登米市の食の魅力を、子どもたちへ
はじめまして。一般社団法人とめ青年会議所 地域の未来創造委員会委員長の田口裕也です。
私たち一般社団法人とめ青年会議所は、20歳から40歳までの青年が集まり、「より良い地域を次世代へつないでいきたい」という想いのもと活動している団体です。
地域で暮らす人々が笑顔になれるまちづくりや、子どもたちの未来につながる事業、地域の魅力を発信する活動など、その時々の地域課題に向き合いながら、さまざまな事業に取り組んでいます。

私たちはこのたび、登米市で作られているさまざまな食材を、子どもたちに親しみやすく伝える絵本制作プロジェクトを立ち上げました。 登米市では、お米や野菜、きのこ、豚肉、牛肉、鶏肉など、さまざまな食材が作られています。
これらは私たちの暮らしの身近な場所にありながら、地域の子どもたちが「自分たちのまちで作られている食材」として知る機会は決して多くありません。
そこで私たちは、子どもたちが物語を楽しみながら、登米市で作られている食材を知ることができる絵本をつくりたいと考えております。
今回制作する絵本は、登米地域で親しまれている「はっと」を主人公にした、『はっとくんのなかまさがし』です。
はっとくんが、豚肉やきのこ、牛肉、鶏肉、野菜などの仲間と出会い、それぞれの食材と一緒に、さまざまな料理へと変わっていく物語です。
この物語を通して、登米市では多くの食材が作られていること、そして登米市の誇るはっとや油麩が食材の組み合わせによって、たくさんの味が生まれることを伝えます。
子どもたちが「この食べ物も登米市で作られているんだ」と知り、地域の食に興味を持つきっかけとなる絵本を目指します。

高校生と一緒に見つめ直す
この絵本の挿絵を描くのは、地域の高校生です。
高校生一人ひとりが物語の場面を担当し、登場する食材や料理について考えながら、自分の感性で絵を描きます。
絵を描くためには、食材の色や形だけでなく、どのように作られているのか、どのような料理になるのか、その場面で何を伝えたいのかを考える必要があります。
普段何気なく目にしている地域の食材に向き合い、それをどのように子どもたちへ伝えるかを考えること自体が、高校生にとって地域を見つめ直す機会になります。
そして、自分が描いた絵が一冊の絵本となり、地域の子どもたちに読まれ、地域の中に残っていきます。
高校生にとって、自分の得意なことや感性を生かして地域に関わり、自分たちの力が誰かのためになることを実感できる取り組みです。
この絵本制作を通して、高校生が「自分たちにも地域のためにできることがある」と感じてもらい、その経験をこれからの地域との関わりにつなげてほしいと考えています。

一人ひとりの表現を、一冊の作品に
高校生がそれぞれ描いた絵は、登米市で活動する絵本作家の助言を受けながら、一冊の絵本として仕上げます。
複数の高校生が描くからこそ、絵の雰囲気や表現には、一人ひとりの感性や個性が表れます。
その違いを一冊の絵本の魅力として生かしながら、みんなの表現をつなぎ、一つの作品をつくり上げます。
地域の食材について考えること、 子どもたちに伝わる表現を考えること、 自分が担当する一枚に責任と想いを持って取り組むこと、そして、仲間とともに一冊の絵本を完成させます。
一人では完成できない作品を、それぞれの力を持ち寄ってつくる経験も、高校生にとって大きな学びになると考えています。
子どもたちへ届ける、世代をつなぐ絵本
完成した絵本は、登米市内の保育施設や幼稚園、図書館、子育て支援施設など、子どもたちが手に取れる場所へ届けます。 絵本を読んだ子どもたちが、「登米市では、こんな食べ物も作られているんだ」「この野菜、食べたことがある」「はっと汁に入れたら、どんな味になるんだろう」と考え、登米市の食をさらに知っていく入口になることを願っています。

クラウドファンディングで、地域とともに実現する
この絵本を一冊の作品として完成させ、地域の子どもたちへ届けるために、私たちはクラウドファンディングに挑戦します。
クラウドファンディングは、絵本の制作に必要な資金を募ることは勿論なのですが、 高校生が地域のために取り組む姿を多くの方に知っていただき、その挑戦を地域全体で応援するための取り組みでもあります。
多くの方から寄せられる応援は、高校生にとって、自分たちの活動が地域の人々に期待され、支えられていることを実感できる力になります。
地域の高校生が描き、地域の皆様が支え、完成した絵本を地域の子どもたちへ届ける。
多くの人と関わりながら一冊の絵本を形にすることで、このプロジェクトを登米市全体の取り組みへと広げていきたいと考えております。

プロジェクトの進め方
2026年9月に高校生向けのワークショップを実施し、9月から10月にかけて絵本の制作・監修を行います。
11月の完成を目指して、その後、市内のすべての子どもたちが手に取れるよう配布いたします。目標金額は35万円。この資金は、絵本の企画制作費、印刷製本費、ワークショップ運営費に充てさせていただきます。

最後に
高校生が描いた一枚一枚の絵は、一冊の絵本となり、これから多くの子どもたちに読まれていきます。
自分たちが地域のために取り組んだ証しが形として残り、次の世代へ届けられていく。 それは、高校生にとっても、絵本を手にする子どもたちにとっても、そして地域にとっても、大きな意味を持つものだと考えています。
高校生の力を地域の力へ変え、登米市の食を子どもたちへ伝える。
この絵本を、地域の皆様とともにつくり上げたいと考えています。
皆様の温かいご支援とご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。




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