このプロジェクトは、ふるさと納税制度(個人)による税額控除の対象となります。寄附額のうち2,000円を超える部分の額が税額から控除されます。控除額は個人の収入等によって上限金額が決まっており、下記リンク先で目安金額が計算できます。正確な金額については、お住いの市区町村へお問い合わせください。
https://fbyg.jp/furusato-tax#simulation
本プロジェクトに寄附をすることで、実質2,000円で地域を応援しリターンを受け取ることができます。
▼CAMPFIREふるさと納税の詳細はこちら
https://camp-fire.jp/channels/furusato
※税額控除を利用するには、ワンストップ特例の申請書の提出か、確定申告をすることが必要です。
※寄附(ふるさと納税)を行うと、11月頃に寄附した自治体から寄附金受領書(確定申告用)、ワンストップ特例申請書が届きますので、大切に保管し所定の手続きを実施してください。
◎制服リユースで「制服リレー」のバトンをつなぎたい!
移住者によって、まちに新たな活気とつながりを生み出す『丸亀市ふるさと納税活用移住交流促進事業』。
その第一弾としてスタートしたのが、「高すぎる制服で進学を諦めない!制服リユースで「制服リレー」のバトンをつなぎたい!」という、制服のリユース事業です。
「学生時代の要らなくなった制服だけど、捨てるのは辛い。売るのもなんだか抵抗がある…。」そういった方は、実はけっこう多いのではないでしょうか。
その証拠に以前この取り組みが新聞に掲載された際には、市内外を問わず30件もの問い合わせが寄せられました。
このプロジェクトはそんな「思い出の詰まった制服を次の世代に使ってほしい人」と「制服リユースで進学の費用負担を軽くしたい、進学の夢を諦めたくない人」、
そんな両者を結び付けていくのが、今回のプロジェクトです。
◎移住して子供が高校生になる時に
この取り組みを始めたのは、丸亀市在住の丸亀市認証団体「ワールドカフェ丸亀」代表の山口公乃さん。4年前に東京から丸亀市へ移住してきた、二人の子どもを持つお母さんです。
山口さんが今回のプロジェクトを思い立ったのは、子どもが高校生になった時、制服を一式注文すると20万円と、高額なお金必要になることを知ったことからです。
周りのお母さんからも同様に「全部いっぺんに揃えるのは負担が大きい」「どこまで揃えなきゃいけないのか…全部は無理」といった声を聞き、「もしかするとこういった費用負担は表面に出ていないけど深刻な問題なんじゃないか?」と思うようになったそうです。
◎移住当時からお世話になった丸亀市
4年前に移住してきた山口さん。移住のきっかけは、東日本大震災。震災後1年以上経った後でも、何かあると買い占めが起こったり、子どもの給食の食材が制限されたりする事があったそうです。そのような出来事を経験して、生産者と直結した地方で暮らしたいと移住を決意。しかし、丸亀に移住して一番感じたのが、心の安堵感だったそうです。
「何より、災害が少なくて安心して暮らせるのがいいですね。また、フェアトレードの雑貨を扱うお店を商店街で開いているのですが、まわりにお年寄りが多いおかげで、子供が学校から帰ってくると皆さんが声をかけてくれるんです。
『お店見ててあげるから、お迎えに行っておいで』って。
丸亀市には親戚はいないけれど、子どもにとってはおじいちゃん、おばあちゃんがたくさんいるようなものかもしれないですね。それに家の近所にはコミュニティ農園があって、そこでもキュウリをいただいたりして、丸亀の皆さんには子どもと遊んだりさせてもらっています。」
そんな移住先への恩返しの気持ちもあって今回のプロジェクトを起案されたそうです。
◎制服の費用負担が思わぬところに影を落とす
そして、きっかけだった制服の費用負担は思わぬところにも影を落とします。
「給食のないお休みの時にはお昼ご飯を食べるお金がない、という子がけっこういたんです。もちろん、就学支援の制度や中古の制服販売などもあるのは知っていますが、それだけでは足りていないのではないか?と。制服への費用負担がそういうところにも影響しているのではないか、と」
そこで、制服が不要になった方から無償で譲っていただいて、それを必要な方に無償でお譲りするということを始めたところ、市内外から30件以上の問い合わせをいただいて、予約待ちという状況になってしまいました。であれば、必要な人にできるだけ行き渡るように取り組みを広げたい。そう思って今回のプロジェクトにチャレンジしようと思いました。
◎支援資金の使いみちについて
支援資金について下記のように考えています。リサイクルステーションの施工費が多くを占めていますが、丸亀の子供のたちのために是非ともプロジェクトを進めていきたいと思っています!
【支出】
リサイクルステーション内装工事費 840,000円
チラシ・ポスター製作費 60,000円
制服クリーニング代 20,000円
消耗品 30,000円
配送費 30,000円
合計 980,000円
【収入】
自己資金 480,000円
クラウドファンディングの支援資金 500,000円
合計 980,000円
◎まだ試行錯誤のプロジェクト
しかし、まだ試行錯誤の部分もあると山口さんは話します。
「例えば、今は制服をクリーニングに出してから持ってきてくださっていますが、そうじゃない場合も考えられ、その場合の費用をどうするのか、その他にも転売目的で利用されたらどうするんですか?といった指摘を受けたこともあります。
費用については現在のところは、別の事業で費用を捻出することを検討していますが、まだまだ工夫が必要です。そして、私自身もそういう心配を解消する関係性の構築に、昔ながらの民家を店舗として整備し交流の拠点としてオープンすることで、介護や紙漉きなどのワークショップ、イベントを定期的に行い、制服をやりとりできるような関係性やつながりを作っていくことから始めたいと考えています」
◎活動のゴールは「子供の貧困を無くすこと」
「まずは制服のリユース事業から始めていきますが、わたしたちにとって、活動のゴールは『こども宅食』です。貧困という言葉の使い方はなかなか難しいけれど、実際には目に見えない貧困は深刻化しているのかもしれませんし、お互いに助け合えるところは助け合いたいと思っています。
ゴールの『こども宅食』まで進めていくにはまだまだ時間がかかると思いますが、実現のために、どうぞ応援してください!」
◎移住者ならではの視点で丸亀に恩返しを
手弁当でできる範囲の活動は、実は必要な人に情報を届けられない小さな規模のものでしかないです。そして、移住者ならではの視点で地域のためにできることをすることが、日ごろお世話になっている方たちへの恩返しにつながる、移住者と地元の人とが知り合い交流することにもなる…と考えて今回のクラウドファンディングに応募したという山口さん。
ぜひ、山口さんの活動にあたたかいご支援をお願いいたします!
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