
今日はクラウドファンディングの「ピックアップNews」に掲載していただきました。
ただ、『家族という病』のリターンに興味を持ってくださる方は、思っていたほど多くはなかったようです。
でも、今日は本当にうれしい出来事がありました。
『家族という病』に出演してくれた犬、カリブ。8歳で亡くなってしまったのですが、その飼い主さんが、わざわざ栃木の映画館まで映画を観に来てくださいました。しかも今回が2回目です。
カリブは撮影の合間にもたくさん映像を撮っていて、まだ使っていない映像が10分くらいあります。
その映像を編集して、飼い主さんにプレゼントしようかな、と考えています。
きっと、何よりも大切な宝物になるはずだから。
最初は「これをリターンにしたら価値があるのかな」とも思いました。でも、それは違う気がしました。
これは売るものじゃない。
カリブが残してくれた時間を、一番大切に思っている人へ届けたい。
映画って、こうやって人と人をつないでいくものなんだな、と改めて感じました。
大きな映画を作ることだけが映画じゃない。
こうして、たくさんの人に助けられ、支えられながら作る映画も、本当に素敵だと思うようになりました。
人の心に触れながら作る映画って、本当にいい。
カリブのママは、クラウドファンディングで「1か月見放題」のリターンを選んでくださいました。
きっと、何度も何度も観てくださるんだろうな。
映画の中に犬を登場させたのは、犬には人と人を和ませ、つないでくれる力があると思っているからです。
私の家にもゴールデンレトリバーがいました。
あの子は、私と息子をつないでくれた大切な存在です。
そして不思議なことに、今日はそのゴールデンレトリバー・コロちゃんの命日でもありました。
偶然とは思えない一日でした。
この映画には、本当にたくさんの方が力を貸してくださいました。
J-VOGUEのホステスの皆さん、無償でお店を貸してくださったオーナーさん。
歯医者さんの撮影では、西野歯科の皆さんが場所を貸してくださり、さらに技術指導までしてくださいました。手元のアップは、先生ご自身が演じてくださいました。
そのほかにも、ベンツを貸してくださった方、家を貸してくださった方、自前の衣装を持って出演してくださった俳優の皆さん。
もちろん、制作中は大変なこともたくさんありました。
でも今思い出すのは、不思議なくらい、良い思い出ばかりです。
小さな映画でも、そこに心が通っていれば、それでいい。
そんな映画をこれからも作っていきたいと思います。
長編映画を2本作って、本当にたくさんのことを学びました。
勉強代は決して安くありませんでした。
でも、お金には使う意味がある。
今回、そのことを心から実感しています。
クラウドファンディングでも、多くの方が応援してくださっています。
本当にありがとうございます。
目標達成まで残り約20日。
もうひと頑張りです。
昔の仲間にも連絡を取りながら、一人でも多くの方にこの映画を届けられるよう頑張ります。
目標は、全国30館上映。
そして、そのたびに全国を回って舞台挨拶ができたら、本当に幸せです。
舞台挨拶がこんなにも楽しいものだなんて、今回初めて知りました。
京都で上映したときには、小学校時代の同級生が奥さんと一緒に観に来てくれました。
そんな再会も、この映画が運んできてくれた贈り物です。
もっともっと、そんな仲間に会いに行きたい。
映画はスクリーンの中だけで終わるものじゃない。
人と人をつなぎ、その時間が誰かの人生の一部になっていく。
そんな映画を、私はこれからも作り続けたいと思います。



