ごあいさつ

皆さん、はじめまして。
九十九里浜で海産物の販売・漁業に取り組んでいる、茂丸株式会社 代表取締役の髙山茂勝です。
現在、私たちは九十九里浜で獲れる希少な巨大岩牡蠣「茂牡蠣(しげがき)」を、全国へ届けるプロジェクトを進めています。
1個で1kgを超えることもあるこの牡蠣は、熟練した漁師だけが獲ることのできる、まさに九十九里浜の宝物です。

しかし今、漁師の高齢化や後継者不足により、この価値ある食材と技術が失われようとしています。
そこで今回、茂牡蠣の魅力を広く発信し、若手漁師の育成や地域の未来につなげていくため、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。
この挑戦を通じて、九十九里浜の海の価値をもっと多くの方に知っていただき、地域の未来を一緒につくる「仲間」と出会えたら嬉しく思っています。どうぞ、応援をよろしくお願いいたします。
生産者:髙山の原点
私は九十九里浜で生まれ、この海とともに育ってきました。
潮の香り、波の音、砂浜を吹き抜ける風。私にとって海は、いつもすぐそばにある当たり前の存在でした。
幼い頃、父は九十九里浜で海の家を営んでいて、夏になると浜にはたくさんの人が集まり、笑い声が響き、地域全体が活気に包まれていたんです。


ヘリコプターで訪れるお客様がいたほど賑わい、1日に400台もの車が並ぶこともありました。
子どもながらに覚えているのは、「みんな楽しそうで、機嫌が良かった」ということです。
海には人を元気にする力があり、そこには確かに豊かさがありました。そんな景色が、今でも私の心に深く残っています。

しかし、時代の流れとともに、その風景は少しずつ変わっていきました。
父の死。海の家の撤去。地域の衰退。
かつてあれほど賑わっていた九十九里浜から、人の笑顔や活気が静かに減っていったのです。
海の仕事も、以前のように夢のある職業とは言えなくなり、私自身も生活のために飲食業の道へ進みました。

それでも、不思議と海とのつながりだけは途切れませんでした。
仕事をしながらも、時間があれば海へ向かい、サーフィンをし、漁に出る。海に入り、波を感じ、水の中と向き合う時間は、私にとって何ものにも代えがたい時間でした。
海は、私の原点であり、心が戻れる場所だったのです。
そして今、その海もまた大きく変わろうとしています。
温暖化の影響による海水温の変化、魚介類の生態系の変化、これまで当たり前だった海の姿が少しずつ変わっています。
私たち漁師は、その小さな変化を敏感に感じ取りながら、自然と向き合い、日々海の恵みを皆さまの食卓へ届けています。
この海が育んできた価値を、未来へつないでいきたい。その想いが、今の私の原動力です。
牡蠣の常識が崩れる、“特別”ではなく“異次元”の牡蠣
茂牡蠣は、私たちが思い描く牡蠣のイメージを大きく超えていきます。
1個で1kgを超えることもある圧倒的な存在感。一般的な牡蠣の約5倍にもなる重さ。フライにすれば、まるで“とんかつ”のような迫力です。
初めて目にした方の多くが驚きます。それほどまでに、茂牡蠣は規格外の牡蠣なのです。

しかし、本当の魅力は大きさだけではありません。
ひと口頬張れば、濃厚なコクと旨みが広がり、余韻が長く続く。「これを食べたら、他の牡蠣には戻れない」そんな声をいただくことも少なくありません。
年間でも、最も旬を迎える7月〜8月にわずか数十個ほど。限られた海域でしか育たず、市場にもほとんど出回りません。
だからこそ、茂牡蠣は“幻の牡蠣”と呼ばれています。
この牡蠣は、技術がなければ獲れません
茂牡蠣は、誰でも簡単に獲れる牡蠣ではありません。
海へ潜り、長い時間をかけて採取する。潮の流れを読み、海底の変化を感じ取りながら、身体ひとつで向き合う仕事です。
冷たい海の中での長時間の潜水には、体力も技術も必要です。さらに、大きく育った牡蠣ほど簡単には見つかりません。
海の中のわずかな地形の違い、潮の癖、経験からくる勘。そうした熟練の技術があってこそ、たどり着ける牡蠣なのです。
まさに茂牡蠣は、漁師の経験と技術が生み出す“結晶”だといえます。
しかし今、その技術が失われようとしています。
高齢化。後継者不足。そして、「漁業では稼げない」というイメージ。
このままでは、牡蠣だけではなく、九十九里浜の海で受け継がれてきた技術そのものが消えてしまうかもしれません。
この価値を、未来へつなぎたい
地元にいると、牡蠣は当たり前の存在かもしれません。ですが、九十九里の海で育つ牡蠣には、本当に素晴らしい価値があります。
豊かな海が育てた味。長い年月をかけて受け継がれてきた技術。そして、この土地で生きる人たちの誇り。
その価値を、もっと多くの人に知ってほしい。正しく評価されるものにしていきたい。
海の仕事が、誇りを持って続けられる職業であってほしい。
そう強く思うようになりました。
だから私は決めました。
一次産業を、“稼げる仕事”にすること。食材の価値を、全国へ届けること。そして、漁師を“憧れられる職業”にすること。
漁師を“チーム”に
かつての九十九里浜には、活気がありました。
人が集まり、笑顔があふれ、地域のみんなで支え合いながら生きていた時代です。
・助け合うこと
・支え合うこと
・共に豊かになること
そんな当たり前の風景が、この場所にはありました。
私は、その空気をもう一度この海に取り戻したいと思っています。

漁業もまた、ひとりで背負う時代ではなく、仲間と支え合いながら続けていく時代へ。
「個人」で頑張る漁業から、「チーム」で未来をつくる漁業へ。
それが、私が目指している新しい漁業の姿です。
このプロジェクトの本当の目的
このプロジェクトに参加することは、 美味しい牡蠣を食べることだけではありません。
・日本の海の文化を守ること
・次の世代の漁師を育てること
につながります。
支援金の使い道
今回のクラウドファンディングは、
3つのゴールに向かって走りたいと思っています。

リターン一覧
各リターンは、以下のようになっています。

あなたの支援がつくる未来
このプロジェクトは、美味しい牡蠣を食べることでは終わりません。
・技術を残す
・人を育てる
・地域を再生する
これらを実現していきます。
最後に
かつての九十九里浜のように、
人が集まり、笑顔があふれ、豊かさを感じられる場所を取り戻したい。
その第一歩が、今回のクラウドファンディングなのです。
「この牡蠣が食べられる未来を、当たり前にしたい」
どうか、力を貸してください。




