
こんにちは。
「学生服リユースリサイクルゆいまぁる」代表の與那城 寿恵子です。
今回、声魂さんの153時間連続カラオケへの挑戦、そしてそこから子どもたちへの制服支援につなげていくプロジェクトに関わらせていただいています。
今日は、なぜ私がこのプロジェクトを応援しているのか。
少しお話しさせてください。

私には、今でも忘れられないお母さんがいます。
ある日、シングルマザーのお母さんが「ゆいまぁる」に来店されました。
お子さんは受験勉強を一生懸命頑張って、見事、高校に合格しました。
本当なら、
「おめでとう!」「頑張ったね!」
と、心から喜びたい瞬間だったと思います。
でも、お母さんは素直に喜べなかったそうです。
高校への入学には、たくさんのお金がかかります。
そのことを考えると、「これからどうしよう」
という不安が先にきてしまったそうです。
新品の制服を買ってあげることもできず、お下がりの制服を着せていました。
でも、その制服はサイズが合っていませんでした。
それでもお子さんは、何も文句を言わず、その制服を着て学校へ通っていたそうです。
そんな我が子の姿を見るたびに、お母さんはずっと心苦しい思いをしていました。

「この値段なら、やっと買ってあげられます」
そんな中で「ゆいまぁる」を知ってくださり、店頭へ来てくれました。
制服を選んで、値段を見たお母さんが、
「この値段だったら、やっと子どもに合った制服を買ってあげられます。本当にありがとうございます」
そう言って、店頭でボロボロと涙を流されたんです。
私も、その姿を見て胸がいっぱいになりました。
今でも忘れることができません。
そのとき改めて感じました。
制服って、ただの服じゃないんだ。
親にとっては、
「ちゃんとした制服を着せてあげたい」
「笑顔で学校へ送り出してあげたい」
そんな我が子への想いが詰まったものなんだと。
そして同時に、
私たちが普段当たり前だと思っている「制服を買う」ということが、大きな負担になっているご家庭が沖縄にはあります。

私にできることは、この活動を続けること。
「ゆいまぁる」を続けていると、本当にいろいろなご家庭と出会います。
それぞれに事情があって、それぞれに悩みがあります。
私一人ですべてを解決することはできません。
でも、
私にできることは何だろう?
そう考えたとき、答えはとてもシンプルでした。
「ゆいまぁるを続けること」
そして、一着でも多くの制服を、必要としている子どもたちへつないでいくことです。
誰かにとって役目を終えた制服が、
次の子どもの新しい学校生活を支えてくれる。
そんな「ゆいまぁる=助け合い」の輪を、もっともっと沖縄に広げていきたいと思っています。

だから、私はこのプロジェクトを応援しています。
今回、声魂さんが153時間連続カラオケという、とても大きな挑戦をします。
最初に聞いたときは、そのスケールに驚きました。
でも、私がこのプロジェクトを応援したいと思った理由は、
「153時間という記録への挑戦だから」だけではありません。
大人たちが本気で挑戦する。
たくさんの人が集まる。
そこから生まれた力を、自分たちだけのものにせず、子どもたちや地域へつないでいく。
今回のプロジェクトには、学生服を必要としている子どもたちへ制服をつなぐチャリティープランも用意されています。
「挑戦」が「誰かの応援」につながっていく。
私は、そこにとても大きな意味を感じています。
子どもの合格を、心から喜べる沖縄にしたい。
子どもが一生懸命勉強して、高校に合格した。
その瞬間くらい、お金の心配よりも先に、
「おめでとう!」と、思いっきり喜んでほしい。
そして子どもたちにも、サイズの合わない制服を我慢して着るのではなく、自分に合った制服を着て、胸を張って、
「行ってきます!」
と学校へ向かってほしい。
私は、沖縄で子育てをしている人たちを笑顔にしたい。そして、その笑顔の先にいる子どもたちにも笑顔になってほしい。
今回のプロジェクトを通して、一人でも多くの方に、「制服一着を届けることが、ひとつの家庭の安心につながる」ということを知っていただけたら嬉しいです。
声魂さんの挑戦から始まった応援の輪が、また次の誰かへつながっていく。そんな「ゆいまぁる」の輪を、皆さんと一緒に広げていけたらと思っています。
私も、この挑戦を最後まで応援します。
皆さまもぜひ、一緒に応援していただけると嬉しいです。

学生服リユースリサイクルゆいまぁる代表
與那城 寿恵子



