もう一度、千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト

千葉県松戸市で、食事や会話をきっかけに人がゆるやかにつながる場「アドカラー」を再始動させるプロジェクトです。福祉を特別なものにせず、日常の中で自然に関われる“ぼちぼちなつながり”を生み出すことが目的です。拠点の再開に向け、2026年中の立ち上げを目指しています。

現在の支援総額

173,000

5%

目標金額は3,000,000円

支援者数

17

24時間以内に17人からの支援がありました

募集終了まで残り

34

もう一度、千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト

現在の支援総額

173,000

5%達成

あと 34

目標金額3,000,000

支援者数17

千葉県松戸市で、食事や会話をきっかけに人がゆるやかにつながる場「アドカラー」を再始動させるプロジェクトです。福祉を特別なものにせず、日常の中で自然に関われる“ぼちぼちなつながり”を生み出すことが目的です。拠点の再開に向け、2026年中の立ち上げを目指しています。

アドカラー立ち上げメンバー(2025年3月撮影) 一番右が店長の松村です
自己紹介

はじめまして。松戸市を拠点に活動するアドカラー店長の松村です。

アドカラーは、社会福祉士、看護師、理学療法士などの専門職が集まり、地域の中で「福祉を日常にひらく」ことをテーマに展開してきました。そんな私たちが2025年3月〜8月で駆け抜けた飲食店です。

まずは、その空気を少しだけ感じてもらえたら嬉しいです。


■どんな場所だったのか

アドカラーは、日替わりコンセプトの小さなスタンドでした。

水曜日の夜は、”おふくろの味”を味わう家庭料理を嗜む「HIRATAYA STAND」


土曜日のお昼は、ルーローハンと不揃いの餃子の「俺の魯肉飯」


営業は週に2日、3-4時間と短い時間だったのですが、その限られた時間に、人が少しずつ重なり合うことで、関係が生まれていきました。

お店は、少し入りにくい。でも、ちょっと気になる。そんな佇まいでした。

アドカラー第1章オープン初日(2025年3月撮影)


だけど一歩入ると、笑顔で迎えられて、料理の匂いと、誰かの笑い声がある。

それだけで、少しだけ安心できる。そんな場所でした。


このプロジェクトで実現したいこと
  • ☑︎誰でもふらっと立ち寄れる場所を、もう一度つくる
  • ☑︎食事や会話をきっかけに、人と人がゆるやかにつながる場を再開する
  • ☑︎「いきなり支援」でも「いきなり就労」でもない、ちょうどいい関わり方を生み出す

人が無理なく関われる「余白」を、地域の中にもう一度つくることを目指しています。


プロジェクト立ち上げの背景

今、地域の中で起きていること

今、地域の中で起きているのは、孤立そのものというよりも「関係に入る入口がない」という状態です。

支援が必要なほどではない。でも、少ししんどい。

誰かと関わりたい。でも、きっかけがない。

そうした人たちが、 関係の外側にとどまり続けていて、その結果が「孤立」につながっていると私たちが考えます。


アドカラーが生み出していたもの

アドカラーは、「人とまちの日常に、色を添える」 ことをコンセプトにした場でした。特徴はシンプルで、福祉を特別なものにしなかったことです。



福祉の相談をすると、クラフトビールが割引になる。

「なんで相談したら安くなるんですか?」最初はよく笑われました。

でも、これには理由があります。

福祉の相談には、 実は多くのハードルがあります。

  • 「こんなことを相談していいのかわからない」

  • 「私よりも大変な人はいるはず」

  • 「わざわざ行くほどでもない・・・」

  • 「忙しいし、仕事を休んでまで時間が取れない」

こう考えたことは、誰にでもあるのではないでしょうか?


そうしているうちに、気づかないまま、「まだ大丈夫」と自分の中に抱え込んでしまう。

その結果、必要なときに、必要な場所につながれない。

ときには、福祉の側が、意図せず距離をつくってしまっていることもあります。

期間限定クラフトビール「松戸アドカラーエール」

でも、相談するとビールが安くなったり、福祉専門職がいる飲食店ならどうでしょうか?

「ビールが安くなるなら・・」「せっかくだし・・」というきっかけで始まるコミュニケーションを育むことに、その狙いがありました。


まさに、そんな場面が育まれた方がいました。

オープン当初より、偶然アドカラーを知り来店された30代の方。

ここなら仕事終わり家に帰るまでの1時間でもふらっと立ち寄りたいと、度々飲みにいらしてくださいました。

そんなある日。来店直後より、「今日は相談したいです!」と宣言され、お子さまのことで心のわだかまりを吐露されました。


もしこれが、いわゆる相談窓口だったら。

相談する側と、支援する側。立場がはっきり分かれて、きっとはじめから「相談しよう」と構えて来る場所になります。

でもアドカラーでは、ビールを飲みながら、餃子をつまみながら、会話の延長として話せる。

そしてそこに福祉専門職がいることで、あそこに行けば話ができる・聞いてくれるという安心が、その人の「相談」が後押しされたのではないかと。


さらにアドカラーの特徴は、話を聞いて終わりではありません。

多分野多業種の専門職ネットワークで形成されるスタッフ層だからこそ、必要な支援や制度に繋ぐ選択肢も持ち合わせます。

こういう小さなきっかけがあることで、人は少しずつ、外とつながっていく。

アドカラーは、そんな場でした。


ごはんを食べながら、ついでに少し話す。そこには、ぼちぼちなつながりが生まれていました。

強い関係ではなく「ぼちぼちなつながり」。

深く関わらなくてもいい。ただ同じ空間にいるだけでもいい。少しだけ会話するでもいい。無理をしない関係だからこそ、誰でも入りやすい場になっていました。

常連さんがいつの間にかアドカラーの説明をしてくれたり、偶然隣に座った人同士が思わぬ共通点に盛り上がったり。

そのくらいの距離感だから、人は自然と関われる。

結果として、39日間でのべ759名が来店しました。




■「はたらくチャレンジ」という社会への参加と自己表現


こんな形でアドカラーに関わってくれた人もいます。

Sさん(仮名)は、「はたらくチャレンジ」としてアドカラーに関わってくれた方です。

Sさんは若年性認知症のある方です。

最初に出会ったのは、とある交流会。当初は、ご家族に連れられて参加している印象で、ご本人からの発信は多くありませんでした。

ただ、アドカラーの話を聞いたとき、「やってみたい」と、ご自身の言葉で参加の意思を伝えてくれました。

もともと、惣菜担当として働いていた経験があり、調理の手際はとても丁寧で確かでした。

アドカラーでは、スタッフと共に、前日の仕込みや買い出しを担当。

1週間の予定を忘れてしまうこともありましたが、それでも、ほぼ毎週のように参加。

一緒に買い出しへ行き、食材を選び時間の中で、段差や陳列の見え方に困りごとがあることが見えてきました。

その場で、「じゃあどうすればいいか」を一緒に考える。専門職も、本人も、同じ目線で話す。

それは、支援でも、訓練でもなく、ただ「一緒に場をつくる人」として関わる時間でした。



アドカラーで起きていたことは、 特別な支援ではありません。

でも、確実に言えることがあります。

「関わるきっかけがあるだけで、人は動き出せる」

相談でも、仕事でも、支援でもない。その手前にある、ちょうどいい関わり方。

私たちは、これこそが「ぼちぼちなつながり」だと考えます。

それがあることで、人は少しだけ、自分のことを話せたり、少しだけ、誰かの役に立てたりする。

アドカラーは、そういう場でした。

アドカラー第1章最終営業日、閉店後(2025年8月撮影)


アドカラーを取材していただく機会にも恵まれました。

アドカラーを面白がっていただき、取材いただくこともありました。

生活に福祉を補う存在として。地域でつながる相談の場を/コンセプトスタンド「アドカラー」〈前編〉

生活に福祉を補う存在として。地域でつながる相談の場を/コンセプトスタンド「アドカラー」〈後編〉



またあの場所に行きたい、という声に応えたい

2025年8月、現店舗の契約期間が終了し、アドカラーは一度幕を閉じました。

そのあと、何度も言われました。

「またやらないの?」 「もう一回行きたい」 「あの場所、なくなっちゃったんだね」

中には、「会えていた人と会えなくなった」という声もありました。

いただいたそんな声をご紹介します。


「帰り道に寄る場所がなくなって、家と職場の往復になってしまって、夜の楽しみがなくなりました…美味しいご飯とお酒と、ちょっとしたおしゃべりは明日の活力になってました。」

「注射したら、あそこで〇〇さんに会って美味しいご飯食べようね!って話して大嫌いな注射頑張ってきた帰りなんです!」

「報われなさ、不甲斐なさ、そんな気持ちを抱きながら働く日々の中、アイデンティティを感じられる場所がある。頑張らなくてもありのままの自分を受け入れてくれる居場所がある。一緒にいるだけでなぜかポジティブになれる人達がいる。」

「閉店後、アドカラーロスをずっと感じていて、先日のコラボでは楽しみすぎて眠れなかった。再開を心待ちにしてます。」

「今まで何となく打ち明けづらかった悩みを自然と話せる場所。帰る頃にはなんか大丈夫な気がしてくる場所。不完全なじふんをそのまま受け入れてくれる稀有な居場所。」


ストレス発散の場とはちょっと違う、日々のストレスを忘れさせてくれる場所。

私にとって、働き続けるために必要不可欠な居場所でした。

スタッフの間でも、あの日々を「ひと夏の文化祭」と呼んでいました。

でも、思い出すのは、あの場所にいた一人ひとりの顔です。

これは、文化祭で終わらせていいものではない。

そう思いました。


「俺の魯肉飯」営業スタッフ(一部)

第1章営業終了後の記念写真


2026年冬の再会に向けた準備状況

現在、松戸エリアでの物件探しを進めています。並行して、スタッフの体制づくりやオペレーションの整備にも取り組んでいます。

皆さまからのご支援をもとに、今回は期間限定ではなく、持続可能な形で2026年中の再開を目指しています。


■なぜ300万円なのか

今回のプロジェクトでは、目標金額を300万円に設定しています。

本来、飲食店として新たに場を立ち上げるためには、物件取得費・内装・設備・運転資金を含め、400万〜600万円程度の初期費用が必要になるのが一般的ですし、昨今の物価高で予算を上回ることも想定されます。

しかし今回のアドカラーでは、すべてを一度に整えるのではなく、

「まずはもう一度、場を立ち上げること」にフォーカスし、営業を開始できる最低限のラインとして300万円を設定しています。


■資金の使い道

・家賃・敷金礼金:約120万円 → 物件取得に必要な初期費用

・厨房設備・ガス工事:約80万円 → 飲食営業許可を取得するための最低限の設備

・内装(客席まわり):約50万円 → お客さんが過ごせる空間づくり(可能な限りDIYで実施)

・初期人件費:約50万円 → 立ち上げ初期の運営を安定させるための費用

合計:300万円


■今回の資金調達の位置づけ

この300万円は、「完成された店舗をつくるための資金」ではなく、「もう一度、場を立ち上げるためのスタートライン」です。

不足する部分については、今後の売上、追加の取り組みなどを通じて段階的に整えていくことを想定しています。

アドカラーは、設備や内装が整っていること以上に、「人が関われる場があること」に価値があると考えています。

まずはその“場”をもう一度つくるために、このプロジェクトに挑戦していきます。


リターンについて

この場に「関わる」体験としてリターンをご用意しています。(今後増加予定です!)

※食事チケットは、店舗再開後もしくは再開するまでの不定期企画(イベントやコラボ出店・間借り営業等)を検討しており、そちらでの利用を想定しております。

※1日店長、1日貸切リターンは、店舗再開後にご利用いただけます。


コース金額内容

🌱 応援コース 1,000円 お礼メッセージ
🍽 ごはんコース 3,000円 食事チケット1回分
🍺 福祉と乾杯コース 10,000円 食事チケット1回分+オリジナルグラス
🧵 スタッフ気分コース 15,000円 食事チケット1回分+オリジナルエプロン
🏪 地域応援コース 30,000円 店内ポップ設置(お名前・宣伝可)
🎪 1日店長コース 50,000円 1日店長権+オリジナルエプロン
💡 大口応援コース 100,000円 1日貸切+店内ポップ設置+SNS掲載1年間掲示
🤝 スポンサーコース 300,000円 1日貸切+店内ポップ設置+SNS掲載2年間掲示+イベント共催1回


第1章でも展開したオリジナルエプロン。数量限定だったため、現在はレア物に。


スケジュール

時期内容

2026年夏〜秋 物件契約・内装工事
2026年中 アドカラー再オープン
再開後 リターンのご利用開始

※状況により前後する場合があります。随時ご報告します。


最後に

ここは、ふらっと立ち寄る人たちの「関係が生まれる場所」です。

強くつながらなくてもいい。ぼちぼちでいい。その余白を、このまちにもう一度。

あの場所を知っている人にも、まだ知らない人にも。一緒につくってもらえたら嬉しいです。

アドカラー 店長  松村大地

支援金の使い道

集まった支援金は以下に使用する予定です。

  • 設備費

  • 人件費

  • 広報/宣伝費

  • リターン仕入れ費

※目標金額を超えた場合はプロジェクトの運営費に充てさせていただきます。

支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 本日より、「千葉県松戸に“つながる飲食店”を。アドカラー再始動プロジェクト」をスタートしました。まずはこのページを見つけてくださったこと、そしてこうして関心を寄せてくださっていることに、心から感謝します。アドカラーは、2025年3月から8月までのあいだ、福祉相談ができる飲食店として運営してきました。元々店舗の取り壊しが決まっていた為、期間限定の挑戦ではありましたが、その39日間で759名の方にご来店いただきました。食事やお酒を楽しみに来てくださる方、誰かと話したくて足を運んでくださる方、なんとなく気になって扉を開けてくださる方。アドカラーには、いろいろな理由で人が集まりました。そこで私たちが実感したのは、「飲食店」という場の力でした。福祉相談という言葉には、どうしても少し構えてしまう空気があります。でも、食卓を囲みながら、好きな飲み物を片手に話す時間の中では、自然とこぼれる言葉があります。困りごとを“相談する”前に、まず“ここにいていい”と思えること。その入口があるだけで、救われる人がいることを、私たちは現場で何度も感じてきました。一方で、期間限定だったからこそ見えた課題もありました。「また行きたいと思ったときにはもう終わっていた」「こういう場所がずっとあればいいのに」「閉まってから、あらためて必要だったと気づいた」——そんな声をたくさんいただきました。私たち自身も、あの場を一度きりで終わらせたくないという思いを強く持つようになりました。今回のクラウドファンディングは、2026年中にアドカラーを恒久的な店舗として再オープンさせるための挑戦です。目標金額は300万円。物件取得、厨房設備、内装、初期人件費など、新しい一歩に必要な準備を整えるために使わせていただきます。ーーーーーーーーーーーーこのプロジェクトは、ただお店をつくるためのものではありません。日常の延長に、人とつながれる場所をつくること。福祉をもっと遠いものではなく、暮らしの近くに置きなおすこと。そして、ひとりで抱え込まなくていい時間を地域の中に増やしていくこと。そのための再出発です。ーーーーーーーーーーーークラウドファンディングは、公開直後の応援がとても大きな力になります。ご支援はもちろん、この投稿を広げていただくこと、身近な方に話していただくこと、見守っていただくことも、大切な後押しになります。これから7日間、アドカラーが大切にしていることを少しずつお届けしていきます。どうかあたたかく関わっていただけたら嬉しいです。<ハイライトポイント>・「つながる飲食店」コンセプトスタンド「アドカラー」再始動プロジェクトがスタート・期間限定営業39日間で759名が来店・”相談”の前に「ここにいていい」と思える場へ・2026年、恒久的な再オープンを目指す挑戦・支援だけでなく、見守る・広げる・関わることも大きな力・最初の応援、この場の未来と、その活力になります。 == 次回は、アドカラーが大切にしている理念やコンセプトについてお届けします。「福祉と乾杯」「相談ビール」という言葉に込めた思いを、もう少し丁寧にお話しします。 もっと見る

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