1|はじめに
日本ワインの消費量は全酒類のわずか0.2%。知られないまま、畑が減り続けています。でも、まだ変えられる未来があります。
皆さんは本当に美味しい日本ワインを飲んだことがありますか。
この国がワインを造りだしてから140年、日本ワインはどんどん美味しく、楽しくなってきています。 でも日本人のほとんどの人が日本ワインを知らない。飲んだことがない。
そんな矛盾がいまの日本ワインを取り巻く環境です。
現場では驚くほどのスピードでワイナリーが増えていっています。
しかし飲む人間の数は一向に増えていかない。
そんな日本のワインの未来がどうなるのか日本ワインを30年以上見てきた私たちは少し心配しているのです。
2|「飲んで食って日本を元気に」私たちについて
「飲んで食って日本を元気に」
そんなスローガンを掲げ、合同会社ほろ酔いカレッジは2019年に生まれました。日本のお酒と農を応援する企画会社として、酒蔵やワイナリーとそして地域行政と共にイベントを開き、作り手と飲み手をつなぐ活動を続けてきました。
[大阪・高津宮でのハレノヒ縁日の風景]
その中で、ずっと引っかかっていた問いがありました。
「日本ワインは、なぜもっと飲まれないのだろう。」
日本には、甲州、マスカットベーリーAという、世界でも珍しい固有の葡萄品種があります。日本の土地と気候の中で育まれ、試行錯誤を繰り返しながらたどり着いた農の結晶。
その素晴らしさを届けるたびに、お客様は口を揃えて言います。 「美味しい」「こんなワインがあったんですね」と。
届けさえすれば、必ず伝わる。
でも活動を続ける中で、私たちはある現実に気づきました。
全酒類のわずか0.2%。この数字を動かすこと。そして動かした先で、ワイン用ブドウを作り続けられる畑と農家を残すこと。この二つを同時に進めることが、日本ワインの健全な未来だと私たちは考えています。
[東晨洋酒での葡萄収穫風景]

[合同会社ほろ酔いカレッジ代表 青山敏子]
3|日本のワイン用ブドウの現在地
農家の高齢化、後継者不足、資材価格の高騰。ワイン用葡萄の取引単価は、生食用の10分の1以下。
じつは葡萄畑全体ではその栽培面積は増えているにもかかわらず、この価格差によってワイン用の葡萄は徐々に減っていっています。
どれだけ丁寧に育てても、農家の経営を支えるには厳しすぎる現実があります。
その反面ワイナリーの数は増えています。
日本ワインブームとも言われてワイナリーの数も急増していますが、その実態は多くが家族経営の小規模ワイナリーで、造れる量も、届けられる場所も限られています。
問題は品質でも好みでもない。 飲まれる機会が、圧倒的に足りていないのです。
このままでは、せっかく盛り上がりつつある日本のワインを取り巻く環境 ワイナリーも畑も、そこで生まれる文化も、多くの人に知られないまま終わってしまうかもしれません。
でも、それは"まだ変えられる未来"です。
現状を「知っていただく」ことはすごく大事なこと、でも変えるのに必要なのは、「関わる人」を増やすことだと、私たちは考えました。
4|「失敗したら全部買い取るから、やってみろ。」
山梨県笛吹市一宮町。ある葡萄畑から、一つの物語が生まれました。
東晨洋酒の醸造責任者、田草川和仁氏。彼がワイン造りを始めたばかりの頃、高校時代の恩師・飯島農園の飯島さんはこう言いました。
「失敗したら全部買い取るから、やってみろ。」
その言葉が、誰もやったことのない挑戦を生みました。
酸化防止剤無添加、野生酵母、無濾過、非加熱。常識を一つひとつ手放しながら、二人は対話を続けました。
十数年にわたる共同作業の中で生まれたのは、マスカットベーリーAの個性を最大限に引き出した一本。
イチゴのような香り。それでいて食事に寄り添う、やさしい辛口。
人と人の信頼が醸した味でした。
しかし今。その畑を支えていた飯島さんは、もういません。
残されたのは、高齢の奥様と、その想いを受け継ぐ田草川さん。
この畑がなくなったら、このワインは、二度と生まれません。
——この物語を、未来に残したいと思いませんか?
そしてこの物語は特別なことではなく、ワイン用葡萄を取り巻くリアルな日常であることも付け加えておきます。
(摘房前の蒲萄畑風景)
5|飲むことが、応援になる仕組みをつくります
私たちが守りたいのは、ワインだけではありません。「葡萄の樹」と、その背景にある人生です。
そのために必要なのは、一時的な支援ではなく、続いていく仕組みです。
飲む人が増えれば、ワインが動く。ワインが動けば、畑が守られる。畑が守られれば、作り手の未来が続いていく。
この当たり前の流れを、まずは形にする。それが今回のプロジェクトです。
このクラウドファンディングを通じて、日本ワインを知り、実際に飲み、その価値を感じ、誰かに伝える。
その循環を、ぜひぜひ!一緒に生み出してください。

(ワイナリーを囲んだ懇親会)
■ 葡萄の樹オーナー制度
そしてこのプロジェクトの先に、私たちが構想しているのが「葡萄の樹オーナー制度」です。
支援者一人ひとりが葡萄の樹のオーナーとなり、その樹から造られたワインが毎年届く。
農家への前払い収入を確保することで、畑の経営を安定させる。不作の年のリスクを、生産者と消費者が共に分かち合う仕組みです。
今回ご支援いただいた方には、この制度への優先参加権をお届けします。今回集まったコミュニティの皆さんと一緒に、次のステップとして設計していきます。
6|あなたの参加が、日本ワインの未来をつくります
最後にこのプロジェクトで目指すのは、資金の調達だけではありません。
農家とワイナリーと、応援してくれる人がつながるコミュニティです。
あなたはただの購入者ではなく、日本ワインの応援団の一員になります。
このコミュニティでは、畑の様子や、ワインが生まれるまでの過程、作り手の想いを共有していきます。
その背景を知ったうえで飲む一杯は、もうただのワインではありません。
“関わったからこそ味わえる一杯”になります。
消えかけた畑が守られ、若い世代が継げる環境が生まれ、日本ワインが世界に広がっていく。
そして何より、「応援した人の味がするワイン」が生まれます。
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
あなたの一杯が、日本の葡萄畑を守ります。
このまま見過ごすのか、それとも一杯で未来を変える側になるのか。
その選択は、今できます。
ぜひ、この挑戦に参加してください。
(満点の青空に蒲萄が芽吹く)
(奇跡の甲州か 素晴らしい逸品)
(丁寧な摘房作業)

(ワイナリーと蒲萄畑で記念の一枚)
(天麩羅と蕎麦ペアリング会)
現在の準備状況
このプロジェクトは、すでに多くの方々の協力によって動き始めています。
全国のワイナリーや葡萄農家の方々と対話を重ねながら、日本ワインの魅力をより多くの人に届けるための準備を進めてきました。

(ワイナリーの垣根を越えたアッサンブラージュ企画風景)
それぞれの土地の個性を大切にしながら、丁寧に造られた日本ワイン。その背景には、長い時間と努力、そして作り手の想いがあります。
私たちはこれまで、ワイナリー訪問や交流を通じて、現場の声に触れてきました。その中で改めて感じたのは、日本ワインにはまだまだ大きな可能性があるということです。
このプロジェクトでは、そうした想いの詰まった日本ワインをお届けすると同時に、作り手と飲み手をつなぐ新しい応援の形を広げていきたいと考えています。

(ジェネシス日本ワインセレクション企画)
現在、リターンとしてお届けするワインの選定や準備、発送体制の整備など、皆さまに安心してご参加いただけるよう準備を進めています。
そしてこの挑戦は、私たちだけで実現できるものではありません。
日本ワインの未来をつくるのは、作り手だけではなく、それを楽しみ、応援してくれる皆さまの存在です。
このプロジェクトが、日本ワインを応援する新しい仲間が集まるきっかけとなり、共に未来を育てていく一歩になることを願っています。
ぜひこの挑戦に参加していただき、日本ワインの新しい物語を一緒に育てていけたら嬉しいです。
リターンについて
このプロジェクトでは、日本ワインの魅力をより多くの方に体験していただくため、さまざまなリターンをご用意しました。

(幻の逸品)
お届けするワインは、日本の風土と作り手の想いが詰まった特別なものです。甲州、マスカットベーリーA、アジロンなど、日本ならではの葡萄品種から生まれるワインを中心に、それぞれのワイナリーの個性を感じていただけるセレクションとなっています。
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。
今回のプロジェクトでは、本来は限定コレクションとしてご紹介している日本ワインを、特別に単品でもお楽しみいただける形でご用意しました。

(世界的写真家とのコラボ企画)
日本ワインは大量生産されるものではなく、畑や天候に大きく左右されるため、生産本数が限られています。そのため、同じワインでも毎年味わいが異なり、その年の自然と作り手の努力が一本のボトルに表現されています。
ワインを味わうことは、その土地や作り手の物語に触れることでもあります。
今回のリターンを通じて、日本ワインの奥深さや魅力を感じていただきながら、葡萄畑やワイナリーを応援する一歩につながれば嬉しく思います。
また、今後は試飲イベントや交流の機会など、日本ワインをより楽しめる場も広げていきたいと考えています。
(夢見るワイン達)
このプロジェクトをきっかけに、日本ワインを愛する仲間の輪が広がり、作り手と飲み手がつながる新しいコミュニティが生まれることを願っています。
ぜひあなたにとって特別な一本を見つけていただき、日本ワインの魅力を楽しんでいただければ嬉しいです。
あなたの一杯が、日本の葡萄畑を守ります。このプロジェクトの目標についてもぜひご覧ください。
■ 目標金額とネクストゴールについて
このプロジェクトでは、日本ワインを応援する仲間の輪を広げながら、段階的に目標を目指していきます。
まず最初の目標を達成し、その後は皆さまと共に次の目標へ進んでいく「ネクストゴール方式」で挑戦します。
【第一目標 100万円】
まずはこのプロジェクトを成功させ、日本ワインを応援する仲間の輪を広げることを目標にします。
皆さまからのご支援により、日本ワインの魅力をより多くの方に届ける活動を進めていきます。
【ネクストゴール 200万円】
この目標を達成した際には、ワイナリーや葡萄農家と連携した「日本ワイン試飲イベント」の開催準備を進めます。
作り手と飲み手が直接つながる機会をつくり、日本ワインの魅力を体験できる場を広げていきたいと考えています。
【最終目標 300万円】
最終目標では、日本ワイン文化をより深く体験できる特別企画として「葡萄の木オーナー制度」をスタートさせます。
葡萄畑の木を一年間応援するオーナーとして、収穫やワインづくりの物語を共有しながら、日本ワインの未来を共に育てていく企画です。
自分が応援した畑から生まれるワインを楽しむ。
そんな特別な体験を通じて、日本ワインをより身近に感じていただけたら嬉しく思います。
このプロジェクトは、私たちだけでは実現できません。
日本ワインの未来は、作り手と飲み手がつながることで育っていきます。
ぜひこの挑戦に参加していただき、日本ワインを応援する仲間として一緒に未来をつくっていただけたら嬉しいです。
(未来に続く蒲萄の樹たち)
スケジュール
4月下旬 クラウドファンディングスタート
5月 大阪および近畿圏内でクラファンとリンクしたワイン会スタート
6月下旬 クラウドファンディング終了
7月~8月 オンラインにてコミュニティ発足ミーティング開催
9月 リターン商品発送スタート
9月~10月 ワイナリー見学、収穫体験実施
11月 新酒系リターン発送スタート
最後に
日本には、世界に誇れる葡萄とワインがあります。
そしてその一本一本の背後には、畑を守り続ける作り手の想いがあります。
(笠かけを終えた蒲萄達)
もし日本ワインを応援する人が増えたなら、日本の葡萄畑の未来はきっと変わります。
私たちは、日本ワインが世界に誇れる日本のステイタスシンボルになる未来を信じています。
一本のワインが、畑を守る力になる。その未来を、ぜひ一緒に育ててください。
※酒類の購入権チケットの交換先については以下の協力会社からお送りすることとなります。
通信販売酒類小売業免許を有する赤坂株式会社(リカーショップ サカエ)
(通知書文書番号:堺酒第54号)
※20歳未満の者による飲酒は法令で禁止されています。20歳未満の方はこのリターンを選択できません。
最新の活動報告
もっと見る皆様へ感謝申し上げます
2026/04/29 23:03公開ギリギリまで、もたもたしてしまいましたが、皆様のお陰で無事公開まで辿り着けましたこと、先ずは御礼申し上げます。そしてプロジェクトページを一読いただいた皆様、シェア・応援いただいた皆様、公開までサポート、関わっていただいた皆様、本当にありがとうございます。この一歩、そして一杯のワインが、日本ワインの未来を守り育てるコミュニティになると信じています!!! もっと見る





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