プロジェクトの実行者について
「食べる力」は、繫がる力。
高齢になっても、医療や介護が必要でも、地域で“あたりまえに食べる楽しみ”を届けたい。徳島県で管理栄養士として活動している井上奈緒美です。私はこれまで、病院・施設・在宅医療の現場で、多くの方の「食べること」に関わってきました。
その中で感じたのは
「食べたいのに食べられない」
「外食したくても行けない」
「家族と同じものを食べられない」
そんな“食の孤立”でした。
特に、医療的ケア児のご家族、高齢者、低栄養リスクのある方、嚥下機能が低下した方は、地域で安心して食事を楽しめる場所がまだまだ少ない現状があります。
そこで私たちは、徳島県で、医療的ケア児や地域住民への在宅栄養支援、地域活動を通して、「食べること」を支える地域づくりを続けてきました。
“食べる力は、繋がる力”を合言葉に、管理栄養士を中心に、医療・福祉・介護など多職種と連携しながら、年齢や病気・障害の有無にかかわらず、誰もが安心して食を楽しめる地域を目指して活動しています。
私たちが培ってきた知識や経験は、在宅支援や地域活動、健康支援の現場で活かされています。
今回のプロジェクトは、「食べること」を通して地域とつながり、多職種で支え合える新しい地域づくりを実現するための第一歩です。
「栄養スイッチON 食べる力は、つながる力」を合言葉に、地域食支援活動を続けています。
キッチンカーで、地域へ“食べる力”を届けたい
私たちは活動を続ける中で、
「行きたいけれど行けない」
「外食したくても難しい」
「家族みんなで同じものを食べられない」
そんな声をたくさん聞いてきました。
医療的ケアが必要なお子さんとの外出は、大きな準備や不安を伴います。また、高齢や障がい、移動手段の問題などから、地域の居場所へ行きたくても行けない方もいます。
現在の活動は、場所や開催回数に限りがあり、支援を届けたくても届かない地域があることも課題でした。
だから私たちは、“来てもらう支援”だけではなく、こちらから地域へ行き、“食べる力”を届ける支援を始めたいと考えました。
その想いを形にするために必要なのが、キッチンカーです。
このプロジェクトで実現したいこと
① 低栄養・フレイル予防につながる「やさしい食」の提供
高齢になると、
・食欲低下
・筋力低下
・体重減少
・“食べるのがしんどい”
・ひとりで食べる機会の増加
などから、低栄養やフレイルにつながる方が増えています。
また、医療的ケア児や嚥下機能が低下した方にとっては、「安心して食べられる場所」そのものが少ない現状があります。
そこで私たちは、
・やわらか食
・嚥下対応食
・高齢者向け栄養配慮食
・子どもも食べやすいメニュー
嚥下配慮したやわらか食
など、“みんなが同じものを楽しめる食”を目指します。
「食べる量が減った」
「最近疲れやすい」
「筋力が落ちてきた」
そんな小さな変化に、食を通じて早く気づける地域づくりを目指しています。
② 地域の居場所づくり
ただ食事を販売するだけではありません。
「最近食欲がない」
「体重が減った」
「ひとりで食べることが増えた」
そんな地域の小さな変化に気づける場所にしたいと思っています。
管理栄養士をはじめ、医療・福祉専門職と連携しながら、食を通じたつながりをつくります。

③ 災害時にも活用できる食支援
災害時には、食事支援が大きな課題になります。
キッチンカーがあることで、
・温かい食事提供
・栄養配慮食対応
・要配慮者支援
など、地域防災にも役立てたいと考えています。
また、代表を務める 井上奈緒美 は、防災士資格も有しており、平時だけでなく災害時にも“食べる力”を支える支援体制づくりを目指しています。

プロジェクト立ち上げの背景
キッチンカーで、地域へ“食べる力”を届けたい
現在、私たちは
・医療的ケア児と家族のための「ほっとこども食堂」
・医療・福祉専門職が運営する「ほっとのんびりカフェ」「ほっとラクうまクッキング」
・高齢者の低栄養予防活動
・嚥下食対応の食支援活動
を行っています。
しかし現在の活動は、場所や開催回数に限りがあり、支援を届けたくても届かない地域があることが課題でした。
そこで今回、“こちらから地域へ行ける”キッチンカーを立ち上げたいと考えました。

メンバーの看護師は、医療的ケア児とそのご家族の在宅支援に関わる中で、多くの現実を見てきました。
入院が長くなると、付き添うお母さんは休む時間もなく、ご兄弟は祖父母や親戚に預けられ、家族全体が大きな負担を抱えます。そんなご家庭を支えたいという想いから、地域で在宅支援に関わる仲間たちとともに活動を続けてきました。
「食を通して、ご家族全員がほっとでき、つながれる居場所をつくりたい」という想いに共感し、ほっとこども食堂の活動が始まりました。
この活動は、医療的ケア児だけを対象にしたものではありません。
高齢者、子育て世代、障がいのある方など、“食べること”に困りごとを抱える地域の方々へ、あたたかい食とつながりを届けたいという願いがあります。
キッチンカーだからこそ、外出が難しい方や地域の集まりへ、こちらから食を届けることができます。地域のイベントやサロン、福祉施設、防災活動など、さまざまな場所へ出向き、「食べる楽しみ」と「つながる場」を届けていきたいと考えています。
これまでの活動と準備状況
私たちはこれまで、徳島県を中心に、医療的ケア児とその家族を対象としたこども食堂や料理教室、地域カフェ、高齢者の低栄養防止活動、多職種による健康支援イベントなどを継続して実施してきました。
健康イベント
ほっとのんびりカフェ
ほっとこども食堂
活動では、管理栄養士だけでなく、医療・福祉の専門職や地域の支援者とも連携し、“食べること”を通じた地域づくりに取り組んでいます。

また、やわらか食や嚥下に配慮した食事提供など、「誰もが安心して食べられる食支援」にも力を入れてきました。
嚥下に配慮した食事と普通の食事
また取り組みの一つとして、株式会社シニアライフクリエイトと共同で管理栄養士監修による「栄養まるごと!6種野菜のキーマカレー」の開発・販売にも取り組んでいます。野菜をしっかり摂りながら、子どもから高齢者まで食べやすく、“みんなで同じものを楽しめる”ことを大切にしたメニューです。

現在は、地域イベントや福祉イベントへの出店を見据え、キッチンカー導入に向けた情報収集や設備検討、運営体制づくり、メニュー開発などの準備を進めています。地域の皆さまや関係機関と連携しながら、“食べる力を地域へ届ける”新しい取り組みとして実現を目指しています。
リターンについて
支援いただいた皆さまには、感謝の気持ちを込めて、活動報告やイベント参加、キッチンカーで使用できる食事券などをご用意しています。また、一定額以上のご支援では、キッチンカーへのお名前掲載や、企業・団体スポンサーとしての掲載、健康講座や地域イベントへの出張企画など、地域づくりに一緒に参加していただけるリターンも予定しています。このプロジェクトを通して、「応援する」だけでなく、“一緒に地域の食を支える仲間”としてつながっていただけるようなリターンを目指しています。
ご支援金の使い道
高齢者や要配慮者にも対応できる設備を備えたキッチンカーを整備するため、皆さまからいただいたご支援を大切に活用させていただきます。
- ・キッチンカー車両購入・改装費 約300万円
- ・調理設備・衛生設備 約80万円
- ・ラッピング・広報費 約30万円
- ・初期運営費(保険・車検・駐車場・燃料費等) 約50万円
- ・CAMPFIRE手数料 約40万円
目標金額:500万円
持続可能な活動を目指して
キッチンカーは、購入して終わりではありません。燃料費、車検、保険、駐車場代、食材費など、継続的な運営費が必要になります。
私たちは、この活動を一時的な取り組みではなく、地域に根づく継続的な支援にしていきたいと考えています。
そのために、
・地域イベントへの出店
・健康支援型メニューの販売
・企業・団体との連携
・地域活動や防災活動との協働
などを通して、持続可能な運営体制づくりを進めていきます。
「支援が必要な時だけ」ではなく、平時から地域とつながり続けられる存在を目指しています。
スケジュール
2026年5月 クラウドファンディング開始
2026年5月〜6月 広報活動・支援者募集・企業協賛調整
2026年7月 キッチンカー車両選定・契約
2026年8月〜9月 厨房設備改装・ラッピング制作・メニュー開発
2026年10月 保健所申請・営業許可取得・試験運営
2026年11月 地域イベント・福祉イベントでプレオープン
2026年12月〜 徳島県内を中心に本格稼働開始
最後に
応援していただきたい理由
“食べること”は、ただ栄養を摂るだけではありません。誰かと笑い合い、つながり、生きる力につながる大切な時間だと、私たちは考えています。しかし現実には、高齢による低栄養やフレイル、医療や介護、障がい、医療的ケアなどにより、「食べたいのに食べられない」「みんなと同じように外食できない」「ひとりで食べることが増えてしまった」そんな不安や孤立を抱える方が、地域にはたくさんいます。
この活動は、単なる「移動販売」ではありません。
“食べることをあきらめない地域づくり”への挑戦です。

年齢を重ねても、医療や介護が必要になっても、障がいがあっても、「おいしいね」と笑い合える場所を届けたい。キッチンカーを通して、地域のどこへでも“食べる力”を届けられる存在を目指していきます。
この挑戦を、ぜひ皆さまと一緒に育てていただけるとうれしいです。
温かいご支援・応援を、どうぞよろしくお願いいたします。






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