ビヨンドトゥモローは、親との死別や離別、児童養護施設や里親家庭などの社会的養護、生活保護受給世帯など、さまざまな困難な環境にある若者を対象に、進学支援と人材育成(リーダーシップ・プログラム)を行う教育支援団体です。私たちは、経済的な事情や家庭環境によって、挑戦する機会や将来の選択肢が左右されてはならないと考えています。一方で、お金だけでは乗り越えられない壁もあります。「自分にはできないかもしれない」「周りに相談できる大人がいない」「自分の可能性を信じられない」こうした思いを抱えながら成長してきた若者は少なくありません。だからこそビヨンドでは、奨学金の提供だけでなく、年間を通じたリーダーシップ・プログラムを実施しています。全国から集まった仲間と出会い、企業や大学、行政、NPOなど多様な分野で活躍する方々との対話を通じて、自分自身と社会について考えます。社会課題について議論し、自らの経験を強みに変えながら、「自分は社会に何ができるだろう」と考え、行動する力を育んでいます。私たちが目指しているのは、「支援される人」を増やすことではありません。困難な経験を乗り越え、その経験を社会に還元し、次の世代や地域、社会に貢献するリーダーを育てることです。今回のクラウドファンディングで実施するアジア研修も、その学びの一環です。異なる文化や価値観に触れ、日本とは異なる社会課題やその解決に取り組む人々と出会うことで、視野を広げ、自分自身の価値観を見つめ直します。そして、「自分はどのような社会をつくりたいのか」を考えるきっかけとなることを目指しています。この研修は、単なる海外渡航ではありません。参加する若者たちにとって、自分自身の可能性を広げ、これからの人生や社会との関わり方を考える、大切な学びの機会です。これからの活動報告では、アジア研修に参加する奨学生の思いや、事前研修の様子、現地での学びなどもお届けしていきます。引き続き、温かく見守っていただけますと幸いです。




