
いつも希望が丘チャレンジベースを応援いただき、ありがとうございます。
おかげさまで、施設づくりは着々と進んでいます。今日はぜひ、この一年でいちばん大きく変わったもの——学生たちの姿を、お伝えさせてください。
まず、うれしいご報告から。6月から学生を中心に進めてきた施工が、7月30日にようやく皆さんにお披露目できる段階までになりました。その夜に開いた学生限定のオープンパーティには、なんと100名もの学生が集まってくれたのです。実際に活動してきたメンバーの活躍を目の当たりにして、「自分たちも何かできることをしたい」と刺激を受けた学生が、たくさんいたようでした。変化の輪が、確かに広がりはじめています。

思えば最初、彼らにとってこの場所づくりは、どこか他人事でした。興味本位で覗きにきた、という子も少なくありません。それが施工に関わるうちに、「自分たちがこの場所をつくるんだ」という当事者の顔に変わっていきました。誰かに用意された場所ではなく、自分の手でつくる場所。その自覚が、彼らを大きくしました。
汗を流して働く彼らの姿は、まちの人の心も動かしました。「頑張ってるね」と声をかけ、差し入れを持って応援してくださる地域の方が、少しずつ増えていったのです。



やがて学生たちは、まちのお祭りに飛び込み、企業が主催するイベントなどにも参加したり、自ら足を運んでいろんなことを学ぶようになりました。社会に出て、自分たちに何ができるのか。教室では学べないことを、彼らはこの場所を起点に掴みはじめています。


そして、育てられる側だった学生たちが、いつしか次の担い手を育てる側に回っていたのです。大学生に誘われて活動に加わるようになった高校一年生の4人は、あのオープンパーティで軽音部のバンド演奏を披露し、会場を大いに盛り上げてくれました。さらに、その姿を見に来た彼らの友人たちまでもが刺激を受け、「大学生とつながりたい」と自分から動きはじめています。当事者意識が、世代を越えて受け継がれていく。この連鎖こそ、私たちがつくりたかったもので、学生たち自身も求めていることだったのです。


これは、たまたま起きた奇跡ではありません。希望が丘チャレンジベースという場所が、日常的にチャレンジを生み出す場だからこそ、生み出されている変化です。
学生という立場で、社会や地域とつながれる場はなかなかありません。ましてや、学生自らが高校生に自分の経験を語れる場もありません。学校や家以外の居場所で、先生や親以外の大人と出会える場所でもあり、社会に出る前にとても必要なことを学ぶ場にもなっているのです。


いま、9月4日の本格的なオープンに向けて、準備を進めています。カフェの調理器具、椅子、テーブル、洗面台、ブラインド、入り口付近の整備、看板など、まだ必要なものがたくさん残っています。そして、これだけ多くの活動を毎日支えていく運営費用も、まだ十分ではありません。加えて、昨今の資材高騰により建築費用は当初の予算を大きく超えており、目標の300万円には、その建築費用の補填も含まれています。いただいたご支援は、こうしてひとつずつ、この場所を動かす力に変わっていきます。
現在、目標300万円に対して、53万3000円のご支援をいただいています。本当にありがとうございます。達成までには、まだ皆さまのお力が必要です。
皆さまからのご支援は、建物をつくるためだけのものではありません。未来の社会を担う若者が育つ場所への、投資です。この場所から生まれる変化を、どうか一緒に育てていただけませんか。引き続きの応援を、よろしくお願いいたします。

2026年1月 ヨコハマまち普請2次コンテスト前夜
学生代表、副代表



