僕たちが、この挑戦の先に描いていること今回の世界記録への挑戦を応援してくださっている皆さん、本当にありがとうございます。準備を進めながら、最近、僕自身よく考えることがあります。「この挑戦が終わったあと、僕たちは何を残せるんだろう。」世界記録に挑戦して、たくさんの人が集まって、歌って、笑って、みんなで一つのことに本気になる。もちろん、世界記録の達成は本気で目指しています。でも、せっかくこれだけ多くの人たちと一緒に挑戦するなら、その日だけ盛り上がって終わるものにはしたくない。そこで生まれたつながりやエネルギーを、その先にもつなげていきたい。そんなことを考えるようになりました。「バカになれる特等席」から、世界を照らしたい僕たち声魂には、ずっと大切にしてきた言葉があります。「バカになれる特等席から、世界を照らすエネルギーを生み出す。」これが、声魂のMissionです。「バカになれる」と言うと、ふざけているように聞こえるかもしれません。でも、僕たちはけっこう本気です。仕事で嫌なことがあった人も、家庭で悩んでいる人も、毎日いろんなものを背負って頑張っている人も。声魂に来たときくらいは、難しいことを忘れて、思いっきり歌って、笑って、バカになってほしい。そして帰るときに、「よし、明日からまた頑張ろう。」そう思ってもらえる場所でありたい。僕たちが言っている「世界を照らすエネルギー」って、そんな一人ひとりの笑顔や元気のことなんだと思っています。一人が元気になれば、その人の家族にも伝わる。友達や仲間にも伝わる。そうやって少しずつ広がっていけば、地域も少し明るくなる。今回の世界記録への挑戦も、僕の中ではその延長線上にあります。僕自身、シングルファザーとして子どもを育ててきました今回、そのエネルギーをもう一歩先へつなげたいと思うようになった背景には、僕自身の経験もあります。僕自身、シングルファザーとして子どもを育ててきました。子育ては、楽しいことばかりではありません。お金のこと、学校のこと、将来のこと。親として「なんとかしてあげたい」と思っても、一人ではどうにもならないことだってあります。僕もこれまで、親としていろんなことを考えながら、子どもと向き合ってきました。だからこそ、ずっと思っていることがあります。親の置かれている環境や家庭の事情だけで、子どもがやりたいことや、進みたい道を諦めることがあってほしくない。大きなことはできなくても、自分たちにできることはあるんじゃないか。そんな想いが、少しずつ強くなっていきました。僕自身も、リユースに助けられた一人ですそして、今回「制服支援をやりたい」と思ったのには、もう一つ理由があります。僕自身も、與那城寿恵子さんが取り組んでいる「学生服リユースリサイクル ゆいまーる」から、リユース品を購入したことがあります。実際に利用したからこそ、この仕組みのありがたさを感じています。子どもは本当に成長が早いです。制服を新品で一式そろえるとなると、決して安い金額ではありません。しかも成長期なので、サイズが合わなくなれば買い替えも必要になりますし、洗い替えなどを考えると数着必要になることもあります。特にひとり親家庭にとって、その負担は決して小さなものではないと思います。そんな中で、まだ十分に着られる制服をリユースすることで、新品でそろえるより費用を大きく抑えられる。僕自身、そのありがたさを実感しました。でも、僕が「ゆいまーる」の取り組みを素晴らしいと思ったのは、金銭的な負担を減らせることだけではありません。まだ使える制服がある。一方で、その制服を必要としている家庭がある。その間をつないでくれる人がいる。「まだ使えるものを、必要としている人につなぐ」この仕組みそのものが、すごく温かいものだと感じました。高校に合格して、これから始まる新しい学校生活を楽しみにしながら、家族で制服を選ぶ。そこに笑顔が生まれる。新品じゃなくてもいい。誰かが大切に着てきた制服が、次の子どもの新しい学校生活を応援してくれる。それだけでも、子育てをしている家庭にとっては大きな助けになります。そして何より、「捨てる」のではなく、「次の誰かに託す」。そこには、制服という「物」だけではなく、「次の子にも頑張ってほしい」という人の想いまで、一緒につながっていく。そんな気がしています。だから僕は、寿恵子さんが続けてきた「学生服リユースリサイクル ゆいまーる」の活動を応援したいと思っています。そして今回の制服支援も、こうした素晴らしい取り組みから学びながら、必要としている子どもたちや家庭へ、地域みんなの想いをつないでいく活動にしていきたいと思っています。その想いを、言葉だけではなく行動に声魂では、これまでもVisionの中に「地域・社会貢献」を掲げてきました。高齢者支援やひとり親支援など、地域への恩返しを続けていくこと。お客様だけではなく、地域や社会にも喜んでもらえる存在になること。そんな未来を描いてきました。今回の世界記録への挑戦を通して、「言葉だけじゃなくて、ちゃんと行動にしていこう。」そう考えるようになりました。そして、その一歩として立ち上げようとしているのが、「沖縄進学支援会」です。突然、新しいことを始めるというよりも、これまで声魂として大切にしてきたことと、僕自身が親として感じてきたこと。その二つを、ようやく形にしていく。僕の中では、そんな感覚に近いです。最初の一歩は、制服を「次の子」へつなぐこと沖縄進学支援会として、最初に取り組もうと考えているのが、「学生服リユース リサイクル ゆいまぁる」と連携した制服のリユース支援です。学生服リユース リサイクル ゆいまぁる卒業したり、成長してサイズが合わなくなったりして、着なくなった制服。クローゼットの中で眠っている制服。それを必要としている子どもたちへ届けることができたら。新しい制服を一式そろえることは、家庭によっては決して小さな負担ではありません。だからこそ、「もう着なくなった制服」と「これから制服を必要とする子ども」をつなぎたい。僕自身もリユース品を購入した経験があるからこそ、そのありがたさが分かります。これは単に「中古の制服を渡す」ということではないと思っています。一人の子どもが大切に着た制服が、次の子どもの新しい学校生活を応援する。その子が卒業したら、また次の誰かへ。制服と一緒に、応援する気持ちまで循環していく。そんな仕組みにできたらと思っています。「制服をください」だけではなく、地域みんなでつくりたいこの活動は、僕たちだけではできません。「もう着ない制服が家にあるよ」という方がいたら、次の子どもへつないでほしい。「こういう活動をしているよ」と誰かに伝えてもらうだけでも、力になります。そして、この活動を応援してくださる方が増えれば、制服だけではなく、学用品や学校生活に必要なものなど、これからできることも少しずつ広がっていくかもしれません。誰かにとって不要になったものが、別の誰かにとっては、新しい一歩を踏み出すための大切なものになる。そんな地域の循環をつくっていきたいと思っています。今回だけの活動にはしたくない「沖縄進学支援会」という名前を掲げる以上、今回制服を届けて、それで終わりにはしたくありません。正直に言うと、まだ始まったばかりです。3年後、5年後にどんな団体になっているのか。制服支援以外にどんなことができるのか。今の時点ですべてが決まっているわけではありません。でも、一つだけ大切にしたいことがあります。子どもたちが家庭の事情だけで、自分の未来を諦めなくていいようにしたい。そのために、自分たちにできることを、一つずつ増やしていきたい。まずやってみる。続けながら考える。そして、いろんな人の力を借りながら、この活動を育てていきたいと思っています。世界記録も、カラオケも、子どもたちへの支援も一見すると、「世界記録への挑戦」と「カラオケ」と「制服のリユース支援」。全部、違うことに見えるかもしれません。でも、僕の中では根っこは同じです。人を笑顔にする。人を元気にする。そこで生まれたエネルギーを、また誰かのためにつないでいく。それが、「バカになれる特等席から、世界を照らすエネルギーを生み出す。」ということなんじゃないかと思っています。この挑戦の先に、残るものをつくりたい今回のクラウドファンディングも、世界記録を達成して終わりにはしたくありません。この挑戦をきっかけに、人と人がつながる。そこで生まれたエネルギーが、次の誰かを応援する力になる。そして、使われなくなった制服が、次の子どもの学校生活を支える。人も、想いも、物も、次の誰かへつながっていく。そんな循環を、少しずつ沖縄につくっていけたらと思っています。「沖縄進学支援会」は、まだ始まったばかりです。立派なことを言える段階ではないかもしれません。だからこそ、まずは制服のリユース支援から。目の前のできることから、一つずつ始めます。そして3年後、5年後。振り返ったときに、「あの世界記録への挑戦が、いろんな人がつながるきっかけになったね。」そう言えるような活動にしていきたい。声魂で生まれた笑顔や元気が誰かの力になり、その人からまた次の誰かへつながっていく。一着の制服も、一人の応援も、一つの出会いも。小さなものかもしれないけれど、それがつながっていけば、きっと大きな力になる。僕たちは、そんな「応援が循環する沖縄」を、この挑戦の先に描いています。




