
5月17日、日曜日。
川越の街に観光客が訪れるより、ずっと早く、 その日は始まっていました。
実行委員会メンバーの最初の集合は、朝5時半。
夜明けの川越に、静かに人が集まってきました。
あの日を迎えるまでの一週間は、 実行委員会にとって、とにかくハードな日々でした。
5月12日(火)。 最後の全体実行委員会会議が、夜遅くまで続きました。
木曜日。 道路使用許可が、無事に降りました。
実行委員会メンバー全体のLINEに、 その一報が流れた瞬間、 きっと誰もが、一度、息をついたと思います。
でも、安堵は長くは続きませんでした。
「いよいよ始まる」
その実感と一緒に、 興奮と不安が、静かに高鳴り始めました。
金曜日。 エントラント、ボランティア、協賛企業へお渡しするノベルティやプログラムの袋詰め。
240本にも及ぶのぼり旗の組み立て。
各エリアに配布される備品のチェック。
これらは全て、業者に頼らず、 実行委員会メンバーの手作業で行われました。
機械ではない。
外注でもない。
このイベントを愛する仲間たちの手で、 一つひとつ、丁寧に。
土曜日。 昼間から全ての会場で設営が始まり、 車両の配列を決めるバミリを一つひとつ丁寧に行い、 備品の最終チェックと積み込みが夜遅くまで続きました。
そして、当日の朝。
朝5時半、最初のメンバーが現地に集合しました。
「初雁城通り・川越城特設サーキット」の清掃から、 その日は始まりました。
朝6時半。 Honda RA272が搬入されました。
続いて、各会場にエントリーいただいた車両が、 続々と集まってきました。
まだ観光客のいない、静かな城下町。
小江戸川越の朝に、 エキゾーストノートが、一つ、また一つと響き渡る。
いつもと違う朝の気配が、 川越の町中に、静かに広がっていきました。
この気配を知っているのは、 その朝、そこにいた人たちだけです。
観光客が訪れた時には、すでに全てが整っていました。
当たり前のように見えるその光景の裏に、
前の週からの、数え切れない時間と手間が、 結晶となって積み上げられていました。
このイベントは、情熱だけで動いています。
広告代理店も、行政も、メーカーも、運営には携わっていません。
だからこそ、皆様のご支援が、 直接「来年の感動」につながります。
クラウドファンディングは5月31日(土)まで、残り5日。
どうか最後のひと押しを、よろしくお願いいたします。
小江戸川越まちかどモーターギャラリー 実行委員会



