サカモトさんは、喫茶店で約20年働いてきた方です。その20年で出会った、ちょっと素敵な(?)お客様たち。「このエピソードたちを、いつか形にしたい」—— そんな想いを、ずっと心の隅に置いていたそうです。もともと絵を描くのが好きで、副業で挿絵のお仕事もしていたサカモトさん。背中を押したのは、漫画家として大ブレイクした知人の「漫画を描けばいいのに」のひと言でした。こうして趣味で描き始めた『THE喫茶店』。投稿先は漫画プラットフォームのインディーズ枠で、売り込むつもりなんてなく、本当に趣味のつもりだったといいます。ところがある日、「生活の安定を選んで創作をやめよう」と決めた前日に、公式連載の依頼が届きます!連載が終わって別の飲食店で働き始め、正社員登用の話が出た直後には、某YouTubeチャンネルから「『THE喫茶店』を観て連絡しました」とレギュラーのイラスト依頼が舞い込みます。絵をやめようとするたびに、『THE喫茶店』が引き止めてくる。そして今回が、その3度目です。連載が終了した後も、サカモトさんはこの作品を手放しませんでした。書き切ったまま倉庫に眠らせておくには、あまりに惜しい——そう大切に温めてきた『THE喫茶店』が、NFT漫画プロジェクトを経て、もう一度世に出ようとしています。復活、とは少し違います。これは続きです。3度目のご縁。私たちプロジェクトメンバーも、この巡り合わせから目が離せません。




