【ご挨拶】長野県生坂村から、果実本来の力強さを持つ「本物のフルーツ」をお届け!
皆様、はじめまして。
長野県東筑摩郡生坂村で農業を営んでおります、「株式会社野の香」です。
私たちの農園は、雄大な山々に囲まれ、清らかな水と澄み切った空気が広がる大自然の真っ只中にあります。
昼夜の寒暖差が非常に大きい信州ならではの恵まれた気候を最大限に活かし、「自然の恵みをそのままに、本当に美味しいフルーツをお届けしたい」という強い信念のもと、スタッフ一丸となって日々土にまみれ、果物作りに情熱を注いでいます。
今回、私たちがクラウドファンディングという新しい舞台に挑戦するのには、大きな理由があります。
それは、今やスーパーなどの店頭では見かけることがほとんどなくなってしまった、
「種あり巨峰」を守り抜くこと。
そして、その類まれなる濃厚な味わいと、栽培にかかわる非常に難しく高度な職人技術を、未来の世代へと確実に繋いでいくためです。

【なぜ「種あり」?】プロの農家がこぞって愛食する、多角的な3つの魅力
皆さんは最近、「種あり」のブドウを食べたことがありますか?
現在、市場に出回っているブドウの多くは、消費者の皆様の食べやすさが最優先された「種なし」品種や、皮ごとサクサクと食べられるシャインマスカットなどが主流となっています。
確かに、種を吐き出す手間がなく、小さなお子様からお年寄りまで手軽に食べられる種なしブドウは、現代のライフスタイルに合っており大変便利です。
しかし、それでも私たちはあえて「種あり」の巨峰を作ることに強いこだわりを持っています。
全国のブドウ農家やフルーツの専門家たちが「自分で食べるなら絶対に種ありを選ぶ」と口を揃えるのには、多角的な理由があるのです。

① 圧倒的な「コク」と濃厚な甘み
種あり巨峰の最大の魅力は、なんといってもその「味の深み」です。
同じ糖度であっても、種なしと種ありでは口に含んだ時の感覚が全く異なります。
種なしブドウが少しさっぱりとした味わいや、酸味を強く感じやすい傾向にあるのに対し、種あり巨峰は強烈な甘み、それを引き立てる絶妙な酸味、そしていつまでも口の中に残る奥深い「コク」があります。
皮を口に含み、少し力を入れて噛んだ瞬間、弾けるようなたっぷりの果汁とともにブドウ本来の濃厚な風味が広がります。
「一度この種あり巨峰を食べたら、もう種なし巨峰には戻れない」
「昔食べた、あの本物の巨峰の味がする」
という熱狂的なお声を数多くいただいています。
② 植物本来の「生命力」と自然な成長
実は、種なしブドウを作るためには、ブドウの成長過程で「ジベレリン処理」という植物ホルモン剤を浸透させる人工的な作業が欠かせません。
これにより種をなくし、実を大きくさせています。
一方、「種あり」はそうした人為的な介入を最低限に抑え、自然のままに育てます。
本来、ブドウは果実の中に種ができると、その種自身から天然の成長ホルモンが分泌され、果実が力強く肥大化していきます。
つまり、種があるからこそ、植物としての生命力が実の一粒一粒にダイレクトに宿り、雑味のない純粋で力強い味わいが生まれるのです。
③ 食感の柔らかさと弾力の絶妙なバランス
種なしの処理を行わないことで、果肉は無理なく自然なペースで熟していきます。
そのため、種あり巨峰の果肉は非常にジューシーで、硬すぎず柔らかすぎない、絶妙な弾力(プリッとした食感)を保つことができます。
種を「ペッ」と出すというほんの少しの手間をかけてでも、絶対に味わう価値がある「王様の味」がここにはあるのです。

【知られざる事実】高級品種シャインマスカットよりも、巨峰は手がかかる!?
ここで、皆様にあまり知られていない果樹栽培の裏側をお話しさせてください。
実は、「巨峰の栽培は、あの高級品種であるシャインマスカットよりもはるかに手間がかかり、技術的に難しい」のです。
ブドウ栽培と聞くと、頭上の棚に美しく整列した枝と葉を想像されるかもしれません。
シャインマスカットの枝は、比較的まっすぐに、そして素直に伸びてくれるため、農家としては剪定や日々の管理がしやすいという特徴があります。
一方で、巨峰の枝は全く素直ではありません。
非あちこちに複雑に絡み合うように、まるで独自の意志を持っているかのように自由奔放に成長していきます。
そのため、どの枝を残し、どの枝を切り落とすか。
一つ一つの房にしっかりと太陽の光を当てて栄養を行き渡らせるためには、長年の経験と研ぎ澄まされた職人の感覚、そして膨大な手作業の時間が不可欠です。

近年、このような途方もない手間と技術の壁、そして市場の「種なし至上主義」の煽りを受け、種あり巨峰の栽培を諦めてしまう農家が全国的に後を絶ちません。
このままでは、あの濃厚で感動的な味わいの種あり巨峰が、日本の食卓から完全に姿を消してしまう。
私たちは現場で土を触りながら、そんな強い危機感を抱いています。
【資金の使い道】本物の味を次の世代へ。技術継承と人材育成・設備投資のために
私たちが今回のクラウドファンディングを通じて実現したいのは、この「種あり巨峰」を育てるための熟練の技術を、しっかりと次の世代のスタッフに継承していくための「人材育成」です。
農業は、マニュアルを読めば一朝一夕で身につくものではありません。
ベテラン農家の肌感覚、枝の張り方の見極め方、土の匂いや葉の色からブドウの健康状態を察知する観察力。
それらを若い世代や新しいスタッフにじっくりと伝え、株式会社野の香が誇る「本物の味」を5年後、10年後、その先もずっと守り続けていくための教育・育成費用として、皆様からいただいたご支援を大切に活用させていただきます。

リターンについて
私たちはこれまで、地元の農業関係者や食材店の皆さまと連携しながら、巨峰の魅力を伝える活動を続けてきました。直売所での販売や、地域のイベントでの試食会なども積極的に開催してまいりました。
しかし、生産量の維持と品質向上のためには、より多くの資金と設備投資が必要です。特に、自然栽培に適した環境整備や、収穫後の品質保持のための設備などが急務となっています。

【最後に】時代が変わっても、絶対に守り抜きたい味がある
効率化や手軽さが何よりも求められる現代において、私たちがやっている「手間のかかる種あり巨峰の栽培」は、もしかすると時代遅れなのかもしれません。
それでも、「本当に美味しいもの」には、理屈を超えて人の心を動かす力があると私たちは信じています。
長野県生坂村の豊かな自然と、私たちが泥臭く受け継いできた技術の結晶である「種あり巨峰」。
この感動的な味わいを、絶やすことなく未来の子供たちにも残していくために。
どうか、皆様の温かいご支援と応援を、心よりお願い申し上げます!
共に、「本物の味」を未来へ繋ぐ仲間になっていただけませんか?
株式会社野の香 スタッフ一同




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