Check our Terms and Privacy Policy.

「工芸×写真」日本の工芸の魂を、自作の巨大カメラで、ガラスの写真に焼き付ける。

2008年に、日本の工芸を継ぐ若手職人20人の肖像写真を撮影しました。あれから10年。自分なりに写真を深めてきました。この秋、当時出逢った全国の職人たちを再び訪ねて廻り、自作の巨大カメラで肖像を撮影し、彼らの工芸品と共に展示をします。その為の撮影・展示資金のご支援を、どうぞ宜しくお願い致します。

現在の支援総額

1,295,500

129%

目標金額は1,000,000円

支援者数

210

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/08/27に募集を開始し、 210人の支援により 1,295,500円の資金を集め、 2018/10/26に募集を終了しました

エンタメ領域特化型クラファン

手数料0円から実施可能。 企画からリターン配送まで、すべてお任せのプランもあります!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

「工芸×写真」日本の工芸の魂を、自作の巨大カメラで、ガラスの写真に焼き付ける。

現在の支援総額

1,295,500

129%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数210

このプロジェクトは、2018/08/27に募集を開始し、 210人の支援により 1,295,500円の資金を集め、 2018/10/26に募集を終了しました

2008年に、日本の工芸を継ぐ若手職人20人の肖像写真を撮影しました。あれから10年。自分なりに写真を深めてきました。この秋、当時出逢った全国の職人たちを再び訪ねて廻り、自作の巨大カメラで肖像を撮影し、彼らの工芸品と共に展示をします。その為の撮影・展示資金のご支援を、どうぞ宜しくお願い致します。

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

2018/10/24 16:04
thumbnail

5人目は新潟の岡田蝋燭店の岡田さん。

櫨(はぜ)蝋燭を作っているところを撮影しました。

鍋に溶かした櫨蝋を手ですくい、塗り重ねて太さを出していきます。

繰り返し繰り返し。

先を切り落とします。何本も何本も。

このアングルでカメラを構えてると、スッと画面から消えては、ここにピタッと戻ってきます。

和蝋燭は芯が太く、炎が力強い。とてもかっこいい炎です。

日本でも生産するところはかなり減ってしまったようです。

6人目は輪島塗の沈金師、小川さん。

輪島塗は分業で漆器を作っています。木地師、塗師の丹精込めた仕事の後、鑿で削って加飾していきます。

網代文様の箸。

細心の注意を払いながら削って削って

その上に金箔を貼っていきます。

1日置いてから、箔を剥がしていきます。

そうすると、削ったとこに金が残る。

ずっと見てました。

7人目は井波の木彫刻家、田中さん。

奥さんは漆芸家で、二人でトモル工房を営んでいます。

優しく、穏やかで美しい、人柄の出ている彫刻を作っています。

香港で展示をするらしく、その制作風景を見せてもらいました。

ただの木の塊だったところから

鑿を使い分け

コンコンコンコンと。

だんだん姿を現してきます。

こちらもずっと見ていたくなる、とてもいい時間でした。

あと、楠が削られていくと、とてもいい香りがしました。

 

8人目、輪島塗の塗師、わじま塗の津田の津田さん。

刷毛を使う手首が柔らかくて、美しい所作。

細心の注意を払いながら、ホコリを取る。

先っぽは猫のヒゲだそう。

25年間塗師をしていて、まだまだ修行の身だ、と。

工芸の道は果てしない。

シェアしてプロジェクトをもっと応援!