長者山新羅神社 禰宜の柳川泰孝です。
このたびは、私たちの神社復興プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。
そして、この度の青森県東方沖地震に際し、被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
当神社は、延宝6年(1678年)より350年以上にわたり八戸の地を見守り続けてきた神社です。
八戸の総鎮守として、国の重要無形文化財に登録されている祭り「八戸えんぶり」や「八戸三社大祭」など、八戸地域の文化と歴史の中心的な役割を担ってまいりました。
八戸地方に800年続く、その年の豊作を予祝するお祭り「えんぶり」
当神社の祭礼として行われています
当神社で毎年夏休みに開催される「森のおとぎ会」
1924年の八戸大火の後に子供たちを元気づける目的で始まり、紙芝居や腹話術、南部弁の昔話などが披露されています
ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」にも登録されている「八戸三社大祭」
当神社と 龗神社、神明宮による合同祭礼です
毎年8月2日の例祭では「加賀美流附伝騎馬打毬(きばだきゅう:馬に乗ったまま毬をゴール(毬門)に入れる古式馬術競技)」が奉納されます。現在では宮内庁・山形県の神社・長者山新羅神社の3か所でしか行われていない貴重な文化遺産です。
2025年12月8日、震度6強の地震により、私たちの大切な境内が大きな被害を受けました。
現在は一部撤去をするなど応急処置をしていますが、地域の方々が集うにはまだ安全面での不安が残っている状況です。
社殿前の灯籠が倒壊。写真外にあるもう1基も倒壊しました
狛犬も倒壊
由緒書き(神社の歴史や行事が書かれた看板)や、おみくじ掛けにも傾きや倒れが生じました
長者山敷地内にある、八坂神社の石の鳥居も倒壊
参拝者や氏子が集まり、神事や行事、休憩、待合などに利用する参集殿では、多くの壁が剥がれ、構造が剥き出しに
7月の「おさかり(新羅神社の相殿社である八坂神社・金刀比羅神社の例祭)」や、森のおとぎ会、
8月の新羅神社例祭・加賀美流附伝騎馬打毬などの行事を控えているため、春のうちに修繕をしなくてはなりません。
これまで神社の修繕は、氏子や地域の皆様からの寄付によって支えられてきました。
しかし現在、地域では・少子高齢化、氏子の減少
・企業からの寄付金の減少
・地域コミュニティの縮小、つながりの希薄化
といった課題が、特にコロナ禍以降に急速に進んでいるように思います。
さらに今回の地震では、地域住民の方々も同じ被災者となったため、地域内だけで修繕費用を負担することが難しい状況となっています。
そこで今回、クラウドファンディングという形で、八戸にゆかりのある方々や、この地域の文化に関心を持ってくださる皆様からもご支援を募ることにしました。
長者山新羅神社を守ることで八戸の文化と地域の記憶を未来へ繋いでいく、本プロジェクトの一翼を担っていただけませんか。
私たちが目指すのは、単なる復旧ではありません。
これまで以上に地域の皆様に愛され、大切な伝統文化を次の世代の子どもたちにも継承し、胸を張って誇れる神社として再生することです。
かつて新羅神社は、地域の人々の日常の中にある場所でした。
祭りや年中行事には多くの方が参加し、日常的に参拝する方も多く、神社は自然と地域のつながりを生む場所でもありました。
1999年7月のお盛り(長者山相殿社の八坂神社・金刀比羅神社の例祭)の様子
現在は舞台を作らず、規模を縮小して開催しています
1986年2月の八戸えんぶり大かがり火まつりの様子
近年八戸市庁舎前で行われるかがり火えんぶりは、かつては長者山で行われていました
大かがり火まつりにあわせて、地元の団体によるパフォーマンスも開催されていたこともあるようです(1986年)
しかし近年は、人口減少や生活スタイルの変化、地域のつながりの希薄化などにより、
昔ほど、神社維持に貢献する氏子や、日常的に参拝する人の数は少なくなってきています。
また、資金不足等により、規模を縮小せざるを得なくなった行事もあります。
長者山新羅神社で現在でも行われている行事は、八戸市民なら誰でも知っている、地域のアイデンティティそのものです。
・八戸三社大祭、加賀美流附伝騎馬打毬
・八戸えんぶり
・森のおとぎ会などの地域行事
・季節の神事
・毎朝のラジオ体操
しかし、それらを将来にわたって続けていくためには、神社を支えてくださる方々の存在が欠かせません。
今回のクラウドファンディングを通して、長者山新羅神社のことを知っていただき、この神社を支える新しいつながりが生まれることを願っています。そして、神社を守る仲間として、これからの時代の氏子や支援者の輪を少しずつ広げていきたいと考えています。
350年以上続いてきた神社を、これからも地域の文化とともに守り続けていくために。
今回の復旧を、神社と地域のつながりを改めて見つめ直すきっかけにしたいと考えています。
皆様からいただいたご支援300万円で、安全に参拝できる境内環境を取り戻すための、最低限の工事を行います。
・倒壊した灯篭・狛犬の修繕(約80万円)
・倒壊した由緒書きの修繕(約30万円)
・手水の水道工事(約60万円)
・参集殿の大広間部分の修繕(約100万円)
・決済手数料5%、その他必要資金(約30万円)
また、目標金額の300万円に達した際には、ネクストゴールとして500万円を目指します。
・参集殿の大広間以外の修繕(約200万円)
さらに、ネクストゴールの500万円に達した際には、今後より多くの地域住民に快適に参拝いただけるよう、下記の工事もいたします。
・長者山敷地内にある、八坂神社の倒壊した鳥居の工事
・境内の階段の滑り止め、手すり設置工事
これからも長く地域に愛される神社として維持していきたく、ぜひご支援をよろしくお願いいたします。
ご支援いただいた皆様には、心を込めてお礼をお返しいたします。御朱印をはじめ、当神社ならではの記念品をご用意いたします。

3月下旬
灯籠・狛犬の修復
4月上旬〜
手水の水道、掲示板の修復
5月10日
クラウドファンディング終了、リターン順次発送
5月下旬
参集殿の修復
7月13日、14日
おさかり(長者山新羅神社の相殿社の八坂神社・金刀比羅神社の例祭)
盆踊りや、八戸えんぶり等を披露予定ですので、ぜひ遊びにいらしてください!
8月2日
長者山新羅神社の例祭、加賀美流附伝騎馬打毬
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
長者山新羅神社は、延宝6年(1678年)に八戸藩2代藩主の南部直政公によって創建された神社です。
お祀りしている神様は
・素戔嗚尊(すさのおのみこと):日本神話で八岐大蛇を退治したことで知られる神様
・新羅三郎源義光命(しんらさぶろうみなもとのよしみつのみこと):武田氏や南部氏など名門武家の方々の祖先として崇敬されてきた、平安時代の武将
の二柱です。
当神社では350年以上にわたり、地域の文化保存と発展に取り組んでまいりました。
しかし現代社会では、核家族が一般的で、特に子どもと年配の方々の世代間の分断が進み、郷土愛や年長者への尊敬の念が薄れてきてるように感じます。
そんな中でも、「八戸えんぶり」や「八戸三社大祭」の時期には、世代を超えて地域コミュニティが結束している現状に希望を見出しています。先の震災では甚大な被害がありましたが、被災を機に改めて地域課題が浮き彫りになり、地域における神社の役割を全うしたいと強く思うようになりました。
私も禰宜として、先代から受け継いだこの神社を大切に守りながら、八戸の文化や伝統、コミュニティを次の世代へつないでいきたいと思っております。どうか温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見る目標達成御礼
2026/05/10 16:32先程、皆様のおかげで、目標金額に達成することができました!!心から感謝の気持ちでいっぱいです。大きなご支援をいただき、一気にゴールに届きました。とても嬉しいです。本当にありがとうございました。皆様のご支援や応援メッセージが原動力になりました。おかげ様で、石灯籠と狛犬は修繕を完了することができました。ですが、参集殿や掲示板、先月の震度5の地震により発生した大きな石碑のズレなど、まだまだ問題は山積みになっております。残り7時間、最後の一押しをお願いできないでしょうか。皆様のご支援を無駄にせず皆様が気軽に集える憩いの場所を提供して参ります。引き続き応援の程、どうか宜しくお願い申し上げます。 もっと見るあと16時間になりました。
2026/05/10 07:43本日最終日。あと10%で第一目標達成です。ここまでこれたのは、紛れもなく皆様の応援があったおかげです。本当にありがとうございます。当社の参集殿の広間で、再び笑い合えるコミュニティの場所を、皆様と共に復活させたいです。どうか最後まで応援のほど宜しくお願い申し上げます。 もっと見るあと一日になりました。
2026/05/09 11:12いつも温かい応援をいただき誠にありがとうございます。このプロジェクトも残り1日となりました。境内が元通りに整備されたら、盛大に祭事を斎行したいです。参集殿が修繕されたら、祭事後の直会や会議としての利用以外にも、一般の方々が気軽にお立ち寄りできるお花見、集会、ヨガ、個展としてもご利用できる場所を提供していきたいと思っております。引き続き情報のシェアやおともう一押しの応援をいただけますと幸いです。とうか宜しくお願い申し上げます。 もっと見る










コメント
もっと見る