持ちいただけましたら、下記メールアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
shiratakiranka@gmail.com



