第1章|はじめに
はじめまして。福耳キムチの内藤加恵です。
福岡県糸島市出身。調理師・板前として約16年、食材と向き合い続けてきました。
夫であり、株式会社Dプラン代表の内藤大輔とともに、福耳キムチを運営しています。
私たちが取り組んでいるのは、ただキムチを作って売ることではありません。
デパ地下で催事販売中の内藤夫婦
まだ活かしきれていない地域の食材。
市場規格に合わないだけで、食卓に届きにくい野菜。
もっと知られてもいい、全国各地の生産者さんの想い。
そうした“眠っている地域の価値”を、和食の技術と発酵の力で、もう一度おいしいごちそうに変えていくこと。
それが、私たち福耳キムチの「全国キムチ化計画」です。
このたび、私たちはその活動の拠点となる旗艦店を、新横浜にオープンするため、クラウドファンディングに挑戦します。
これは、キムチ屋の開業支援ではありません。
地域の食材、生産者、食べる人、発酵文化をつなぐ“アップサイクルキムチの基地”を、皆さんと一緒につくるプロジェクトです。
ひと口のキムチから、地球にも、社会にも、人にもやさしい循環をつくりたい。
その仲間になっていただけたら、とっても嬉しいです!!
第2章|私がキムチを作る理由
私の実家は、寿司屋です。
子どもの頃、両親は土日も仕事をしていたので、私は大正生まれの祖父母と過ごす時間が多くありました。戦争を経験した祖父とは、山や海で生き抜く術を教わる“サバイバルごっこ”。
祖母とは畑で土いじり。
こんな私にとっては「もったいない」という言葉は、特別な言葉ではありませんでした。
暮らしの中に当たり前にあるものでした。
山の恵みをいただくこと。
命あるものを調理して食べること。
土に触れ、食材が育つ時間を知ること。
そのひとつひとつが、今の私の食への向き合い方をつくっています。
こんな私には、小さい頃の忘れられない出来事があります。
小学生の頃、祖母から「里芋ば一畝、自分で作ってみらんね?」と言われました。
数ヶ月かけて、祖母に教わりながら一生懸命育てました。
葉っぱがなかなか大きくならなくて心配したり、雨の翌日にびっくりするほど成長していて嬉しくなったり。土の中で見えない里芋を想像しながら、毎日わくわくしていました。
収穫の日、私はまるで自分が立派な大人になったような気持ちでした。
「これで欲しかったおもちゃが買えるかもしれない」
「お母さんには何を買ってあげようかな」
そんなことを考えながら、収穫した里芋を集荷場に持っていきました。
でも、そこで待っていた現実は、子どもの私にとって、とても大きな衝撃でした、、、
形が悪い。
小さすぎ。大きすぎ。
傷がある。
市場の規格に合わないという理由で、値段がほとんどつかなかったのです。
返された里芋は、行きよりもずっと重く感じました
一生懸命育てても、対価がないものがある。
おいしく食べられるのに、、、
あの日の悲しさ悔しさ?残念な思いは、今でも私の中に残っています。
調理師学校を卒業してからは、福岡の料亭、上京後の日本料理店などで修行を重ねました。
洗い物から始まり、魚をおろし、野菜を切り、米を炊き、出汁を引き、八寸場、揚げ場、焼き場、板、煮方。休みの日にも親方の繋がりで色々な料理店へ手伝いに行く日々でした。
素材を丁寧に下処理し、食材の個性を見極め、どうすれば一番美味しくなるのかを考え続けてきました。
その経験すべてが、今のキムチ作りにつながっています。
商品開発の仕事をしている時、
農家さんや食品に関わる方々から、こんな相談をいただくようになりました。
「蓮根の端っこが残ってしまうんだけど、何か作れないかな」
「りんごの皮も、できれば活かしたい」
「傷があるだけで出しにくい野菜がある」
そのたびに、私は食材の味や香り、食感を頭の中で組み立てて考えて何ができるか考えていました。
そんな時、キムチ好きの夫が言いました。
「全部、キムチにしたら美味しそうじゃない?」
最初は驚きました。
でも、頭の中で調理してみると、いける気がしたんです。
試作してみたら、ちゃんと美味しい!!
和食の技術と発酵の力を掛け合わせたら、あの日の里芋たちにも、新しい価値を与えられるかもしれない。
もったいないが美味しい食品に生まれ変わる!
そして、発酵食品だから保存期間も長くなる!!!
発酵食品で食べた人も元気になる!!!!
生産者さん達も経済的にも良くなって未来の日本が良くなる!最高やん!!!!!
こうして生まれたのが、「 福耳キムチ 」です!!
第3章|福耳キムチが目指す「和キムチ」
福耳キムチが作っているのは、日本人の食卓に寄り添う「和キムチ」です。
国産りんごの自然な甘み。
いりこと鰹節の出汁の旨味。
アミエビの発酵が生み出す、奥深い味わい。
そして、素材ごとに合わせる下処理と素材の組み合わせ。
辛いだけではなく、甘み、旨み、香り、食感が重なり合う。
ごはんにも、お酒にも、毎日の食卓にも合う。
それが、板前として食材に向き合ってきた私たちがつくる「福耳キムチの和キムチ」です。

福耳キムチが大切にしているのは、ただ刺激の強い味を作ることではありません。
おいしいから食べたい。
食べ続けるうちに、自然と身体も喜ぶ。
そんなキムチを届けたいと思っています。
第4章|「全国キムチ化計画」とは
全国キムチ化計画は、まだ活かしきれていない地域食材を、
キムチの力で新しいご馳走に変える取り組みです。
大きくなりすぎて箱に入らない野菜。
少し擦れた李、傷がある野菜。
市場規格には合わないけれど、味は変わらずおいしい食材。
その地域では当たり前でも、全国にはまだ知られていない食材。
日本各地には、もっと陽の目を浴びて良い食材がたくさんあります。
私たちは、それらを秘伝のキムチ醬で「キムチ化」し、新しい価値を生み出してきました。
たとえば、埼玉の深谷ねぎだれキムチ。
秩父のきゅうりキムチ。
沖縄の島らっきょキムチ。
静岡の金目鯛キムチ漬け。
鳥取の香箱蟹キムチ。
愛知の赤味噌キムチ。
長野の山葵の葉酒粕キムチ。
これまでに生み出してきたキムチは、全国で100種類以上になりました。

私たちはこの取り組みを、単なる商品開発ではなく、地域の価値をもう一度食卓へ届けるアップサイクルだと考えています。
眠っている地域の価値
→ キムチ化によるアップサイクル
→ 新しいごちそうとして食卓へ
→ 生産者と食べる人がつながる
→ 食を通じた、やさしい循環が生まれる
・キムチを食べることが、地域の食材を知るきっかけになる。
・ひとつのキムチから、その土地や生産者さんのことを知るきっかけになる。
・そして、食卓から人と人がつながっていく。
それが、私たちの目指す全国キムチ化計画です。
今年は「MEBUKU by Vlag yokohama」という共創プログラムにも参加しました。
全国キムチ化計画とは何なのか。
なぜ規格に合わない食材をキムチにするのか。
生産者さんにとって、食べる人にとって、社会にとって、どんな意味があるのか、、、!
3ヶ月間、たくさんの方に壁打ちをさせていただき、自分たちの想いを何度も言葉にしてきました。
私は料理人で、ピッチも資料作りも得意ではありません。
悔しくて泣いた日もありました。
でも、本番のピッチが始まった瞬間
4歳の娘が会場で「ママー!」と声をかけてくれた瞬間、私に何かが降りてきました。
ピッチの5分もいつの間にか終わっていて、今までで一番のピッチとなりました!
ー 子どもたちの未来のためにも、日本の食と一次産業を守りたい!!ー
その想いで発表した全国キムチ化計画は、ありがたいことに優秀賞をいただくことができました!!!
この受賞は、私たちにとって大きな励みでした。
「もっとやっていい」
そう背中を押してもらえた気がしました。

第5章|キムチが繋いできたもの
活動を続ける中で、気づいたことがあります。
私たちがやっていることは、キムチを売ることだけではありません!!
キムチを通じて、人と人をつなぐことでした。
横浜の高校生と一緒に、市場を盛り上げる活動をしました。
若い世代が「キムチって面白い!」と目を輝かせてくれる姿に、私たちも元気をもらいました。
主婦の方に向けた腸活セミナーも開催しています。
キムチの効能だけではなく、「食事は何のためにあるのか」というところから、毎日の食卓に取り入れやすい腸活を伝え、『いただきます』とはと言うところまでを伝えています。
子ども達に、日本の海の恵みを知ってもらう食育活動にも関わりました。

プロサッカー選手の腸活サポートも始まっています。
アスリートにとって、腸内環境はコンディションに欠かせないもの。
さらに、サッカー選手との農業連携も進んでいます。
スーパーマーケットとの循環型の取り組みや、消費者と生産者をつなぐ新しい仕組みも計画しています。
キムチが間に入ることで、地域、生産者、食べる人、子どもたち、アスリート、企業がつながっていく。
あの日、私が感じた「もったいない」という悔しさが、今は人と人をつなぐ力に変わり始めています。
だからこそ、この取り組みをもっと広げたいです!!
第6章|だから今、旗艦店を作りたい!
福耳キムチは、これまでEC販売や催事を通じて、たくさんのお客様に出会ってきました。
でも、活動を続ける中で、ずっと感じていたことがあります。
キムチは、出会い方もとても大切だということです。
香りを感じる。
試食する。
作り手の顔を見る。
食材の背景を聞く。
そして、「これ、おいしい!」とその場で感じてもらう。
そのリアルな体験は、ECだけでは届けきれません。
全国キムチ化計画をもっと広げるためには、いつでも出会える場所が必要でした。
新横浜にオープンする旗艦店は、ただのキムチ販売店ではありません。
全国の生産者さんの旬の食材を使ったキムチが並ぶ場所。
食材や生産者さんのストーリーを知れる場所。
腸活や食の相談ができる場所。
「うちの地域の食材もキムチにできる?」と生産者さんが訪ねてこられる場所。
そして、全国キムチ化計画を広げるための拠点です。
私たちはこの場所を、「 アップサイクルキムチの基地 」にしたいと考えています。
ここから全国の食材に光を当て、地域と食卓をつなぎ、発酵の力でおいしい循環を生み出していきます。
第7章|集めた資金の使い道
いただいたご支援は、旗艦店のオープン準備と、全国キムチ化計画の推進に大切に使わせていただきます。主な使い道は以下の通りです。
• 店舗内装費
• 店舗外装費
• 設備工事費
• リターン品の製造・発送費
• 全国キムチ化計画の活動費
• CAMPFIRE手数料・決済手数料
この旗艦店を、福耳キムチの商品を販売する場所にとどめず、
地域食材の価値を伝え、全国キムチ化計画を前に進める拠点として育てていきます。
・スケジュールについて
2026年7月中旬 キムチの作業場は完成(作業場だけは実費で頑張っています。)
2026年8月31日 クラウドファンディング終了
2026月9月集まった仲間からの支援をもとに外装工事も開始。
2026月9月 新店舗グランドオープン
2026年9月中旬から順次 リターン発送
第8章|リターンのご紹介
ご支援くださった皆さまには、福耳キムチの世界を体験していただけるリターンをご用意しました。
・遠方から応援してくださる方。
・まずは食べてみたい方。
・ご自宅でキムチ作りを体験したい方。
・旗艦店やイベントに来て、直接参加したい方。
・地域の食材をキムチにしてみたい生産者さん。
それぞれの形で、全国キムチ化計画に参加していただけます。
まずは仲間になる|1,000円/5,000円/10,000円
お気持ちで応援してくださる方向けのコースです。
感謝のメッセージと活動報告をお送りします。
遠方の方も、ぜひ全国キムチ化計画の仲間になってください。
オンライン腸活講座|3,000円
キムチプロデューサー内藤加恵が、腸活の基本からキムチの効果的な食べ方まで、わかりやすくお伝えします。Zoom開催なので、全国どこからでもご参加いただけます。
福耳キムチ お試しセット|4,000円
福耳キムチを初めて知る方におすすめのセットです。
人気商品を少しずつ詰め合わせてお届けします。
キムチ醬付き 手作りキット|5,000円
福耳キムチのキムチ醬と、仕込みに使う材料をセットにしました。
動画レシピを見ながら、ご自宅でキムチ作りを体験できます。
あなたの食卓でも、新しいキムチが生まれます。
福耳キムチ キムチ醬 1kg|5,000円
通常は業務用として扱っている秘伝のキムチ醬を、クラウドファンディング限定でご用意します。
お好きな食材を、ご自宅でキムチ化して楽しめる特別なリターンです。
福耳キムチ おまかせセット|6,000円
定番から季節限定まで、福耳キムチをたっぷり楽しめる詰め合わせです。
ご家族やご友人と一緒に楽しみたい方にもおすすめです。
板前 加恵 直伝!キムチ仕込み体験|10,000円
内藤加恵が直接お伝えする、少人数制のキムチ仕込み体験です。
キムチ醬の使い方、白菜の下処理、発酵の考え方まで、板前の技を間近で体感できます。
仕込んだキムチはお持ち帰りいただけます。
生産者さん向け ご当地キムチ試作|30,000円
あなたの地域の食材を、内藤加恵が実際にキムチ化します。
全国キムチ化計画の第一歩を一緒に踏み出す、生産者さん向けのリターンです。
出張キムチ講座|50,000円
法人・グループ向けに、キムチ仕込み体験と腸活講座をセットで開催します。
会社の福利厚生、地域イベント、料理教室など、幅広く対応可能です。
創業メンバーとしてこの場所の歴史にお名前を刻ませていただきます!
100,000円/150,000円/200,000円
この場所は、皆さんと一緒に作る場所です。
特別なメンバーとして、共にこの場所から未来を作っていきましょう!!
第9章|最後に、ここまで読んで下さった あなたさまへ
祖母と育てた里芋を、規格外で返された小学生の女の子がいました。あれから長い年月が経ちました。
なのに今も現状はあまり変わらず、
味はおいしいのに、形や大きさや少しの傷だけで、食卓に届きにくい食材があります。
私は、その現実を変えたいです!!
キムチという食べ物には、不思議な力があります。
作るのに手間がかかります。
発酵させる時間もかかります。
でも、その時間の先に、食材の新しい美味しさが生まれます。
そして何より、キムチを間に置くと、人と人がつながります!
全国キムチ化計画を通じて、農家さん、漁師さん、猟師さん、畜産家さん、高校生、お母さんたち、サッカー選手、スーパーの担当者さんなど、たくさんの方と出会ってきました。
最初はみんな、「キムチ?」と不思議そうな顔をします。
でも食べてもらうと、「これ、今までのキムチと全然違う!」と言ってくれます。
その瞬間が、私は何より嬉しいです。
旗艦店ができれば、もっとたくさんの地域と、もっとたくさんの人をつなげることができます。
まだ活かしきれていない食材を、発酵の力で未来につなぐ。
地域の価値にもう一度光を当てる。
生産者と食べる人をつなぐ。
そして、ひと口のキムチから、地球にも、社会にも、人にもやさしい循環をつくる。
これは、福耳キムチだけでは実現できません。
支援してくださる皆さまは、ただのお客様ではありません。
全国キムチ化計画を一緒に前に進めてくださる『 仲間 !! 』です!!
どうか、私たちと一緒に、まだ眠っている地域の価値を“おいしい未来”に変えてください。
地球にも、社会にも、人にもやさしいキムチを、新横浜から全国へ。
食卓から世界平和を広げる仲間になってください!!!
福耳キムチ キムチプロデューサー
内藤 加恵
株式会社Dプラン 代表取締役
内藤 大輔




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