はじめに
こんにちは。雲龍山支援プロジェクト実行委員会です。
私たちは、岐阜県本巣市にある正光寺と、富山県高岡市にある国宝・勝興寺をつなぐ「不思議なご縁」を未来へつなぐため、活動しています。
高岡伏木の雲龍山勝興寺

岐阜本巣の雲龍山正光寺(しょうこうじ)
400年前、富山の勝興寺を離れ、美濃(岐阜)の地でお寺を開いた一人の僧侶・土山了善(どやま・りょうぜん)。彼の生き様を描いた書籍『越中富山の了善さん』の続編を出版し、希薄になりつつある「人と人とのご縁」の大切さを伝えるために、このプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトを立ち上げたきっかけ
「火を使えない国宝」で感じた、阿弥陀様からのメッセージ

火が使えない勝興寺の香炉
きっかけは、高岡・伏木にある国宝「勝興寺」へのお参りでした。 そこで目にしたのは、山のように積まれた、火のついていないお香。国宝であるがゆえに火が使えず、煙の立たないお香が供えられていたのです。

勝興寺(高岡伏木)の阿弥陀様
阿弥陀様に手を合わせながら、「お勤めもままならないほどのご苦労があるのでは」と感じたその時、心の奥底で「何とかしてほしい」という声を聞いたような気がしました。
33年の時を経て繋がった、一冊の本
その後、不思議な導きにより、本巣市・正光寺の第11代住職、青木弘邦さんと出会います。青木さんは、かつて勝興寺から美濃へ渡った了善さんの末裔でした。
実は33年前、正光寺の本堂落成の折に、勝興寺の前住職をお招きしたことがありました。
しかし当時は、了善さんの縁については深く触れられぬままでした。 それが令和7年、青木さんの著書『越中富山の了善さん』を手に再会した前住職は、本に真っ赤な線を引いて読み込んでくださっていました。

在りし日の勝興寺の前住職さん
「350年の時を超えた交流」を約束した直後、前住職は浄土へと旅立たれましたが、その遺志を継ぐことが私たちの使命だと確信しました。
勝興寺の前住職さんの葬儀
『越中富山の了善さん』とは
著者:青木弘邦(正光寺 第11代住職)
前作(第一号)では、富山を離れた了善さんが美濃の地でどのように受け入れられ、伴侶・お花さんと共にお寺を開いていったかを、温かい本巣の方言を交えて描きました。
「一気に読んでしまった」「続きが読みたい」と多くの反響をいただき、北日本新聞でも大きく取り上げられ、伏木の方々にも広く愛読されています。

北日本新聞に掲載された『越中富山の了善さん』
【著者・青木弘邦からのメッセージ】
「第一号では、了善さんが地元の皆さんとどのようにご縁を繋ぎ、お寺を開いていったかの苦悩と喜びを描きました。物価高騰の影響もあり、自費出版での継続は容易ではありませんが、読者の皆様の熱い声に後押しされ、第二号の制作を決意しました。了善さんの生き様を通じ、信仰のありがたさや、ご縁の尊さを感じていただければ幸いです。」
第2号を執筆中の青木さん
このプロジェクトで実現したいこと
現代は、コロナ禍を経て葬儀の形も変わり、「お寺離れ」や「墓じまい」という言葉に象徴されるように、地域の繋がりが薄れつつあります。
しかし、親鸞聖人や蓮如上人が説いたのは、まさに「人とのご縁」でした。 了善さんが400年前に繋いだ岐阜と富山の物語を、書籍という形で残し、広めることで、以下のことを実現したいと考えています。
1. 『越中富山の了善さん・第二号』の出版 (了善さんが本巣でどのような思いで信仰を伝えていったのか、より深い物語を届けます)
2. 国宝・勝興寺と正光寺の歴史的な繋がりの再興
3. 「ご縁」を大切にする文化の再確認
資金の使い道
ご支援いただいた資金は、以下の経費に大切に活用させていただきます。
• 『越中富山の了善さん・第二号』出版費用(印刷・製本・編集)
• 発送費用および事務局運営費
• クラウドファンディング手数料
最後に
このプロジェクトは、単なる本の出版ではありません。400年前に富山から岐阜へ繋がった情熱のバトンを、もう一度磨き上げ、未来へと手渡すための挑戦です。
「伏木は不思議」——そのご縁の力を信じて、私たちは全力を尽くします。
どうか皆様の温かいご支援を、心よりお願い申し上げます。
【実行委員会より】
本巣市の正光寺、そして高岡伏木の勝興寺。この二つの場所を繋ぐ「了善さん」の物語を、あなたの手で一緒に形にしていただけませんか。

順證寺(高岡伏木)の報恩講で涙ながらに話す青木さん



