▼はじめにご挨拶
私たち10人は、第一回開催者から受け継いだ「真の日本文化を海外に発信する、浸透させる」という熱意を基に、Japan Young Ambassadorとしてイギリス、ウェストヨークシャー州リーズで第2回Japan Sakura Festival in Leeds を開催すべく活動を行なっています。
2018年、4月。
日本人大学生7人が日本から遠く離れた地、リーズで初めての日本文化紹介フェスティバルである”Japan Sakura Festival in Leeds”を開きました。
当時の目標資金は100万、実際に集められたのは40万。
しかし、目標の500人をはるかに上回る2775人の来場者を迎えることができ、
訪れた多くの現地の方々に日本の伝統文化を伝えることができました。
ですが! !
私たちはこれだけで終わらせたくはありません。
文化に親しむ、その国に関心を持つというものは一朝一夕にして成し遂げられるものではありません。
ただ一度の文化体験で終わらせるのではなく、継続性を持って伝え続けていくことでその文化が生きたものとして人々に認識されるようになるのではないでしょうか。
つまり、この第二回Japan Sakura Festivalはリーズという土地に日本の文化を浸透させる上でとても重要な機会となるはずです。
秋篠宮文仁親王と同妃紀子の第二女子である佳子様も留学されていたイギリス北部に位置する都市、リーズ。イングランド第三の都市と言われるこの地でも、未だ日本文化に対する関心は高いとは言えません。
そのような現状を変えたい! もっと日本文化を知ってほしい!!
私たちはこのような想いを強く心に抱き、第二回さくらフェス開催に向けて勢力的に活動しています。
▼このプロジェクトで実現したいこと
留学生として日々イギリスで暮らしていて感じること、それは
本当の日本文化について知っている外国人はとても少ないということです。
私たちが日本人だと伝えると、ほとんど
“SUISHIは好きだよ!”、“NARUTO見てるよ!”と言われます。が、、、
もっと他にも素敵な文化がたくさんあるのに!もったいない(Mottainai)!!
日本の文化として他国に紹介できるものは数え切れないほどあるはずです。
茶道や書道、浴衣などの伝統的な和の文化、
さらには四季に感じ自然を愛でる、日本人ならではの豊かな心など、、、
こういったものは私たち日本人が世界に誇れる大切な財産だと思います。
それらを日本の伝統行事である祭りにのせて届けたい。
素敵な文化を伝えることによって日本への関心を高めたい!!
それが私たちの目的です。
私たちは情熱を持ってこのプロジェクトを進めています。
皆様のご協力によってさくらフェスの開催が決まった暁には、
全身全霊をかけてこの目的達成に向け努力することをお約束致します。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
海外から見た日本の存在感はどのようなものでしょうか?確かに日本料理やポップカルチャーは海外にも浸透しているように思えますよね。
しかし「訪日ラボ」(https://honichi.com/visitors/europe/uk/)によると、イギリスでは年間5500万人が海外旅行に行くと言われていますが、
ほとんどはヨーロッパが目的地で、アジア旅行に行くのは150万人程です。
そして、そのうち80%は中国と香港。
日本に旅行に来るイギリス人は旅行者の中で「マイノリティ」なのです。
私たちはこの現状を変えたい!と考えています。
日本の文化を現地で伝え、親しみを持ってくれれば関心が高まるかもしれない。
今回のイベントがきっかけとなり、日本に旅行する人が増えればこれ以上の喜びはありません。
確かに私たちがイベントを開いたところで、与える影響には限度があるかもしれません。
しかし、前回のイベントでは2500人以上もの海外の方が会場に足を運びました!
それを機に新たな日本の側面、和の文化に関心を持ってくれた方も多いではないでしょうか。
このイベントは今後日本のプレゼンスを高めるきっかけになれるはず!私たちは強くそう信じているのです。
▼イベント日程
2018年10月28日(日)
時刻:11:00~17:00(予定)
会場:Leeds City Museum
▼企画内容
それでは、具体的にどのような文化を伝えるのか。
“第二回さくらフェスティバル”では第一回で得た経験を生かし、以下のコンテンツを考えています。
①四季折々の美しい情景をスクリーン上映
前回に引き続き、イベントのメインシンボルである「桜」。
春の桜の下で行うお花見の景色、梅雨の静かな雨と共に咲く美しい紫陽花。
花火の上がる縁日の心が躍るような情景、三日月を見上げる厳かなお月見。
そしてお正月の日本独自の飾りつけが行われたおめでたい風景。
そのような私たちの子供のころから親しんできた、伝統的な日本の素晴らしい情景を会場のスクリーンいっぱいに映し出し、来ていただいた方の心を動かしたいのです。
②体験型プログラム
昨年から引き継いだ着付け体験、書道体験を行うほか、今年はより多くの人に楽しんでもらえるように新たな日本食の試食や和風小物クラフト体験などを行う予定です。
「着付け体験」では実際に希望する来場者に浴衣など着物の着付けをします。
人々に愛されている日本伝統のスタイル『浴衣で巡る祭』を体感できること間違いなし!
そして第一回で大好評であった「書道体験」では書道作品の展示のみならず、来場者の要望に合わせてその場で熟練スタッフが書き上げます。
海外の方にとって、手書きの日本語に出会う機会は予想以上に少ないのです。
日本文化について調べる時ですら、母国語で調べることがほとんどですので、書道はもちろん日本語がどのような文字か知らない方も多くいらっしゃいます。
つまり「書道体験」は新しい日本の側面を外国人来場者に伝えることのできるツールなのです。
そのほかにも、よりリアルな日本を感じてもらえる様々なコスチュームでの撮影ブースや伝統的なだるまや折り紙などのクラフト体験を現在企画しています。
③縁日賑わいブース
海外と日本のお祭りのスタイルは大きく異なります。
海外がパレードやフェス形式なのに対し、日本では縁日のような出店が並ぶスタイルが一般的ですよね。
そのように祭りの違いを体感することは海外の人にとって、とても新鮮な体験になるのです。
こちらのプログラムでは屋台ブースを会場に設置し、輪投げや射的、お面など私たちが子供の頃から親しんでいる縁日を体験していただきます。
④日本食
このイベントでは一般的に日本食としてポピュラーな寿司だけではなく、実際に私たちがお花見や縁日で親しんでいるお好み焼きなどの「屋台飯」の販売を予定しています。
“こんなに美味しいものが日本にあったんだ!”
そう感じてもらうことで、新たな日本文化を感じていただければと思います。
▼資金の用途
70万円の内訳につきましては、
会場 約20万円
ケータリング 約10万円
コンテンツ費用 約10万円
諸経費 約6万円
リターン送付費用 約10万
CAMPFIRE手数料 約14万 を予定しています。
*もし当日の売り上げで収益が出た場合は全額日本の社会福祉事業へ寄付を予定していております。
▼リターンについて
前回に引き続き、今回も私たちイギリスへの留学生だからこそ生み出せる価値をご提供致します!イギリスらしさ、を象徴する紅茶やポストカードはもちろん、本来イギリス・リーズでしか買うことのできないリーズ大学オリジナルグッズや井手口選手でお馴染みのリーズユナイテッドグッズ、報告会を兼ねた都内・大阪・福岡の3都市で開催されるアフタヌーンティーパーティーへの参加券など魅力的なラインナップとなっております。
*5万円をファンディングして下さった方には、2万円までに提示している中でお好きなリターンを選ぶことはもちろん、翻訳や留学アドバイザーなど私たちの行動範囲内でできるものなら何でもお引き受け致します!
*当日のクレジット記載は、ファンディングくださった方をご希望のご名義で金額順にすべての映像の末尾に表記するほか、壁やポスターなどで記載させていただきます。
▼将来展望
私たちが企画の上で何よりも大切にしているのは、Japanese Sakura Festival in Leedsに来場された方に日本文化について知っていただき文化や風土に興味を持ってもらうことです。
そして、長い目で見たときにこのイベントが日本文化促進の礎になっていれば幸いです。
前回同様にこの企画をリーズの日本人大学生に引き継ぐことで、継続的にリーズで“さくらフェス”を行うだけでなく、開催ノウハウを他国に留学する日本人大学生に無償で引き継ぎ、世界中での日本祭りの開催に繋げます。
日本のSUSHIやアニメ以外の魅力、日本独自の生活に根付いた「粋」文化や、四季を楽しむゆとりの心を、世界中に広めていくことが私たちの最終目標です!
★運営スタッフ紹介
[統括マネージャー]
福村 陸: 東京都出身/東京外国語大学
Sakura Festival in Leeds vol.2運営委員会の代表を務めさせていただきます、福村陸と申します!僕は現在1年間の交換留学という形で日本の東京外国語大学という大学からリーズに留学に来ています。
このイベントを開催したいと思ったきっかけは、ずばり日本への関心の低さです。旅行者としてではなく留学生として日々リーズで生活する中で、日本という国の認知度の低さを痛感しました。
もっと現地の人々に自分の国の文化を知ってほしい!そのきっかけを作れればと思い、このイベントを企画しました。幸いなことに前回企画者の方々のご助力もいただき、順調に企画を進めることができています。
リーズという街での日本文化の浸透を目指して全力で努力いたしますので、皆さん応援よろしくお願いします!
[会計部]
坂田 敦子: 福岡県北九州市出身/福岡大学
八木橋 亜美: 北海道出身/藤女子大学
松田 真莉奈: 福井県出身/大阪大学
[広報部]
田畑 友己: 兵庫県神戸市出身/神戸学院大学
神谷 祥之介: 福岡県筑紫郡那珂川町出身/福岡大学
一倉 貴帆: 神奈川県横浜市出身/国際基督教大学(ICU)
[企画部]
荒井 智子: 熊本県阿蘇郡黒川温泉出身/福岡大学
増田 百夏:愛知→奈良→静岡→北海道→栃木→埼玉に居住/慶応義塾大学
最新の活動報告
もっと見るSakura Festival in Leeds vol.2 開催報告
2018/12/19 08:12リーズ大学に留学する日本人12名によって構成された桜祭り運営委員会は、2018年12月8日に、Left Bank LeedsにてSakura Festival in Leeds vol.2を開催いたしました。イベント当日は老若男女問わず地元の方々から学生まで、1000人を超える来場者がありました。 イベントの内容としましては、大きく分けて5つのコンテンツを用意いたしました。パフォーマンス、文化体験、日本食、販売、展示です。パフォーマンスでは太鼓、空手、民謡の3種類について地域のパフォーマーに出演を依頼しました。当イベントの目玉の一つでもあり、多くの人が注目する素晴らしいコンテンツとなりました。文化体験では、着物体験、折り紙体験、縁日体験、書道体験などを行いました。運営委員会やボランティアのメンバーの中からそれぞれの分野に詳しい人を担当に割り当てたので、とても質の高い文化体験を提供できました。日本食では、地域の日本食レストランの協力を得て豚汁や唐揚げをはじめとした様々な日本食を提供しました。日本酒・焼酎・梅酒の試飲も行いました。予定の時間よりも早く売り切れてしまうほどの人気でした。販売では、出汁やそば、緑茶などの食品のほか扇子や風呂敷も販売いたしました。展示では、写真コンテストとして事前に募集した日本の写真や運営委員会とボランティアの出身の都道府県を紹介するポスターを掲示いたしました。 イベントの来場者にアンケート調査を実施した結果、イベントに満足した回答した方が8割を超えるほどの大盛況で、もう一度開催して欲しいという声もたくさんいただきました。当イベントの目的のひとつであった、イギリスにおける日本文化促進の礎になるようなイベントを作るというものに関しては達成できたと自負しております。 また 商業的な成功も収めることができ、およそ25万円の収益を上げることができました。前々からお知らせしていた通り、この収益は全額を日本赤十字社に寄付することといたします。 最後になりますが、皆様のご支援のおかげで無事にイベントを開催することができました。この場を借りて深く感謝を申し上げます。 もっと見る
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