【ワンコインで保護猫救済】写真家×あなたのご支援で猫にずっとのおうちを届けたい

飼い主のいない猫をケアすることで里親さまに繋ぎ幸せにしたい。

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飼い主のいない猫をケアすることで里親さまに繋ぎ幸せにしたい。

おはようございます。

いつも応援ありがとうございます。

NPO法人せぴうるにゃん理事長の渡邉です。


今日は特に拡散・応援していただきたい記事になります。

よろしければSNSやブログ等に載せていただけますと幸いです。

どうぞ宜しくお願い致します。


あさひ・いぶき・ひので・すずかぜの兄妹の中の、ブラックスモークのいぶきについて、これまでの治療の経緯とこれからの治療の内容をまとめました。


↑保護当日のいぶき



・2025年8月、推定生後2週間で保護した日に肋骨の形がおかしいことに気がつき、かかりつけの動物病院の整形が専門の先生に診てもらう。

漏斗胸(ろうときょう)と診断され、そのまま生きていくのは難しい、子猫のうちに手術すれば治ると言われる。

体重1kgを超えたら手術可能とのこと。


・2025年10月、体重1kgを超えてかかりつけの病院にて、1回目の漏斗胸の手術を実行。

手術内容はインプラントを胸郭(きょうかく)の周りに埋め込んで、そこに糸をかけて胸郭を引っ張るというもの。

無事に終わった。


・しかし…

術後数日で胸郭(肋骨周辺の骨)が元の形に戻ってしまい、再手術が必要なことを告げられる。

目安は1回目の手術の1ヶ月後くらい。


・1ヶ月経った2025年11月、2回目の手術を実行。

前回と同じくインプラントを入れ、創外固定(そうがいこてい)もする大規模な手術になった。


・しかし…

術後数日で、胸郭がまた元の形に戻ってしまう。


・術後数日の面会で3回目の手術を提案される。


・これはおかしいと思ってセカンドオピニオンで漏斗胸の子をよく見ている大学病院Aの外科に紹介状を書いてもらう。


・2025年12月、大学病院A受診の結果、2回同じ場所を開けたとすると、周りの組織が癒着している可能性が高く、3回目の手術は現実的では無いとの診断。

心臓が完全に右に寄っているし、呼吸状態もあまり改善が見られないが、こんなもんですかね?と聞くと「心臓の血流がちゃんとしているので生きていける」との診断。

「漏斗胸の手術として成り立っているのか?完治しているのか?」聞いたところ「レントゲン上、若干改善が見られると元の病院の先生も言っているし、心臓の血流が問題無さそうなので」と言われる。


・2026年2月、いぶきの漏斗胸の手術跡の皮膚に穴が空き肉が露出。

慌てて病院に連れて行くと「皮膚の問題ならすぐ治るので、そんな大事にもならないだろうし大丈夫」とのこと。


・「大事にならないだろうから大丈夫」とのことで、去勢手術を実行。


・その後も経過観察に継ぐ経過観察で、状態がどんどん悪化。通院しても「2週間後に経過観察の予約入れてもらって」とのことで改善が見られないため、再度大学病院Aにセカンドオピニオンに行くことに。


・2026年3月、大学病院Aにてセカンドオピニオンの結果、お腹と胸郭の間(身体の内部)でなにか問題が起こっているとひと目でわかる状態とのこと。

すぐに3回目の手術の日程を立てる。


・2026年3月、再々手術実行。

穴は深さ4cm程あり、鉗子の先端がすっぽり入るくらいだったとのこと。


・穴を辿り切り開いていったところ、非吸収性縫合糸が見つかり、除去する。

周りのグズグズになっている肉を取り除くと、更に2本の非吸収性縫合糸が見つかり、除去する。

3本の糸を取り除き、手術は無事に終了。


・手術の際に糸の周りの肉を検査機関で細菌培養検査にかけたところ、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)が見つかる。

多くの医療従事者が保菌していて、院内感染や器具の滅菌不足等が主な感染経路とのこと。

また、体内の肉と皮膚をどちらも同じ検査をしたところ、菌の濃度と感染している菌の数から考えて、先に非吸収性縫合糸の周り(体内)で感染を起こし、その後感染してグズグズになった肉が徐々に感染を広げ、皮膚に到達したため、皮膚に穴が空いたとのこと。

これに対応した抗生剤を飲み始める。


・再々手術の術後の経過観察中に、また胸郭とお腹の間の皮膚に穴が空き、4回目の手術をすることに。


・2026年4月、4回目の手術を実行。

穴を辿っていくと、また非吸収性縫合糸が3本見つかり、除去する。

2本は骨に結ばっていたが、1本は何にも結ばっておらず、ただ肉の中に丸く結ばった糸が存在していたとのこと。

手術は無事に終了。


・4回目の手術の術後の経過観察中に、また穴が空き、5回目の手術を提案される。

手術以外の方法として、一生ステロイドを飲み続ければ、短命だが元気に生きられる可能性もあるとのこと。

ただ副作用が強く、そのうち身体のあちこちで重大な障害が起き、ステロイドは一生身体に蓄積されるため、それは避けたいとのこと。


・2026年5月、5回目の手術を実行。

穴が空いている箇所と、近くにある怪しい膨らみを開けたところ、骨に結ばった糸が2本と、ただ丸く結ばっているだけの糸が1本肉の中に存在しているのが見つかり、除去する。


・術後、いぶきが一気に弱る。

ご飯を食べたり水を飲んだりしてもむせてしまい、比較的ぐったりして遊ばない。


・2026年6月、大学病院Aへの通院を続ける中で、また穴が空く。

6回目の手術を提案される。

糸の発見は穴が空いてからしか出来ず、また手術の方法はこれしかないとのこと。

手術と通院の費用はこれまでで60万円ほど。


ここまでが現在ブログにも書いてある内容になります。

ここからはその先にあったことと、この先の治療についてです。


このまま穴が空いて手術、また穴が空いて手術を繰り返すしかないのか、次の手術ではもっと弱って、取り返しのつかない状態になるんじゃないか?


なにか糸を発見する、または糸を抜本的に取り除く他の方法があるのか、長らく主治医として働いてくださっていたI先生(現在は栄転され他の病院に務めている)に相談しました。


昨年、カケルの舌に世界で三例目、尚且つ前例は全て術後半年以内に予後不良で亡くなっている、末梢神経鞘腫(まっしょうしんけいしょうしゅ)ができた時に、舌を3cm切り取り、切り口を綺麗に縫う大手術を行い、結果的にカケルの舌がすっかり元通りになり、一年以上生存している世界初の猫にしてくれたT先生の務める大学病院Bに紹介状を書いていただきました。


漏斗胸と非吸収性縫合糸の除去手術がT先生の専門である外科なので、なにかヒントが見つかるかもしれない、もしかしたら大学病院Aと同じ方法しか見つからないかもしれないと言われました。


予約の日まで2週間あったのですが、なぜかお腹に空いた穴は塞がってしまいました。


2026年7月2日 7:30


絶食状態で初めてのバス電車移動、不機嫌ないぶきをあやしながら大学病院Bへ向かいます。


9:30、これまでの経緯や兄妹に見つかった病気等を検査担当の獣医師の先生に話し、検査に預けます。

 

12:00、朝ご飯を食べて病院に戻ります。

T先生に久しぶりに会えました。

挨拶を交わし、早速いぶきの今の状態と、今後の治療について話しました。


「まず漏斗胸の状態が悪すぎる。レントゲンでも触っても明らか、これでは呼吸が苦しいでしょう。心臓も完全に右に寄っちゃってるし…」

とのこと。


「心臓が一応機能してるから大丈夫って言われたのですが…」

と言うと


「心臓云々じゃなくて、そもそも呼吸が苦しいんだからこれは治っていないでしょう。外科が見ればわかる。」

とのこと。


漏斗胸の治療については

「治っていないとわかった時点ですぐに治療を始めていれば、まだ子猫だったので骨が柔らかくプレートで間に合ったかもしれないけど、もうすぐ生後11ヶ月、骨が出来上がって硬くなっているのでプレートでやることは出来ない」

とのこと。


糸については

「エコーで見る限り糸の周りの肉芽腫(にくがしゅ)っぽいのがいくつかあり、その中心に糸があると思われる。 

今、身体が反応していない糸も、明日かもしれない、数年後かもしれない、シニアになってからかもしれない、炎症を起こすのは時間の問題で、時限爆弾を抱えて生きるようなもの。


漏斗胸と非吸収性縫合糸問題の抜本的な解決方法として、胸郭の骨を一部をこう、バキバキバキッと肉とともにごっそり取り除いて、横隔膜を余った胸郭にエイヤッと引っ掛ける方法がある。胸の奥へ奥へ入り込んでいる胸郭の骨が取り除かれて呼吸状態が改善するのと、その周辺を縫った糸が、根こそぎ取り除ける可能性が高い。」

とのこと。


相変わらず素人にもわかりやすい説明で安心しました。

 

呼吸状態が改善した前例もあり、動画や写真も見せていただきました。


「交通事故にでも遭わない限り、肋骨含む胸郭の骨が一部無いことに関する障害は起こっていないし、それより、こんなひどい呼吸状態で生きる方がQOL(クオリティー・オブ・ライフ)が下がり、これから体が大きくなるにつれてもっと苦しくなるかもしれない。

漏斗胸と非吸収性縫合糸問題、同時に解決できると思われるのですが、どうでしょうか。」

とのことでした。


穴が空いていればそれを辿れるので楽とのことで、これからの1ヶ月でしっかり体力をつけ、穴が空いたら電話で予約を取る、穴が空かなければ1ヶ月後に手術しましょうということになりました。


抗生剤は気休めだし長期投与なので一旦やめましょう、4ヶ月つけていたエリザベスカラーも、はずしていいです、とのこと(大泣き)


I先生に相談して本当に良かった。


正直、前回の手術から、いぶきが死んじゃうんじゃないかと怖くて怖くて仕方ありませんでした。


I先生と、T先生には、本当に感謝してもしきれません。


ついでにカケルの末梢神経鞘腫が治った舌の状態を動画に撮ったと言ったら「え!見たい見たい!見せて!」とのことで、見てもらいました。

「すごい!ちゃんと治ってる!え、これ欲しい!画像や動画データの提供を受け付けておりまして…」

とのことで、先生にお渡ししました。


「あの子はねぇ、なんか顔覚えてるんだよね、あんまりあの子の顔忘れられない感じじゃない?」

と、先生。


私がなんでだろう…と考えていると、母が「あの子イケメンですからね」と…!


「あ、実はあの子も保護した時は頚椎が脱臼して、首から下が麻痺していて、胸の骨もぺちゃんこだったので、骨格に特徴ありますよね」

と言うと


「そうだったのかぁ。なるほどね。」

と、先生。


母上!勘弁してくれ!

診察室で吹き出しそうになったわ。


待合室に戻ると母が「お母さん『イケメンですからね』って言った…???」と。(言ったよ!)

いぶきは早く帰りたくてキャリーを引っ掻いてミャーミャー騒いでいました。


お会計を済ませようとすると、保護っ子専用のクレジットカードが上限額(50万円)いってしまってお会計できない…


仕方なく日用品の買い物用のカードで支払いました。


いぶきの次の手術は、恐らく40万円程度、高くても50万円程度だろうとのことです。


どうかこれで治りますように。

どうか元気ないぶきになりますように。


ずっとずっと、おじいちゃんになるまで、元気いっぱいで生きられるいぶきになりますように。


いぶきの手術費用なのですが、ここまでで50万円かかっていて他の保護っ子のことも重なり、もう手持ちが全くありません。

もしよろしければ、クラウドファンディングか、銀行振込でご支援をお願いできないでしょうか。


いつもお願いばかりで本当に申し訳ございません。

いぶきのこと、何卒宜しくお願い申し上げます。


↑今のいぶき


↑三本指のおてて



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