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【岩手県大槌町山林火災 】被災地へ出動決定、緊急支援を開始します
4月22日に岩手県大槌町で発生した山林火災は、24時間経過後も延焼が続いています。大槌町が23日に開いた会見によると、火災による焼失面積は約200ヘクタールに拡大し、一部では住宅まで約100メートルのところに火が迫っていることを明らかにしました。また、町は避難指示の対象を拡大し、およそ1200世帯の2500人余りに避難を呼びかけています。
(出典:NHK)

これを受けて、空飛ぶ捜索医療団”ARROWS”は被災地への出動を決定、緊急支援を開始します。
既に現地へ調査メンバーを派遣し、刻一刻と変わる状況の把握に努めています。

皆様からいただいたご寄付は、以下に大切に活用させていただきます。
寄付金の使いみち 皆様からいただいたご寄付は、4月22日に岩手県大槌町で発生した大規模な火災での被害を受けた被災地・被災者支援活動に大切に活用させていただきます。
・支援ニーズ調査
・緊急物資支援
・その他被災地のニーズに応じた支援 ・支援に伴う事務局運営費
※ピースウィンズ・ジャパン寄付金など取扱規程は下記をご参照ください。
特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン寄付金等取扱規程
https://peace-winds.org/wp-content/themes/pwj2023/assets/pdf/A13kihukin_20210319.pdf
このプロジェクトへの支援は寄付金控除の対象になります「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンが発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。 ※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
▷詳細はこちらへ(内閣府NPOサイト)

|個人の方が寄付された場合の控除額計算方法
▼税額控除(寄付金特別控除)の場合(寄付金合計額 – 2,000円)× 40%この金額を「税額」から控除できます。ただし、所得税額の25%が限度となります。
▼所得控除(寄付金控除)の場合(寄付金合計額 – 2,000円)× 所得税率「寄付金合計額– 2,000円」を所得から控除できます。ただし、年間の総所得金額の40%に相当する額が上限となります。また、所得税率は年間の所得金額に応じて異なります。
【例】年間30,000円を寄付 (広島県の方が、税額控除を選択した場合。広島市以外の場合)所得税(30,000円 – 2,000円)× 40% = 11,200円県民税(30,000円 – 2,000円)× 4%(※) = 1,120円合計 12,320円の控除※広島市内にお住いの方の場合は4%ではなく2%になります(▸ 広島県の県民税のページ参照)。また、控除には限度額がありますので、実際の税額はケースにより異なります。詳しくは内閣府のNPOホームページ、広島県のNPO法人情報サイトなどをご覧ください。
|特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパンについて
ピースウィンズ ・ジャパンは、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOで、大西健丞により1996年に設立されました。これまでに世界41の国と地域で活動してきました。また、災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。
代表理事兼統括責任者:大西 健丞
設立年月:1996年2月
所在地:広島県神石高原町近田1161-2 2F
東京事務所:東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2F
主な活動:海外人道支援、災害緊急支援、地域復興・開発支援、犬の保護・譲渡活動
団体URL :https://peace-winds.org/
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【岩手県大槌町 山林火災緊急支援】全域で避難指示は解除。鎮圧・鎮火に向けて山林火災は収束へ
2026/05/01 14:214月27日、待望の雨。翌28日にもまとまった雨が降ったことで、山林火災は収束の兆しを見せ始めました。地上からは釜石大槌消防、県内応援隊、緊急消防援助隊に、釜石・大槌消防団を含め、総勢およそ1400人が消火活動にあたり、さらに自衛隊、防災ヘリが空中からも散水を続け、民家のある集落や地区までの延焼を食い止めてきました。4月22日の発災から連日連夜続けられてきたこの消火活動に加えて2日連続での降雨によって火の勢いは止まり、災害対策本部では民家まで延焼が及ぶ可能性は極めて低いと判断。4月29日には一部を除く地域の避難指示が解除され、翌30日には最後に残った長井地区も安全と判断されて、午後4時30分、全域で避難指示解除が発表されました。建物被害は、住家1棟を含む8件の全焼が確認されましたが、人的被害はゼロ。「健康被害を防ぐ」をモットーに活動を続けてきた保健医療福祉調整本部は、大きな健康被害の報告はなく、すべての避難所も閉鎖されたことで、30日に解散しました。日常に戻る幸せ、生きる力に空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”は、24日に看護師2名が現地入りし、保健医療福祉調整本部の指揮下で支援活動を開始。主に避難所で生活を余儀なくされた方々の健康を日々チェックし、慣れない環境下で少しでもストレスを減らし、快適に過ごしてもらえるように、避難所内やトイレ掃除をはじめとする環境改善にも努めてきました。避難生活はいつまで続くのか、家は大丈夫だろうか、不安が募るなか、特に高齢者にとって避難生活は精神的にも肉体的にもとても厳しいものです。避難所を訪れると、「いつもありがとうございます」とニコニコと答えてくれますが、胸中は常に不安に支配されています。4月28日の一部避難解除を受け、夕方にご家族が迎えに来て家に戻るという、ひとりで避難されていた80代の方が、その胸中を語ってくれました。「ここにいると、震災とかの悪い思い出ばかりを考えてしまってね、家族とも離れてひとりぽっちで寂しかったけれど、でもようやく帰れる。これから家に帰って孫とかも戻ってくれば9人家族の生活。またにぎやかな暮らしが始まると思うと本当にうれしいね。私はお花がとても好きで、家に帰ったらおうちで好きなお花を育てたり、散歩しながら公園のお花を見るのが楽しみ。家が通学路の前なので、朝学校に通う子どもたちの『おはようございます!』という元気な声がまた聞けるのも楽しみだね」ある方は、避難指示解除が発表されると、すぐに帰る準備を始め、支度を終えると避難所の入口の前でウロウロしながらお迎えを待っていたといいます。空飛ぶ捜索医療団では、少しでも早く避難者が家に帰れるように、市と連携して移動手段のない避難者1名をご自宅まで移送、また避難所の集約にともない、ひとり別の避難所へ移動しなければならなくなった方の移送を担当しました。車が避難所に到着すると、帰宅するおばあさんは急いで車に乗り込み、車中、看護師とうれしそうに話をしながら家に戻られたと報告がありました。うれしい反面、不安も一方で、日常が戻ることがうれしい反面、今後の不安の声も聞かれました。「家に帰れるのはとてもうれしいけれど、やっぱり不安もあるね。津波に地震に、今回は山火事に遭って。お父さんの体も心配だし、またいつくるかわからないからね」避難したご家族のなかには、お父さんが詰所で消化活動にあたっていた消防団員で1週間ほど会えず、不安と寂しさを抱えたという子どもがいます。また、一部地区では自宅や避難所から見えるところまで火の手は狭まり、それを目の当たりにした子どものなかには、山火事の恐さが心の中に深く残ることもあります。そして――吉里吉里に建てられた石碑15年前、大槌町は東日本大震災による津波で、壊滅的な被害を受けました。多くの人が、その忘れられない記憶を抱えながら、今回の山林火災でまた大きな災害を体験しました。これからも大槌町を支える支援を考え続ける4月30日、吉里吉里地区。火災のあった森林には木が焼け焦げた炭のようなにおいがあたり一面に漂っている山林火災は、表面が消火されたとしても地中に熱源が残っていれば、それがなくなるまで鎮火には至りません。そのため4月30日、全域での避難指示解除に伴い、消火部隊も少しずつ縮小されていきますが、避難指示が解除された後も熱源調査は続き、もしも火種があれば消火剤などで一つひとつ消していく地道な作業がこれからも続きます。4月30日、吉里吉里地区。斜面一帯は黒く焼け焦げ、木の上のほうまで焼け焦げたエリアもある。この光景が何キロにもわたって続く4月30日、災害対策本部からの発表によると、焼損面積は小鎚、吉里吉里地区合わせて1,633haにも及びます。住民にとって、憩いの場だった森林は黒く焼け焦げてしまい、また美しい森林が再生されるには長い年月と多くの労力が必要になってきます。避難指示が解除されたことで、住民は9日間続いた避難生活を終えました。これで一時的に閉店していたお店なども再開し、町には平穏な日常が戻ってきます。空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援活動も5月1日を持って一旦終了しますが、火災が収束し日常が戻ってきたとしても、心のケアを必要とする人がいます。災害が人びとに与えた影響は大きく、空飛ぶ捜索医療団は目に見えない部分でのサポートも含め、今後も大槌町のために何ができるのか、求められるニーズを調査しながらできる支援を考えていきます。 もっと見る
【岩手県大槌町 山林火災緊急支援】柔軟に、迅速に。空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”だからできることを
2026/04/30 10:26以前、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”のプロジェクトリーダー稲葉医師にこれからのチームの在り方について尋ねると、こう答えてくれました。「自分たちにしかできないところを突き詰めながら、被災地で柔軟に、なんでもできるチームでありたい。これができれば欠けたピースが埋まったり、ここにこういう組織がいると全体がうまくいくような、誰も担えない役割を埋めていくようなチームでありたいと思っています」4月26日、大規模山林火災の発災から5日目。岩手県大槌町でに発災した山林火災の緊急支援で、この言葉を体現する出来事がありました。緊急避難指示が発令された現場へ出動要請大槌町小鎚地区の山林で、消火されたと思われた場所にまだくすぶっていた火種が乾燥と強風で再燃。さらに風向きが変わって延焼が民家に向かったため、小鎚地区に住む15世帯24名に緊急避難指示が発表されました。同地区は、山間部にある小さな集落で高齢者が多く、現場では消防と警察が救助にあたっていましたが、なかには要配慮者がいることから医療従事者が求められていました。そのピースとして保健医療福祉調整本部から空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”に出動の要請がありました。「今朝、小鎚の一番奥の長井地区に避難指示が出て、警察と消防で避難させていますが、高齢者の多い場所なんです、自分で動ける人もいれば動けない人もいて、でもその把握がきちんとできていない状況のなかで、避難者の要配慮者の介護や介助と、そのまま移送するお手伝いをお願いできませんか」今回の緊急支援チームリーダーの新谷看護師はふたつ返事で任務を引き受け、急遽市の職員と一緒に宮内看護師とともに小鎚に向かいました。めまぐるしく状況が変わるなかで情報は錯綜現場は物々しい雰囲気で、狭い道に消防車と多くの隊員が集まり、どこからか情報を得た報道カメラマンの姿も見られます。消防と連絡を取りながら現場に向かいましたが、空飛ぶ捜索医療団の看護師ふたりが到着した頃にはすでに避難者は近くの集会所に移送したのでそちらに向かってほしいとの連絡。救助された避難者はどこにいるのか、めまぐるしく状況が変わるなかで情報は錯綜しました。新谷と宮内看護師は、慌ただしい現場から避難した人が集められていた集会所に移動。避難者の健康状態を一人ひとり確認したのち、市と連携して避難者1名をより安全な避難所に移送する役割まで担当。集会所の周辺には避難者と周辺住民の方が集まり、もくもくとあがる煙を不安そうに見つめます。「火が静まったように見えたんだけどね、、、10時くらいまでは静かだったんだけど、ちょっとずつまた燃えてきて、空がモヤっとなっていってね。もし火が来たら危ないと思って急いで避難してきました。今朝は全然こんな感じじゃなかったですよ」避難所からも見える距離に迫ったところで勢いよく煙はあがり、上空には消火活動を続けるヘリコプターが飛び交うなか、最終的に15世帯24名の無事を確認。当初の予定からは二転三転しながらも任務を無事完遂した新谷看護師は、この日の出来事をこう振り返りました。「コミュニティとか地域のつながりは、本当にすごく大事ですね。あの人いないよ、どこにいったよ、この方気にかけてあげたほうがいいよとか、いろいろな情報を共有してくれてありがたいなと。こっちの小鎚のほうはなかなか情報が入ってきてなかったので、今回初めて現場に入ってみて、今回の山林火災が同時多発的に起きているんだということをあらためて感じました」(新谷看護師)空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の役割保健医療福祉調整本部には26日時点で医療・福祉関係の10団体、41名が参画。空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”も含めた保健師・看護師が手分けしてすべての避難所に常駐し、連携しながら避難者の健康管理と環境改善に努めています。そのなかで空飛ぶ捜索医療団は、他団体と同じように常駐・巡回要員として支援活動を行うとともに、民間ならではの柔軟性と機動力が評価され、なにかあったら柔軟にすぐに対応する“緊急対応”の役割も担っています。この日の活動はまさにその対応で、無事任務を終えたこと、なにより避難者を守れたことに、新谷、宮内はほっと胸をなでおろしました。被災地の現場で、できることは限られているかもしれません。だからこそ、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”としてできることはすべて考え、これからも被災者の安全と健康を守るために、柔軟に迅速に対応していきます。 もっと見る
【岩手県大槌町 山林火災緊急支援】避難生活の長期化が想定されるなか、避難者との“会話”に込められた想い
2026/04/27 11:044月25日、山林火災発生から4日目。岩手県大槌町では、自衛隊や緊急援助隊、周辺地域から参集した消防隊による懸命な消火活動が続けられています。地上では総勢1,329名の消防員が消火にあたり、さらに自衛隊の大型ヘリコプター5機、中型ヘリコプター2機に加え、宮城県、秋田県、新潟県、栃木県、茨木県、横浜市の防災ヘリが空中から連続的に散水。大槌町一帯では、早朝から夕方までヘリコプターの音が途絶えることはなく、延焼が広がる不安の一方で、消防隊による懸命な活動が住民の希望と心の支えにもなっています。こうした緊迫した状況が続くなか、現地入りしたのち保健医療福祉調整本部に参画した空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の緊急支援メンバーは、ほかの支援団体と連携して新しく開設される避難所の環境調査と、要配慮者を確認する活動に従事しました。「もうちょっとたくさんだね、、、」4月22日の火災発生後、延焼が続くなか、行政は25日時点で1541世帯3,233名に避難指示を発令。町内7カ所に避難所が開設され、116世帯282名が避難しています。しばらくまとまった雨が降ることはなく、26日以降には風が強まる予報が出ていることから、延焼のさらなる加速も予想されています。こうした状況のなか、万が一緊急で避難しなければならなくなったときに、懸念されるのが要配慮者の把握です。この日、保健医療福祉調整本部に参画した各支援団体が手分けして避難所を訪問。空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の看護師2名も避難者の方一人ひとりに声をかけ、健康状態だけではなく、さまざまなことに丁寧に、ゆっくりと耳を傾けます。ある避難所で、以前、大きな地震があったときに家を離れ、その引っ越し先で2011年に津波被害に遭い、そして今回の山火事でまた、避難してきたというおばあさんは、今のやるせない胸中を話してくれました。「大きな地震があって引っ越したらそこで津波にあって。それで今回は山火事で、、、もうちょっとたくさんだね。こんな何度も、まずまいっちゃうね」こうした聞き取りの重要性について、空飛ぶ捜索医療団“ARROWS”の宮内看護師はこう説明してくれました。「今日の保健医療福祉調整本部のミッションは要配慮者の確認ですが、その情報を聞き取るだけでなく、日常のことや今の心境、困りごとなど、いろいろな話を聞くことが大切です。そのなかに見えない課題や隠れたニーズがあるかもしれないですし、何より話を聞くことが不安を少しでも和らげることにつながることもあるからです」(宮内看護師)長期化も想定される避難生活。避難者の健康を守り、少しでも快適に過ごせるために何が必要で何ができるのか、その想いがこの“会話”には込められています。地域コミュニティの絆を尊重しつつ、命を守るために吉里吉里地区では、小学校の裏山近くまで延焼が広がる可能性が出てきたことから急遽、避難所を移動。特別養護老人ホームを利用されていた方を少し離れたホテルに緊急避難させるなど、火災現場が近く、緊張した状態が続いています。この地域住民の避難生活の拠り所となっているのが、強固な地域コミュニティです。吉里吉里地区は古くから地域住民の方々の結束が強く、そして深く、急遽開設された公民館の避難所には、周辺地区から49名の方が避難。食事は地域の婦人会が担い、自宅から食材を持ち寄って温かい料理をふるまっています。「みんなで助け合って生きてきたところだから、こういう大変なときこそ食材なんかはみんなで分け合ってね。今から家にある畑から収穫した大根をとってくるね」婦人会を率いる会長は笑いながらそう話して、小走りで車に向かい、自宅に戻っていきました。避難所となっている公民館の館長も周辺地域の方を快く受け入れ、特別養護老人ホームの方々を避難させるときは率先してバスなど手配し迅速に移動させるなど、地域の安全を守ってきました。こうした地域の、日常から築き上げられてきた結束によって、吉里吉里地区は守られています。しかし、現実では避難所から見える近くの山林からは煙が勢いよくあがるのが見え、同地区には避難指示が出され、25日夕方には消防が消火活動に集中できるように交通規制もひかれました。山林火災は、風向きや風速によって延焼範囲や速度が一気に変わる危険性があるため、こうした地域に対し、各所ですぐに避難するように注意喚起を促す動きや声もあがっています。地域の絆、意思を最大限尊重しつつ、命を守るために何をするべきで何ができるのか。空飛ぶ捜索医療団は保健医療福祉調整本部の支援活動に従事しながら、関係各所と情報共有を行い、誰ひとり取りこぼさない支援をめざして避難者をサポートしていきます。 もっと見る






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