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前回、島の人たちに出てもらいながら、脚本に沿って演出をしていく形を考えていたという話をしました。
そんな話をしていた頃、三浦さんから、ある人を紹介してもらうことになりました。
それが、本作で監督を務める鈴木啓太さんです。
鈴木さんが加わって、三浦さんと僕、そして鈴木さんの3人で、この映画について話すことになりました。
まず僕たちが考えていた映画の形を、鈴木さんに話しました。
島の人たちに実際に出てもらう。その人たちとの出会いを物語の中に入れる。そして、脚本に沿ってある程度の演出をする。
僕自身は、それで映画として成立すると思っていました。
でも、鈴木さんから話を聞いていく中で、
「実際の島の人たちに出てもらうのに、脚本に沿って演出するって、どういう映画になるんだろう?」
と、改めて考えさせられるようになりました。
そこから、僕たちはこの映画をどういう作り方にするのか、という話をするようになりました。
そこで出てきたのが、
「ドキュメンタリーなのか、フィクションなのか。」
という話でした。
これまで自分の中では、それほど意識していなかった部分でした。
でも、鈴木さんと話していく中で、ここを曖昧にしたまま進めるのは難しいんじゃないか、ということに気づきました。
ここで僕たちは、一度大きく立ち止まることになります。
次回は、その時に鈴木さんから言われたことについてお話しします。



