
私がタイに移住したのは、2011年6月のことです。
きっかけは、バンコクを拠点とする雑誌『Gダイアリー』に携わるためでした。
2013年には編集長に就任。
しかし当時は、出版不況の真っただ中にありました。
売上は落ち、広告も減り続ける。
それでも「良いものを作れば、きっと届く」と信じ、編集長として走り続けました。
ですが2016年、私は自らの判断で廃刊を決断します。
『Gダイアリー』を離れた後、翌年にはバンコクで旅行会社TRIPULLを起業。
経営者としてゼロから会社を立ち上げ、コロナ禍ではクラウドファンディングにも取り組みました。
『Gダイアリー』時代の私は一社員であり、雑誌を継続していくための資金繰りや手段について、十分な知識や経験も無い。
クラウドファンディングという選択肢すら、当時は知らなかった。
ですが今は、自ら会社を運営し、クラウドファンディングで資金を集める手段も知りました。
その経験を重ねたからこそ、今なら、新しい雑誌を世に出すことができるんじゃないだろうか。
そう思うようになれたことが、新雑誌の創刊を決めた大きな動機です。
創刊する新雑誌名は『TALAT』
今はAIが文章を書き、動画を作り、情報が無限に流れる時代です。
だからこそ、時間をかけて取材し、編集し、手に取り、保存できる「質量あるメディア」を作りたい。
スクロールすれば消えていく情報ではなく、何度も開きたくなる一冊です。
この企画から生まれる雑誌の名前は、『TALAT(タラート)』にしました。
TALATとは、タイ語で「市場」を意味します。
市場は、食が集まり、文化が混ざり、人が交差し、物語が始まる場所です。
この雑誌が、タイの食文化と出会う“入り口”になってほしい。
そんな想いを込めました。
新雑誌のテーマは、私が10年以上追いかけてきた「食」と、タイ全土を巡ってきた経験から生まれる「旅」です。
タイの食文化を深く掘り、食から始まる旅を提案する。
タイ在住者であり、10年以上タイの食文化を追い続けてきたからこそ可能な、いままで見たことのないタイの魅力を詰め込んだ雑誌にします。
すでにタイトルロゴの制作も進め、表紙デザインのサンプルを用意しています。

なお、表紙デザインに使用している写真は、あくまでもサンプル用のイメージとなります。
実際の誌面では、取材を通して撮影した写真を使用し、改めてデザインを仕上げていきます。
クラファン期間中だけの限定販売
創刊する雑誌の詳細です。
サイズはA4変形、総ページ数約120ページ、フルカラーを予定しています。
今回、特にこだわりたいのは「紙質」です。
表紙には手触りの良いザラついた質感の紙を採用し、中のページには、料理のシズル感やタイの鮮やかな色彩を再現するため、発色の良い高品質なマットコート紙を採用しようと思っています。
デジタルの画面では味わえない、ページをめくる音や紙の重み。
10年、20年経っても色あせない「記録」としての質感を追求します。
販売方法は、これまでの雑誌のように出版社を通して「流通」に乗せるという選択は捨てました。
クラウドファンディングによって支援してくださる皆さんへ直接届ける“直販”です。
創刊号は、クラウドファンディング開催期間中のみの限定制作とし、プロジェクト終了後の再販・別サイトでの販売・バックナンバー展開は行いません。
今回の創刊号は、この期間に参加してくださった方へ届ける一冊です。
※創刊記念イベントや関連イベントの場に限り、在庫分のみ販売する場合があります。
ただし増刷は行いません。
※雑誌(紙)としての再販は行いませんが、記事内容は将来的にnote等でデジタル販売する可能性がございます。
第一特集:イサーンの食文化を記録する
創刊号で特集するのは、タイ東北地方「イサーン」です。
ソムタム、ラープ、ガイヤーンなど、日本でもおなじみのこれらの料理は、すべてこのイサーンが発祥で「イサーン料理」と呼ばれています。
「イサーン」と呼ばれるタイ東北地方
イサーン料理の代表格「ソムタム」
今回の特集ではイサーン地方の全20県のうち、日本人旅行者が多く、主要とされる6〜7県を私が実際に歩き、取材します。
取材はすでに進めており、1県目として選んだのは通称コラートと呼ばれるナコーンラーチャシーマー県です。


現地の人気店を取材・掲載するのはもちろんですが、私が本当にやりたいのは、そこから一歩踏み込んだ先。
日本では誰も知らないような、あるいはタイ人でさえ「えっ、そんな料理あるの?」と驚くような、各県や各町だけのローカル食に光を当てることです。

ただのグルメ紹介で終わらせるつもりはありません。
イサーンの土地に根付いた食文化を徹底的に掘り起こして、紙の上に「記録」として残す。
それがこの創刊号の使命です。

すぐにイサーンに行く予定がない人でも、数年後、いつかその土地に立ったとき、
「あの雑誌に書いてあったのはこれか」と、目の前の景色が違って見える。
そんな、読み捨てられない一冊を本気で作ります。
第二特集:バンコクに息づくイサーン
「さすがにイサーンの田舎まで行くのはハードルが高い」という人のために、バンコクで食べられるイサーンも追いかけます。
仕事帰りのタイ人が通い詰める路地裏の屋台や、地元の人しかいない食堂、そして今の時代を映す洗練されたレストランまで。
私がこれまで1000軒以上の店を巡ってきた経験を詰め込み、バンコクで店選びに迷った時の「最強のバイブル」になるような特集にします。
タイを愛する著名人たちのエッセイ
さらに、私が信頼している「タイを愛する方々」にも声をかけました。
俳優、料理研究家、作家、立場は違えど、タイという国に魅了された方々に、寄稿をお願いしています。
現在、執筆者の方々と調整を進めている最中です。決まり次第、活動報告で発表していきますので、楽しみにしていてください。
リターンについて
本プロジェクトで用意したリターンの紹介です。
● 支援者クレジット(小)+創刊号『TALAT』
創刊号を1冊お届けします。
あわせて、誌面内の支援者クレジットページにお名前を掲載いたします。
● 支援者クレジット(大)+創刊号『TALAT』
創刊号を1冊お届けします。
支援者クレジットページに、小サイズの約2倍の大きさでお名前を掲載いたします。
● 支援者クレジット(特大)+創刊号『TALAT』
創刊号『TALAT』を1冊お届けします。
誌面内の支援者クレジットページに、最も大きなサイズでお名前を掲載いたします。限定10名様のみです。
● 読者参加企画:あなたの「イサーン」エピソード掲載+創刊号『TALAT』
創刊号『TALAT』を1冊お届けします。
誌面内の「読者の声」ページに、あなたのイサーンにまつわるエピソードを掲載いたします。
● 雑誌広告(法人・店舗向け)1ページ枠
創刊号『TALAT』誌面内の1ページ広告枠です。
● 雑誌広告(法人・店舗向け)見開き2ページ枠
見開き2ページで世界観やブランドストーリーを表現できる広告枠です。
●雑誌内「タイアップ記事」制作権(法人・店舗向け)2ページ枠
企業または店舗の商品やサービスーを取材し、誌面コンテンツとして2ページにわたり制作・掲載する記事広告枠です。
●支援者限定食事会(東京・福岡・北海道・大阪)
各地で食事会を開催いたします。
支援金の使い道について
応援してくださった支援金は、妥協のない一冊を作るための制作費として大切に使わせていただきます。
■ 誌面制作の取材経費+原稿料:約100万円
■ 印刷製本費:約160万円
■ 誌面・Webのデザイン制作費用:約150万円
■ 食事会開催に関わる経費:約21万円
■ CAMPFIRE手数料(17%+税):約99万円
目標金額:530万円
今後のスケジュール(予定)
2026年5月クラウドファンディング開始
2026年5月〜10月現地取材・撮影
2026年7月プロジェクト終了
2026年11月制作本格スタート・デザイン制作・誌面編集
2027年1月印刷・製本
2027年2月支援者の皆さまへ発送開始
※制作状況により多少前後する可能性があります。
雑誌ができるまでのプロセスを共に
お手元に届くまでの数ヶ月間、私はイサーンを、バンコクを駆け巡ります。
CAMPFIRE内の活動報告では、誌面には載せきれない取材の裏側や、撮影現場の風景を頻繁にアップデートしていきます。
雑誌が刷り上がるまでの「旅のプロセス」も、ぜひ一緒に楽しんでいただければ嬉しいです。
未来の図書館に、この一冊を遺したい
私がタイに移住して、今年で15年目になりました。
Gダイアリーという雑誌に携われたこと。
人生で初めて会社を設立できたこと。
そして、「タイ料理」というライフワークを見つけることができたこと。
すべてタイが与えてくれたものです。
そのタイの魅力を深くまで追って、「紙」で伝え、残したい。
AI時代だからこそ、“質量ある紙メディア”を立ち上げたい。
私の夢は、50年後の図書館にこの本が並んでいることです。
デジタルデータが消えても、紙に刻んだ食文化や、旅の情景は、半世紀先の誰かの指先へ届くと信じています。
今回の創刊号は、一度きりの限定生産です。
10年越しの再挑戦。
新しい雑誌の1ページに、ぜひあなたの名前を刻ませてください。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 本当にクラウドファンディング期間中だけの販売ですか?
物理的な「雑誌」として制作・販売するのは、本プロジェクト期間中を基本としております。
プロジェクト終了後の一般販売やバックナンバー展開、増刷は行いません。
ただし、創刊記念イベントや関連イベントの場に限り、在庫分のみ販売する場合があります。
いずれにしても増刷は行わないため、流通に乗ることのない限定的な一冊です。
なお、記録された情報をより多くの方へ届けるため、後日、記事の一部または全部をnote等のプラットフォームにて「デジタル版(有料記事)」として配信する可能性がございます。
Q2. 発行部数は何部を予定していますか?
発行部数は、クラウドファンディングで集まった支援数を基準に制作いたします。
増刷の予定はありません。
Q3. いつ頃届きますか?
制作スケジュールに沿って進行し、2027年2月頃の完成・発送開始を予定しています。
進行状況は随時プロジェクトページにてご報告いたします。
Q4. 目標金額に達しなかった場合はどうなりますか?
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に達しなかった場合でも、規模を調整しながら制作を進めます。
Q5. 雑誌の仕様を教えてください。
サイズはA4変形(285mm × 210mm)、約120ページ、フルカラーを予定しています。
保存を前提とした紙質・仕様で制作いたします。
Q6. タイ国内への発送は可能ですか?
タイ国内への発送も承ります。
その際、配送先の住所・氏名・電話番号を正確にご入力ください。
※日本・タイ以外の国への発送は、転送サービス(tenso.com等)をご利用ください。
Q7. 支援後のキャンセルはできますか?
クラウドファンディングの性質上、原則として支援後のキャンセルはできません。
あらかじめご了承のうえご支援ください。
Q8. 今後、2号目は出ますか?
本プロジェクトは創刊号制作を目的としています。
継続については、今回の結果や反響を踏まえて検討いたします。
Q9. 支援者クレジットでノンクレジットを希望してもよろしいでしょうか?
ノンクレジットも可能です。
備考欄に「ノンクレジット希望」とご記載ください。
Q10. クレジットに載せる名前に制限はありますか?
基本的に自由(本名、ペンネーム、企業名など)ですが、公序良俗に反する文言や不適切と判断されるものについては掲載をお断りする場合がございます。
その際、個別にご連絡いたしますが、修正に応じていただけない場合は掲載を見送らせていただくことがございますので、あらかじめご了承ください。
Q11. 雑誌はどういった配送方法で送られますか?
日本国内への配送は、郵便局の「クリックポスト」を利用する予定です。
タイ国内への配送については、弊社タイオフィスからの発送となります。



