はじめまして。広島でごちそうおむすびを届けている、that's rice の東果穂です。
建築家を夢見て大学へ進んだものの、壁にぶつかり中退。職場を転々とする日々が続きました。そんな私に両親が言いました。「あなたは、自分で何かを始める方が向いている」
そして、おじいちゃんが大工の腕を振るって一台のリヤカーを作ってくれました。
それが、すべての始まりです。
2024年3月始動
ごちそうおむすび専門店『that's rice』
すべての原点。
おじいちゃんが大工の腕を振るってくれた、世界で一台のリヤカーです。
「できる方法を探せ」父の教えを胸に、リヤカーと共に歩み続けました。
「消去法」で選んだおむすびが、一生の志に
最初はわらび餅屋をやろうと思っていました。でも保健所の制約という壁にぶつかり断念。
「リヤカーで、喜んでもらえるものは何だろう?」
と必死に探してたどり着いたのが、広島の人が昔から大好きな「おむすび」でした。
消去法で選んだ、といえばそれまでです。でも、リヤカーを引いて街を歩くうちに気づきました。
おむすびには、不思議な力がある。
一個手渡した瞬間、その場に笑顔が生まれる。会話が弾む。見知らぬ人が、なんとなくつながる。それは、広島の食文化が育んできた「あたたかさ」そのものでした。消去法で選んだはずのおむすびは、いつしか「一生かけて届けていきたい志」に変わっていきました。
どこから食べても、具材があるおむすび
2024年3月21日、プレオープン初日にリヤカーのハンドルが折れ、母と二人で泣きそうになりながら引きずって帰りました。再開初日の売上は「0個」。試作の天むすが嚙み切れず、母と苦笑いしたあの日の情けなさは一生忘れません。初めて15個完売したのは、3月31日の東千田公園。夕暮れの中での感動が、今の私の原動力です。そこから一歩ずつ、30個、100個……。今では300個以上のおむすびを、皆様にお届けできるようになりました。
気づけば、SNSの向こうから全国・海外の人が応援してくれていた。
リヤカーを引きながら積み重ねてきた毎日を、SNSで発信し続けていたら、累計2,800万回を超える反響をいただくまでになりました。全国・海外の方が温かい言葉を届けてくれて、わざわざ広島まで足を運んでくださる方まで現れました。
その温かさに、私自身が一番驚いています。
そして、昨年のお米不足という逆風の中、「会いに行こう」と決めて全国を駆け回りました。その旅で出会った温かさが、今の私の原動力になっています。
昨年の記録的な米不足、価格高騰のピンチ!
お米がないなら、今ある限られた残りのお米で、SNSで応援してくれているみんなに会いに行こう!
そう心に決めて、「リヤカー2号」を車に乗せて全国行脚の旅に出かけました。
広島からリヤカーを積み込み、各地へ。
皆さまへ感謝を届けるために

that's rice のおむすびには、最初から変わらないこだわりがあります。
「どこから食べても、具材がある」。
当たり前のようで、実は当り前じゃない。端っこを食べたら具がなかった、あの少し残念な気持ち。そういう体験を、一つも作りたくない。それがごちそうおむすびの原点です。
こだわりを土台に、活動を続ける中でもう一つの想いが加わりました。
「このおむすびを、もっと喜んでもらうためにはどうすればいいか?」
そう考えて、広島中の生産者さんやメーカーさんを訪ね歩きました。


リヤカーの移動販売からスタートした物語の集大成として、広島・小町に旗艦店をつくっています。
場所は、世界中から人が訪れる平和記念公園から徒歩約5分。オフィス街、市役所、ホテルが立ち並び、地元の方と観光客が自然に交差する、広島のエネルギーが詰まった場所です。

広島・小町の旗艦店
リヤカーから始まった
「that's rice」の想いがここに完成します
店に一歩入ると、「動」と「静」、ふたつの空間が広がっています。
■【動】エントランス:発見と出会いの場
活気あるテイクアウト&アンテナショップ。that's riceの原点である「初代リヤカー」が、皆さんをお迎えします。最高の食材で作ったおむすびと、その素材そのものを手に取って買えます。
Entrance
広島の『美味しい』が詰まった、活気あふれるテイクアウト&アンテナショップ
■【静】イートイン:日常を忘れる「ごちそう」の時間
一歩奥に進むと、静かで落ち着いた空間。リヤカーでは運べなかった食材、提供できなかった調理法。職人さんが丹精込めた素材を使った、贅沢なごちそうおむすびをゆっくり楽しんでいただけます。
目指したのは、「寿司屋ほど気張らなくていい。でも、おむすび屋とは一線を画す体験」です。特別な日じゃなくても来られる。でも、来たら絶対に特別な時間になる。そんな場所にしたいと思っています。
私たちが大切にしたい「食材の背景を、お客様に直接届ける」という体験が、ここでは存分に花開きます。
Restaurant
五感でおむすびを味わう、静寂と温もりのカウンター
内装デザインは、地元で建築を学ぶ学生たちに託しました。広島を主語にした店にしたかったから。自分たちの手で未来を作ろうとしている若者たちに、「挑戦の舞台」を作りたかったからです。
2025年12月、学生さんたちによるデザインコンペを開催しました。
広島の未来を担う彼らの、真っすぐで瑞々しい感性に触れ、
私自身が一番刺激をもらった大切な時間でした。
地元の学生たちが、私たちの想いを見事に形にしてくれました。
細部までこだわり抜かれた、情熱の設計図です。

ここまで読んでくださったあなたには、正直に話します。
前回のクラウドファンディングで750万円もの温かいご支援をいただき、念願の店舗建設をスタートできました。物件契約を終え、工事が始まった直後のことです。中東情勢の悪化による世界的な資材高騰が、私たちを直撃しました。
当初2,200万円と見込んでいた工事費が、約1.4倍の3,080万円へ。設備費なども軒並み上昇し、最終的な総事業費は当初計画より1,330万円も膨らんでしまいました。
こだわっていた「米倉庫」の建設を断念するなど、できる限りのコストカットを重ねました。それでも、個人の努力ではどうにもならない壁が残っています。
この不足分の目処が立たなければ、現在進んでいる工事の継続が難しくなります。工事が止まれば、その間も家賃などの固定費が発生し続け、状況はさらに深刻になります。

後戻りはできません。でも、これは「ピンチ」じゃない。
「そんなに足りないなら、やめればいい」。そう思われても仕方ありません。
それでも、私には止まれない理由があります。
物件の契約は終わり、工事は始まっています。スタッフも迎え、メニューの開発も進んでいます。地元の大手企業・流通チェーンとのコラボ商品開発も、具体的に決まっています。融資の返済という責任もあります。
やめる理由が、一つもありません。
リヤカー一台から始まって、転々と歩き続けて、全国・海外にまで応援していただいて、ようやくたどり着いた「根を下ろす場所」です。ここで立ち止まる選択肢は、私にはありません。
父に教わった言葉があります。「ダメな理由を探すな。できる方法を探せ」。
だから今、再びクラウドファンディングに挑戦しています。
工事は着工したものの、総事業費の高騰により1,330万円の不足という影が立ちはだかる。

この旗艦店が完成する日、そこは単なるおむすび屋ではなくなります。
職人さんたちが「私たちの宝物だ」と誇れる場所。
学生たちが「自分の仕事だ」と胸を張れる場所。
地元の方が「地元の宝物を再発見」する場所。
旅人が広島の「本物」に出会える場所。
おじいちゃんのリヤカーから始まった物語が、広島・小町で新しい章を開きます。
その瞬間を、一緒につくってもらえませんか・
7月のオープンを信じて、全力で走り抜きます。ご支援、よろしくお願いいたします。
that's rice 東 果穂


皆さまお一人おひとりの応援スタイルに合わせて、豊富なリターンをご用意しました。 まずはこちらの一覧表から、あなたにぴったりの「愉しみ」を見つけてみてください!

※各リターンのより詳しい内容や注意事項については、詳細紹介をぜひチェックしてください。


最新の活動報告
もっと見る
現場から報告します!
2026/05/29 14:20ご支援・応援メッセージをくださった皆さん、本当にありがとうございます。皆さんの言葉を胸に、今日も工事は進んでいます!この旗艦店、すべての始まりであるリヤカーを作ってくれたおじいちゃんと、その職人さんたちが手掛けています。プロとしてのおじいちゃんの建設現場を初めて目の当たりにして、その緻密な職人仕事のすごさに改めて圧倒されています。リヤカーを作ってくれたあの手が、今度は私の夢ごと建ててくれている。現場に行くたびに、ここまで来たんだなと思います。完成が、今からとても楽しみです。これからも報告していきます。応援よろしくお願いします。that's rice もっと見る





コメント
もっと見る