2018/09/23 09:41
「こども六法」支援額100万円達成!

こんにちは! 山崎です。

先日、本プロジェクトの取り組みについて毎日新聞に取材をして頂き、9月22日東京夕刊にて記事が公開されました。
いじめ被害の24歳「こども六法」出版を目指し

 

お陰様で本プロジェクトは支援額100万円の目標を達成し、SUCCESSとなりました。皆様のご協力、ありがとうございました!

もっと手に取りやすい六法を実現するために

しかし、子供たちにいじめ脱出の一案を提示する本プロジェクトはまだ始まったばかりです。引き続きの支援と注目をお願い致します。

 

さて、毎日新聞での掲載を控えた9月19日、弘文堂にて編集の外山さん、広報担当の小川君と会議を行いました(私は名古屋からテレビ会議で参加しました)。

主な目的はこども六法の価格設定とクラウドファンディングのストレッチゴール設定。

 

こども六法の出版はクラウドファンディングの成否に関わらず実現することを念頭に置いたプロジェクトでしたが、当初の出版価格は1500円程度を見積もっていました。そして今回のクラウドファンディングの成功を踏まえ改めて見積もりを弘文堂様の方でして頂いた結果、この金額を1200円まで落とすことが出来ることになりました。ひとえに皆様の厚い支援のお陰です。改めて感謝申し上げます。

 

しかし、私には価格に関する懸念が一つありました。実はクラウドファンディング開始を控えた9月2日に明治大学で行われた「法と教育学会」でこども六法出版のお話をさせて頂いた際に「教材としても使用されることを想定しているなら1500円は高すぎる。小中学校の教材は無償か、500円程度が相場だ。」というフィードバックを頂いたのです。

 

500円での出版は不可能です。しかし、この価格差は極力抑えたいと考えました。それは各教室に一冊ずつという目標を達成する上でも大きく貢献するものですし、もっと言えば多くの児童生徒に「自分の六法」として持ってもらう上で極めて重要な要素だからです。

 

そこで、100万円を超えて資金が集まった場合、いくら集まったらどこまで安くなるのか、という相談を弘文堂に持ち込みました。あらゆる試算をした結果、クラウドファンディングで合計200万円を集めることが出来れば、価格を1000円まで抑えられることがわかりました。

 

「あと100万円集めてたった200円?」

 

そう思われるかもしれません。

しかし、書店で初めてこども六法を見た人が受ける印象の差は雲泥の差です。

 

特にこども六法は現在イラスト・レイアウト作家の方とも依頼交渉を進めておりますが、当初の1500円でも割安に感じるほどの仕上がりを目指しています。それが1000円で手に入るという事実の実現は「衝撃」です。

 

全ての学校で使ってほしいからこそ、「使わない理由」を潰したい。なのでここでストレッチゴールを設定します。

 

支援金額200万円を突破した場合、「こども六法」の定価を1000円以下にすることをお約束します。

 

しかし、それでも学校は予算の限られた組織です。必ずしもこども六法を各学級に配架する余裕のある学校ばかりではありません。

一方、全国の小中学校は単純計算で3万校以上が存在し、学級数を検討すると更に多いということになりますので、いきなり全校に配布する支援額をストレッチゴールとして設定することは現実的ではありません。

そこで、支援額が200万円を超えた場合、出版費用の余剰資金分の「こども六法」をプロジェクトで買い上げ、先着で配架を申し出て下さった学校に無償配布を行うことにしました。

 

これらのストレッチゴールの設定はいずれも弘文堂様のご協力あってのことです。そしてこの度、元々限定10名様とさせて頂いておりました支援額1万円と2万円のリターンについて、限定個数を開放することといたしました(現在CAMPFIREにて手続き中です。今しばらくお待ちください)。主に出版記念パーティーの会場に関する問題が当初の想定ではございましたが、講演会とコンサートを兼ねてのパーティー会場であればまだ大きくすることが可能ということで、思い切ってこの度開放させて頂くことにしました。(尚1万円・2万円リターンがOut of Stockとなっていた中で該当金額の支援を頂いた方のうち招待券を希望される方はリターン変更について個別にご相談ください。)

 

「全ての学校にこども六法を」という目標は気が遠くなるほど途方もないものです。しかし、着実な歩みを始め、そして多くの方々の後押しを頂いた今、必ずや達成できるという自信と使命感に満ちております。

 

是非皆様におかれましては引き続き本プロジェクトの動向にご注目頂くとともに、更なる支援獲得のため本プロジェクトの拡散にご協力頂けますと幸いです。

 

どうぞよろしくお願いいたします!