2026年7月28日、「令和8年熊本地震」が発生しました。大きな被害が出ていることを知り、私たちは震災発生直後から、「おにぎりごりちゃんとして、今できることはないか」と、自治体や支援団体への連絡を開始しました。被災地への支援は、ただ現地へ行けばいいわけではありません。現地の安全確認や被害状況、今本当に必要とされている支援、受け入れ体制などを確認しながら、自治体・支援団体の皆様と綿密に連携を取り、現地に負担をかけない形で支援できる方法を模索しました。そして2026年8月6日。被害の大きかった八代市から炊き出しの要請をいただき、八代市立第八中学校にて、おにぎりの炊き出しを実施することができました。皆様のご支援で実現したキッチンカーで、熊本へ今回、私たちが熊本まで駆けつけることができたのは、このクラウドファンディングを通じて応援してくださった皆様のおかげです。私たちがこのプロジェクトを始めた大きな理由の一つが、「支援を必要としている場所へ、自分たちから駆けつけ、温かいおにぎりを届けられるようになりたい」という想いでした。そして今回、皆様のご支援によって購入することができたキッチンカーで、実際に熊本へ向かうことができました。クラウドファンディングを始めたときに思い描いていたことが、皆様のおかげで本当に形になりました。朝から日が暮れるまで、途切れなかった行列当日は朝から炊き出しの準備を開始しました。町内放送でも広くご案内いただいたこともあり、炊き出しが始まると、本当にたくさんの方々が足を運んでくださいました。炊いて、握って、渡して。また炊いて、握って、渡して。朝から準備を始め、完全に日が暮れるまで、行列が途切れることはありませんでした。最終的には、400名を超える方々へ、合計1,000個を超える炊き立て・握りたてのおにぎりをお届けすることができました。「炊き立てのご飯を食べるのは久しぶり」現地では、支援物資としてパンやカップ麺などが多く届けられていました。もちろん、それらも被災生活を支える大切な食料です。そんな中、私たちのおにぎりを受け取った方々から、「炊き立てのご飯を食べるのは久しぶり」という言葉をいただきました。炊き立てのお米を、その場で握って、その場でお渡しする。普段であれば当たり前に感じるかもしれない「温かいご飯」が、被災された方々にとって、こんなにも喜んでいただけるものなのだと改めて感じました。そして、今でも忘れられない言葉があります。ある方が、「地震が起きてから、家にいても笑えていなかった」と話してくださいました。そんな方が、おにぎりを受け取って笑顔になってくださった。その姿を見たとき、私たちは改めて「おにぎりを届ける」という活動の意味を感じました。私たちが届けられるのは、たった一つのおにぎりかもしれません。それでも、温かいご飯を食べている時間だけでも、不安を少し忘れられるかもしれない。誰かと一緒に食べることで、少し笑えるかもしれない。そして、「また明日も頑張ろう」と思える小さな力になるかもしれない。私たちは、そう信じています。すべては、余ったおにぎりを配ったことから始まりました2023年3月、「おにぎりごりちゃん」を創業しました。創業当初、おにぎりの試作で余った大量のおにぎりを捨てるのではなく、近くの公園で困っている方々へ配ったこと。それが、私たちの支援活動の始まりでした。そこから約3年間、西成・三角公園で週に2回ほどおにぎりを配る活動を続けてきました。2024年には、能登半島地震の被災地で炊き出しを実施。2025年には、私たちの活動を見てくださった方から「こども食堂に来てほしい」と声をかけていただき、子どもたちへおにぎりを提供する機会も生まれました。活動を続けていく中で、私たちは一つの課題を感じるようになりました。「もっと自由に、もっと早く、必要としている人のところへ駆けつけられないか。」その想いから始まったのが、このキッチンカーのクラウドファンディングです。そして今回、そのキッチンカーで熊本へ向かい、1,000個を超えるおにぎりを届けることができました。これは、皆様と一緒に届けた1,000個のおにぎりです今回の活動は、決して私たちだけで実現したものではありません。キッチンカーを実現させてくださったのは、このクラウドファンディングを応援してくださった皆様です。だからこそ、今回熊本でお届けした1,000個を超えるおにぎりは、「おにぎりごりちゃんが届けた1,000個」ではなく、皆様と一緒に届けた1,000個のおにぎりだと思っています。皆様から託していただいたご支援が一台の車になり、その車が熊本まで走り、炊き立てのお米をつくり、被災された方々へ温かいおにぎりとして届きました。私たちがこのクラウドファンディングで実現したかったことが、今回、一つの形になりました。改めて、ご支援いただいたすべての皆様に心より御礼申し上げます。今回の活動にご協力いただいた皆様今回の炊き出しにあたり、多くの皆様にご協力いただきました。・このクラウドファンディングにご支援いただいたすべての皆様・ピースボート災害支援センター 様炊き出し実施スケジュールの調整・NPOリエラ 様現地での受け入れ対応・株式会社ヒロコーポレーション 様水・具材・海苔・その他物資のご提供・杉原米穀店 様おにぎり用のお米のご提供皆様のご協力がなければ、今回の活動を実現することはできませんでした。本当にありがとうございました。これからも、必要としている人のもとへ被災地では大きな被害が発生しており、今も支援を必要としている方々がいらっしゃいます。私たちにできることは、決して大きなことではありません。それでも、おにぎりごりちゃんのおにぎりが、被災された方々の心と身体に少しでも力を届けられたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。株式会社イッショーホールディングスが掲げる理念は、「人類の未来に革命と貢献を」です。大きなことを言うだけではなく、目の前で困っている人がいるときに、自分たちにできることを行動に移す。これからも、困っている人がいる場所へ。温かいご飯を必要としている人がいる場所へ。皆様から託していただいた想いを乗せて、このキッチンカーとともに駆けつけます。今回ご支援、ご協力いただいたすべての皆様、本当にありがとうございました。追記:キッチンカーの完成報告について本来であれば、今回の活動報告より先に、皆様へキッチンカーの完成をご報告する予定でした。現在、皆様からいただいたご支援によってキッチンカーの車両本体を購入することができ、塗装、スポンサー様のお名前の掲載、設備導入など、正式な完成に向けた作業を進めている途中です。そのような中で令和8年熊本地震が発生し、現地で支援が必要な状況となりました。そこで私たちは、「完成を待つよりも、今使えるのであれば、今このキッチンカーを支援のために使おう」と判断し、今回の熊本での炊き出しに使用させていただきました。そのため、キッチンカーの完成報告より先に今回の活動報告をお届けする形となりました。順番が前後してしまいましたが、ご理解いただけますと幸いです。現在進めている塗装、スポンサー様の掲載、設備導入などが完了し、キッチンカーが正式に完成しましたら、その姿や完成までの様子も含め、改めて皆様へ詳しくご報告いたします。完成を待たずして始まった、このキッチンカーの最初の支援活動。これからこの一台が日本各地を走り、必要としている方々へ一つでも多くの温かいおにぎりを届けられるよう、大切に活用してまいります。




