去年、雨の中で始まったこと
去年の音降る山フェスは、雨でした。
本来予定していた赤塚山公園では開催できず、イオンモール豊川さんの屋根付き会場をお借りしての実施となりました。
あの場所を使わせていただけたからこそ、イベントは中止にならずに開催することができました。
本当に感謝しています。
それでも、終わったあとに残ったのは、ひとつの感情でした。
このままでは終われない、終わりたくない。
私たちは「300人で音を鳴らす」ことを目標にしていました。けれど実際に集まったのは、約150人。
思い描いていた形では、できなかった。300人で鳴らすはずの音は、半分で終わってしまいました。
音降る山フェスティバルとは
2025年から始まった、楽器経験も年齢も関係なく、誰でも“バンドの一員”として参加できる音楽イベントです。
会場は、豊川市の赤塚山公園。
青空の下に集まった人たちが、それぞれの楽器を持って、同じ曲を「せーの」で鳴らす。
総勢300人で、ひとつのバンドをつくります。
上手い・下手は関係ありません。
子どもも、大人も、久しぶりに楽器を持つ人も、始めたばかりの人も、同じ場所に立ち一緒に演奏します。
でも、このイベントでやりたいことは、ただ音を鳴らすことではありません。
かつて夢中でバンドをやっていた人が、今は忙しさの中で楽器から少し離れている。
そんな大人たちが、もう一度音を鳴らす側に戻ること。
そしてその姿を、子どもたちに見せること。
「大人って、こんなに楽しそうなんだ」
「何歳からでも、始めていいんだ」
そう思える景色を、この場所につくりたいと思っています。
ステージの上にいる人だけが主役ではなく、その場にいる人全員で音をつくる時間です。
偶然がつくった、あの場
昨年、開催できたからこそ、見ることができた忘れられない光景があります。
ガラス越しに、小さな子どもが音に合わせて体を揺らしていました。
その隣で、買い物帰りの人が立ち止まり、手拍子をしている。
そして、指揮棒を振るように指でリズムを取りながら、演者のまわりを楽しそうに歩いている高齢の女性がいました。
その人は歩きながらずっと音に合わせていて、まるでその場の一部のようでした。
チケットを持っている人ではなく、たまたまそこに居合わせただけの人たち。
でもその瞬間、その場にいた人たちは全員、“参加者”になっていました。
「ああ、この形でいいんだ」と思えた瞬間でした。

私たちがやりたいこと
このイベントで目指しているのは、“来ようと思って来る人だけの場”ではありません。
たまたま遊びに来ていた人が、気づいたら足を止めて、その場で体を揺らしているような場。
偶然そこにいた人も、巻き込まれてしまうような場。
だから私たちは、「観客無料」にこだわっています。
チケットを買った人しか入れない場所では、立ち止まる理由が生まれません。
でも、ふらっと立ち寄れる場所だからこそ、あの光景が生まれました。
大人が本気で楽しんでいる姿を見て、「大人って楽しそうだな」と思ってもらえる場所をつくる。
それが、このイベントの軸です。

そして、はっきり分かったこと
このイベントは、自然に参加者が増えていくものではありません。
このままでは、今年も150人で終わります。
300人で音を鳴らすためには、もっと多くの人に届けなければいけない。
そして、人が増えれば増えるほど、安全に開催するための準備も必要になります。
必要な準備
たくさんの人に知ってもらうために
・チラシやポスターの制作、配布
・メディアを通したPR活動
そして、参加者が増えても安心して楽しめる場にするために
・周辺道路の警備体制
・駐車場やシャトルバスなどの導線確保
来てくれた人が、安心して来て、安心して帰れるところまでが、このイベントです。
これらを整えなければ、イベント規模を広げることも、安全に続けることもできません。
クラウドファンディングの目的
今回のクラウドファンディングは、イベントを豪華にするためのものではありません。
あの150人の続きを、300人にするための準備。
そして、無料で開かれた場を、きちんと成立させるための環境を整える。
あの日の続きを前に進めるために、力を貸していただけたら嬉しいです。
その先にあるもの
まずは300人で音を鳴らす。
あのとき思い描いていた景色を、きちんと実現させたいと思っています。
その先には、500人、1000人と広がっていく未来があります。
でもその前に、まずは300人。
ここを越えない限り、先には進めません。
まだ途中だからこそ
このイベントは、まだ完成していません。
まだ、途中です。
だからこそ、今この段階で関わってほしいと思っています。
運営だけでは、300人には届きません。
最初の一歩を、一緒に
あの日、ガラス越しに体を動かしていた人たちのように、偶然でもいいから、巻き込まれてしまう人が増えていく場を。
その続きを、私たちと一緒に進めてもらえませんか。
最新の活動報告
もっと見る
リターン品に関するお知らせ
2026/10/23 15:51音降る山フェスティバル2026を応援してくださる皆さまへ このたびは、イベントの中止に伴い、楽しみにしてくださっていた皆さまのご期待に沿えず、申し訳ございません。 今回は、クラウドファンディングのリターン品について、今後の対応をご案内いたします。■「アフタームービーへのお名前掲載」をお選びいただいた皆さまへ イベントは中止となりましたが、協賛品のお渡し会を開催する予定です。当初予定していたイベントの様子を撮影することは叶いませんが、このお渡し会の様子を中心に、一本の動画作品としてまとめたいと考えています。 完成した動画の最後には、リターンとしてお約束していた皆さまのお名前を掲載させていただく予定です。 動画が完成しましたら、改めてお知らせいたします。■「あしながおじさん」をお選びいただいた皆さまへ イベントが中止となったため、参加者の学生の皆さまから、演奏後の感想をいただくことはできませんが、参加申し込みの際に「参加への意気込みとあしながおじさんへのメッセージ」をお寄せいただいています。 今回はこちらのメッセージをまとめて、支援者の皆さまへお届けすることにいたします。参加を楽しみにしていた皆さまの思いを、ぜひ受け取っていただければと思います。 現在、準備を進めておりますので、お届けまでもう少しお時間をいただけますと幸いです。 イベントは中止となりましたが、皆さまからいただいたご支援や応援の気持ちを大切にしながら、私たちなりにできる限りの形で、感謝の気持ちをお届けしてまいります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る音降る山フェスティバル2026 開催中止のお知らせ
2026/10/23 14:492026年10月24日(土)に赤塚山公園で開催を予定しておりました「音降る山フェスティバル2026」は、悪天候が予想されるため、開催を中止することとなりました。なお、25日(日)への順延も行いません。 開催を楽しみにしてくださっていた皆さま、出演・演奏に向けて準備を重ねてくださった皆さま、そして本イベントの実現に向けてご支援・ご協力をいただいたすべての皆さまに、心よりお詫び申し上げます。■ 開催中止の判断について 台風30号の影響で前線活動が活発化し、10月24日(土)は終日雨が予想されています。また、翌25日(日)については、雨が止む時間帯も予想されているものの、前日の降雨によって会場の地面がぬかるむなど、足元の状態が悪化することが懸念されます。 実行委員会では、両日ともに開催の可能性を慎重に検討してまいりました。ご参加・ご来場いただく皆さまの安全はもちろん、大切な楽器や機材を雨や湿気から守ることも、私たちが大切に考えてきたことの一つです。 こうした状況を総合的に考慮し、安全に演奏やイベントを楽しめる環境を整えることは難しいと判断いたしました。■ ご支援・ご協力いただいた皆さまへ 音降る山フェスティバル2026は、多くの皆さまのお力添えによって、開催に向けた準備を進めてまいりました。ご協賛・ご支援をいただいた企業・団体・個人の皆さま、出演を予定されていたアーティストや演奏者の皆さま、出店事業者の皆さま、企画・運営に携わってくださった皆さま、ボランティアの皆さま。また、チラシの配布やSNSでの情報発信、周囲の方々へのお声がけなど、さまざまな形で応援してくださった皆さまにも、心より感謝申し上げます。 この日のために練習を重ね、準備を進め、開催を心待ちにしてくださった皆さまの思いを考えると、開催という形でお応えできないことは、実行委員会として大変残念でなりません。■ お問い合わせについて 開催中止に関するお問い合わせは、下記の公式LINEよりお願いいたします。公式LINE「音降る山問い合わせ」 https://lin.ee/vtXiww2 音降る山フェスティバル2026は、残念ながら開催を断念することとなりましたが、この日を目指して多くの皆さまと準備を重ねてきたこと、そして皆さまから寄せていただいたご支援や応援のお気持ちに、実行委員会一同、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。2026年10月23日音降る山フェスティバル2026 実行委員会 もっと見る
開催に向けて、準備を進めています!
2026/10/17 17:50いよいよ「音降る山フェスティバル2026」の開催まで、あと1週間となりました!今日は2名のボランティアさんにご協力いただき、会場近隣の皆さまへのポスティングを行いました。チラシを三つ折りにする作業から、実際に地域を歩いて配布するところまで、お力を貸していただきました。ご協力いただいたお二人、本当にありがとうございました!音降る山フェスティバルは、たくさんの方々の協力によって少しずつ形になっています。こうして準備を進めていると、イベントをつくっているのは事務局だけではなく、応援してくださる皆さん一人ひとりなのだと感じます。さて、気になるのは台風の進路。事務局でも天気予報を気にしながらの毎日ですが、今できることは、予定どおり開催できるよう準備を進めること!当日、参加者の皆さんや会場に足を運んでくださる皆さんに、思いきり音楽を楽しんでいただけるよう、最後まで準備を進めていきます。どうか10月24日は、青空の下で皆さんとお会いできますように!引き続き、音降る山フェスティバル2026をよろしくお願いいたします もっと見る






コメント
もっと見る