【いいリーダーは、デキる部下に嫉妬しない】『ザ・ライブ バケログ調査団』の撮影も佳境に入ってきました!!撮影が過酷ではあるんですが、学びが深いです。今回はリーダーとしての在り方を学べました。会社経営と同じです。映画っていきなり本番はやらずにリハーサルを繰り返すんですよ。そしたら「こうしたらもっと面白いんじゃないか」「ここはこうした方がいい」と、いろいろなアイデアが出てくるんです。僕が出すこともあるんですが、最近はスタッフがいいアイデア出してくれます。実は昔の僕。これが嫌でした。スタッフがいいアイデアを出して、周りのスタッフや役者がその人に「それってこういうことですか?」「どうやってやります?」と話を聞いている。それを見ると、「いや、監督はオレだろ!」とモヤモヤしていましたね。単に嫉妬です笑自分の存在意義がなくなるような気がするんですよね。簡単に言うと器が小さい笑でも今は違います。むしろスタッフ同士で話し合って決めてくれた方が楽ですね。最後に監督である僕が判断すればいい。その方がチームは強い。考え方が変わったきっかけがあります。経営コンサルタントの知人が、「社長が、仕事のできる社員に嫉妬してしまい、会社の成長を止める」という話をされていました。それを聞いて、まさに自分だと思ったんですよね。僕は映画監督をやる前に、ケーブルテレビの飛び込み営業で、リーダーをやっていました。自分より成績のいい営業マンがいた。嫉妬しました。だから積極的に手伝わなかったんですよね。でも、その人の成績が上がれば、チームの数字も上がり、僕の給料も増えたんです。今思えば、そんな僕はアホですね。最終的な自分の目的より、目の前の承認欲求を優先したわけです。今回の映画『ザ・ライブ-バケログ調査団-』でも同じことがありました。シナリオライターのコイワユメが撮影当日に、「主人公がボイラー室に逃げ込むなら、ボイラー室ならではの戦いを描きたい」と言ってきました。そこからストーリーを付け足し、スタッフ全員で知恵を絞って撮影可能な形にしていきました。おかげで物語はさらに面白くなった。僕一人では思いつかなかったアイデアです。だから今は思います。いいリーダーとは、一番いいアイデアを出す人ではない。仲間のいいアイデアを採用できる人です。そして、誰でもアイデアを言いやすい雰囲気を作れる人です。そのためには、監督が焦ったり、イライラしないこと。撮影現場は時間も予算もない。全責任は監督にあります。だから焦る。イライラする。それは僕もそうなんです笑でも、監督がピリピリすると、誰も意見を言わなくなる。それは作品にとって大きな損失なんですよね。巨匠ドン・シーゲル監督はこう言っています。「いいアイデアなら、アパートの管理人のものでも取り入れる」かっこいい!しびれる!いい監督とは何か。最近、僕なりの答えがありまして。それは「エゴを捨てれる人」ですね。つまり、観客のために、スタッフのために、役者のために、スポンサーのために作品を作れる人。そして、そのためなら我を捨てる。自分が犠牲になる。褒められたい!名声欲しい!チヤホヤされたい!そんなエゴから、執着から、手を放す。ただ、面白い作品を作る、届ける。そんな監督、、、監督王にオレはなる!




