皆さんは屋久島に訪れたことがありますか?
小生は、実はこの企画が生まれて初めて屋久島に訪れました。
もともと、小生は島が大好きです。
海と陸が混在するあの感覚がとても好きなのです。
↑おいらが下積み時代からお世話になり、とても大好きな八丈島↑
実はこの映画を作るきっかけは、とあるお仕事のご相談から始まりました。
「古新さん、映画監督がロボットを作ったらどうなりますか?」
「え?! ロボット」
自分は応用物理を専攻しながらも、プログラミングや工学がとても苦手な人間でした。
なので、このご相談に関しては、自分は門外漢だと思ったのです。
ですが、生まれた頃からあまのじゃくな性格ゆえ、
「ロボットについて徹底的に調べてやる」と思い、リサーチを始めたわけです。
そんな中、母校の早稲田の仲間から、
「吉藤健太朗さんって方が面白いロボットを作っているらしいわよ」
と教えてもらい、OriHimeを知ることになったのです。
すぐにコンタクトを持ってもらい、
吉藤氏の顔写真を観た時に、「!」(この「!」の理由は、講演会でお話ししますね)
と思ったのです。
そして、すぐに三鷹の彼の事務所に参りました。
この時に思った吉藤健太朗氏(=オリィ君)の話は、
「とても面白い!」でした。
そして、自分のいじめられて、引きこもりで、それでも這い上がった人生と
ものすごく近いと思ったのです。
・学校に馴染めなかった幼少時代
・同じ大学の同じ学部
・映画やロボットを作りたいのではなく、コミュニケーションを育みたい
そんな様々な視点がシンクロして、このOriHiimeに惚れ込んだのです。
そして、オリィ君が自分の会社を立ち上げるきっかけとなったのが、
屋久島でキャンプをして見上げた夜空に感動したこと、
OriHImeのネーミングもあまのがわの離ればなれの人たちが繋がる奇跡、
を聞いた時に、本作の舞台は屋久島だ! と直感的に思ったのでした。
(次回に続きます)