2018/10/29 15:47

こんにちは。


話し方は悪徳政治家、ドラムのKegoiです。


本日の更新は…


Producer's Linernotesの最終回でございます!


そして沢山のご支援本当にありがとうございます!

 

 

 

アルバム"iDOL SHREDDER "がまもなく皆様のもとに届きますね。

 

 

 

はじめにジャケットだけ決まりまして。


「アルバムのジャケット、Ponちゃんの顔一発で行くわなー」


という話を聞いて、


"15曲の破綻寸前のバラエティ感覚"
"ぽんちゃんの顔"


の2点からタイトルを考えつきました。


世の中の曲の高速化が度々話題に上りますが、


この作品の曲たちは概ね「かなり速い」部類のものが多いかと思いました。


また、アップテンポであるという以上に、


音数が猛烈に詰め込まれております。


速く演奏することは
「Shred」と英語で表現されますね。


さらにアルバムを通じて
「切り裂く」
という歌詞が頻繁にでてくるので、


色んな角度からSHREDDERという単語は合うなぁ。


と考えておりました。


じゃあ何をShredするのか??


そう思って改めてぽんちゃんの顔を見ていたら、


自然と浮かんできましたね。


iDOL SHREDDER!!


ショッキングなタイトルですね♪


皆様はこのタイトルから、何を想像しましたか?

 

 

 

やるならば全力!
しんどくなくておもろいのは娯楽!
しんどくてもおもろいのがやりがい!

 


それでは本編、DARLさんのライナーノーツいってみましょう!

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M-11「Don't tell me lies」
メンバー全員がこの曲を一度ボツにしました。僕は気に入っていてボツった後も何回もスタジオdemoを聴いていました。一度酒の席で「ホンマにええねんな?お前ら後悔するぞ?」とクダを巻いたほどです(笑)
奇跡的にアルバムの構成上ラインナップに入ることが出来まして嬉しいです。
楽曲自体が短いですし、NOFX+zebrahead的な感じの曲なので深く考えずに跳ねて楽しんでください。Kegoiのラップも必聴ですね。演奏がメタルなのでメロコアっぽく聴こえない(笑)

""ワイワイと走り回り、みんなが楽しめるナンバー!
掛け声などもあり、ライブ前に予習してくる事、推奨。
疾走感溢れ過ぎて、すぐに終わってしまう一曲!(笑)""
(Pon)

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M-12「Spam!」
スタジオの残り時間あと15分とかで「コード進行はこれ!あとは知らん!せ〜の!」って演奏して一発で出てきました。メロもアレンジもほぼそのままです。こういう時にバンドマジックを感じますしバンドが生んだ奇跡ですよね。だからなのかこの曲を演奏してる時のLIVE映えがハンパない。確実にCDよりLIVEが5,000倍カッコイイです。
これも過去にシングルカットされましたが今作ではリレコーディングしてます。
rec時に「最後にお色気たっぷりで一言入れたいんやけど何が良いかな?」とつばたんに聞いたら食い気味で「Spamで!」ってきたので、曲タイトルは「Spam!」です。ロックに意味なんていらないのです。

""わかりやすく思いっきり声を出せるシングル曲。
サビのコール&レスポンスで叫ぶ「Ready, it's just a waste of time」とは
「時間の無駄だ!」という意味。""
(AN)

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M-13「アーティファクト流星群」
この曲だけKegoiとの共同作曲かもしれません。
ほとんどKegoiかな?
イメージを具現化するのにコードをちょっといじっただけで。変拍子すぎて変態演奏炸裂してます。
CDにKeyboards & Pianos (#13) played by Aine Itsukiと記載されてるようにピアニストを交えての作品であり、楽器陣の演奏に対するプレーヤーとしての拘りが詰まった作品だと思います。LIVEで完全再現することがあったらそれは「贅沢な1分59秒」です。

""ゲストキーボードに樹愛音さんを迎えてレコーディングされた、
5拍子と6拍子を行き来するプログレッシブな短編インスト!
やっちまった(笑)!
鍵盤の音色にこだわった結果、寂寥感・虚無感がすんごい出ました!""
(Kegoi)

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M-14「THE REGiSTANCE」
僕の好きな洋楽の雰囲気があって、それをイメージして書きました。バンドでアレンジして完成した後にサビを書き直して。この曲だけは「バンドがこのサビを導いた」ような感じがするんです。この曲も構成が多くて複雑なんですがメロディがキャッチーなので意外と軽めに聴けます。必聴ポイントは2つあって、1つは最後サビ手前のフィルインが小節を跨いだ仕掛けに聴こえるところ、2つ目はアウトロの部分でコード進行を4-5-6-6にしてBメロを乗せるという少し珍しい技を使ってるところです。

""静と動、平常と混乱を繰り返し
Resistanceは反旗を翻す
REGiSTANCEは鬨の声を上げる
曲中に乗り難い部分が有る
気持ち良くない。何故!?
そういう時声を上げたくなるでしょ?""
(FLYING ABRAMS)

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M-15「アザレアの記憶」
アルバムを締めくくる曲を。というわけではないんですが、大きく包み込むような力強い楽曲を書こうと思って書きました。この曲もサビを直前で書き直したんですが、実は前のサビメロディをギターソロでPonちゃんが弾いてます。サビ変わったからかなりびっくりしたことでしょう(笑)ラストに向けて大きな渦となっていく雰囲気は胸が熱くなりますし、ライブでは涙腺崩壊必至ですね。今作「iDOL SHREDDER」を全部聴いてもらったらわかると思うんですが、この曲でアルバムを「締めくくれてない」んです。わざと「締めくくらなかった」んです。まだ続くように。次の作品に続くように。

""優しくて力強い演奏と歌声。
歌詞もメロディもとてもシンプルだからこそ印象深い1曲。
ありきたりかもしれないけど、あなたにとって大切な人のことを想いながら聴いてほしい。""
(KiA)

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昨年リリースされたDVD「REGiNA KiSS the LIVE」のKegoiインタビューにあるように、

""正直、レジキスはいろんな要素が危ういバランスで成り立っている""

と思います。

僕個人としてはまだレジキスで表現したい事、叶えたい夢、たくさんはないですがまだ少しあります。

結果(数字)を出せなければ続けられないし、結果が出せれば続けられます。
これ以上言及しませんが「all-or-nothing」なのは確かです。
またこのライナーノーツが書けますように。

DARL

(編: Kegoi)