皆さん、初めまして。
「あまのがわ」監督の古新舜と申します。
この度、次回長編映画「あまのがわ」に向けて、多大なるご支援、応援を賜り、
厚く御礼を申し上げます。
本作は、前作「ノー・ヴォイス」の公開から3年が経ち、
次回は自分がずっと描いてみたかった「自分の道を切り開くには?」です。
自身が映画監督になった経緯もとても不思議なもので、
当初は全く映画監督になりたいなど思ってもいなかったのです。
導かれるようにこの活動を行うようになって、
自分自身の固定観念や先入観、価値観をガラッと変えることができました。
世の中、自分が変わることで、囲まれている人々や接する機会も変わることを体験してきました。
「踏み出す勇気が、自分を変える」
一歩何かを踏み出すことには、それなりのエネルギーや勇気がなければできません。
ですが、私たちは理想や目標を掲げております。
どうして、その目標があるのに、動くことができないのか、
そこには恥ずかしさや失敗を恐れる考えが根付いてしまっているからだと考えます。
これは個人だけの問題ではなく、日本の社会全体に言えることだと思っております。
「社会と個人」どちらも双方がバランスを取って成長することで活性化されていくと思いますが、
今の日本は、Lose-Loseな関係に思えてなりません。
Win-Winの関係になるには、個人が社会のことを見つめ、個人を振り返り、
社会が個人を見つめ、社会を捉えていくことが大切なんだと思っております。
次回レポートでは、本作のロケ地を屋久島に選んだ理由、
そこに導かれた理由を綴ってみたいと思います。