
入野集落の石積み再生に向けて、補修作業を再開しました!
ご支援いただいた皆さま、いつも温かく見守ってくださっている皆さま、ありがとうございます。
台風の影響などで延期となっていた石積み補修ですが、ようやく現場での作業を再開することができました。
今回取り組んでいるのは、長年の風雨によって崩落した農地の石積みの部分補修です。

■ まずは崩落箇所の掘り出しから
作業では、崩落した部分の土や石を取り除き、既存の石積みとの接続部分を確認しながら、再利用できる石を選別しています。
実際に石を取り出してみると、表面から見ただけでは分からなかった内部の状態も見えてきます。
石積みを長く維持するためには、単に石を積み直すだけでは十分ではありません。
石同士のかみ合わせや、背面の土の状態、裏込め材、そして雨水を適切に逃がすための排水対策が重要になります。
一つひとつの工程を確認しながら、できるだけ元の石を生かした補修を目指していま
■ 石積みを残すということ
今回の取り組みは、単に崩れた石垣を修復するだけのものではありません。
この地域には、先人たちが土地の地形や石の性質を読みながら築いてきた石積みが数多く残っています。
重機やコンクリートが当たり前になる以前、人々は身近にある石を使い、農地を守り、暮らしの基盤をつくってきました。
こうした石積みは、地域の歴史であり、景観であり、先人たちの知恵そのものだと思います。
しかし、維持管理をする人が減り、崩れても修復されない石積みが増えています。
このままでは、長い年月をかけて受け継がれてきた風景や技術が失われてしまうかもしれません。
だからこそ、今回の補修を一つのきっかけにしたいと考えています。
■ ご支援いただいた皆さまへ
今回のクラウドファンディングでは、多くの方に応援していただきました。
目標金額には届きませんでしたが、皆さまからいただいたご支援や応援の言葉は、私たちが活動を続けていく大きな力になっています。
改めて、心よりお礼申し上げます。
まだ作業は始まったばかりです。焦らず、一つひとつの石と向き合いながら、少しずつ再生していきたいと思います。
そして、今回の取り組みを通じて、地域の石積み文化を知ってもらい、次の世代へつないでいけるような活動に育てていきたいと考えています。
これからも、あふぎのさとの石積み再生を温かく見守っていただけたら嬉しいです。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
あふぎのさと地域創生ラボ桑原 誠二



