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ドキュメンタリーとして撮るという方向性が決まってから、次に考えたのは、実際にどんな映画にしていくのかということでした。
まず考えたのは、俳優である僕、片山健人がゆめしま海道を自転車で巡り、そこで出会う人や風景を残していくという形。
作った物語を島に持っていくのではなく、その場所で起きることをそのまま撮っていく。
そんな映画を考えていました。
ただ、そこには一つの不安もありました。ドキュメンタリーだからこそ、何か劇的なことが起こるとは限らない。
もしかしたら、何も起こらないかもしれない。それを、どうやって「映画」にしていくのか。
Vlogやテレビ番組のようなものではなく、あくまで映画として撮るにはどうすればいいのか。
そこについては、僕たちの中でも何度も話し合いました。
そして、その話し合いの中から、また一つの考えが出てきました。
次回は、そこからどんな形に変わっていったのか、お話しします。



