プロジェクトの背景と私たちの想い
1997年、日本が生み出した名俳優、三船敏郎氏が逝去しました。以来28年、「世界のミフネ」の功績を正面から伝える場所が、日本には存在しませんでした。
秋田県由利本荘市の山里に、築140年の総欅造り茅葺き古民家があります。三船敏郎氏の父の生家であり、戦後の焦土から引き揚げてきた三船氏が身を寄せた場所です。三船氏はこの家から、毛布と米を抱えて上京し、俳優への道を踏み出した……いわば、俳優・三船氏のスタートを送り出した場所なのです。
その建物が今、長年の風雨にさらされ、倒壊の危機に瀕しています。
スティーブン・スピルバーグが、ジョージ・ルーカスが、キアヌ・リーヴスが敬意を表した俳優の原点が、誰にも知られないまま失われて良いのでしょうか。
今もなお、海外では根強い三船ファンがいます。彼の情報をいまだ追い続け、発信する熱狂的なファンがいます。そんな日本が誇る俳優ゆかりの場所を、守りたい、残したいと思っています。

長い間、秋田の厳しい風雪にさらされ続けてきた築140年の歴史ある建物は今、老朽化により倒壊の危機に瀕しています。私たちがこのプロジェクトを始めたのは、三船家の悲願でもある邸宅を修復し、戦後この場所から上京し俳優への道を歩んだ三船敏郎氏が映画俳優として国際的に活躍し、輝かしい業績を残し、それを顕彰するメモリアルギャラリーをここに開設したいという強い想いからです。
(若い頃家族で帰郷した時の三船邸前の集合写真)

三船敏郎という偉大な俳優
三船敏郎氏は、黒澤明監督とのコンビで『七人の侍』『羅生門』『用心棒』など黒澤作品に数多く出演。海外でも映画『グラン・プリ』『太平洋の地獄』、『将軍 SHOGUN』に出演するなど国際派スターとして高い評価を得て、ヴェネツィア国際映画祭など数々の国際映画賞を受賞しました。黒澤明監督の作品が世界的に高い評価を得るとともに、三船氏も国際的なスターとなり、日本では「世界のミフネ」、英語圏では、「The Wolf」や「The Shogun」などと呼ばれ、スティーブン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカスなど世界中の映画関係者に大きな影響を与えた。このように世界のMIFUNEとして名を知らしめた偉大な俳優なのです。
また、三船敏郎氏の功績を顕彰記念し国際的活躍が期待される俳優に贈られる京都映画祭三船敏郎賞は2014年から始まって、役所広司氏(‘14)、仲代達矢氏(’15)、阿部寛氏(‘16)、浅野忠信氏(’17)、佐藤浩市氏(’18)、中井貴一氏(‘19)、小林稔侍氏(‘20)、竹野内豊氏(’21)、桐谷健太氏(’22)と続いた。(京都映画祭は2022年で終了)
そしてこれまで、俳優三船敏郎氏の功績を正しく伝える場所が日本には存在していませんでした。
ドキュメンタリー映画[MIFUNE :THE LAST SAMURAI]予告映像のYouTubeアドレス
https://youtu.be/SUY1ugXUIWI?si=zHgob87KJiT06jJ5
日本を代表する名俳優三船敏郎氏の半生を描いたドキュメンタリー。第72回ベネチア国際映画祭ほか全世界28の海外映画祭に出品。海外公開版ナレーションは、キアヌ・リーヴスが務め、日本語版ナレーションはEXILE AKIRA。(以下アドレスから検索)
このドキュメンタリー映画の中では三船敏郎氏が映画俳優としていかに世界中に大きな影響を与えたか伝えてくれています。
関根勤と高橋克実が語る黒澤明監督と俳優三船敏郎(黒澤映画での俳優三船敏郎氏のエピソード)
https://youtu.be/mu0731x5-7c?si=YQ8EtLeiftY4ShAR

実施体制
このプロジェクトは、筆頭理事の現三船家16代当主三船由裕氏を始めとする三船家親族が理事として参画し、設立しました「一般社団法人旧三船邸修復プロジェクト」が主体となって進めています。そして、三船敏郎氏の長男で現在は三船プロダクション代表の三船史郎氏の理解と協力をいただいています。
また、興味深いことに、三船敏郎氏の活躍に欠かせない黒澤明監督実父の実家も同じ秋田県の大仙市にあり、秋田が実は日本映画の源流のひとつとも言える特別な場所であることがわかります。
どんなメモリアルギャラリーをつくるのか
私たちが目指すのは、三船邸の総欅の古民家を修復し、ここに俳優三船敏郎氏のメモリアルギャラリーを創設し 、国内外からの映画ファン、観光客が訪れる文化芸術的な観光拠点にすることです。
施設イメージ
・三船敏郎氏の出演映画の資料
・三船家所蔵の未公開プライベート写真や資料などを展示するギャラリー
・映像上映室
・地域の人々と観光客が交流できるイベントスペースやカフェ
世界中の映画ファンや観光客が秋田県由利本荘市を訪れ、鳥海町の山里の茅葺きの屋根の下に集い三船作品について語り合う。そして時には地元住民や三船家のみなさまが訪れたお客様をおもてなしする場所を創出します。
クラファンを通じて、この場所に三船作品や日本映画を愛する拠点をあなたと共に創りたいのです。
▼リターン追加予定
さらに皆様と共にこのクラウドファンディングを盛り上げるため、今回のための特別なリターンも企画、検討中です。
追加予定は随時お知らせいたしますので、「お気に入り」登録をよろしくお願い致します。
・映画祭実施などのご招待
・施設内一部(イベント、カフェスペース貸し切 り権利)
・会員カードとメルマガ会員登録
・現地見学ツアー宿泊付パック
・その他イベント招待案内など
プロジェクトの具体的内容
今回のクラウドファンディングでは、当面の目標金額1,000万円を修繕費の一部として設定させていただきました。
(全体の予算の内訳は、茅葺き屋根等の修復に3,000万円、総欅の建物躯体、全体の修復に3,000万円、資料整備等に1,000万円、庭園等周辺環境整備に500万円、施設の運営事務費用に500万円の計8,000万円規模と想定)

このプロジェクトを始めるにあたり、一般社団法人旧三船邸修復プロジェクト設立し、将来的には公益社団法人への移行も計画しています。行政関係との公的な助成、連携、企業からのご協賛や地元住民、地域おこし協力隊やボランティアの協力などしっかりとした運営体制を築き、持続可能な文化施設、観光拠点として育てていきたいと考えています。
地域への想い
このプロジェクトは、建物を修復するだけにとどまらず、国際観光拠点の創設を通じて、地域活性化と秋田県全体の振興に寄与したいという想いがあります。インバウンドを含む国内外の観光客が多く訪れることで、地域経済の活性化が期待できます。
今後、秋田県や由利本荘市などの行政からの支援、協力を要請しながら、地域の皆さんと一緒になって、この歴史ある建物と文化芸術施設を未来につなげていきたいと思っています。
現在の準備状況
現在、三船プロダクション、三船家との連携、協力体制を整えながら、今後、展示資料の収集や整備を進めていきます。
また、建物の詳細な調査と修復計画の策定を専門家と行っております。
完成までは3年〜5年を要する予定です。
国際的に活躍した俳優三船敏郎氏をリスペクトするスティーブン・スピルバーグやジョージ・ルーカスなど始めとする映画関係者や熱烈な海外の映画ファンも多く、海外へ発信することで、世界中の映画ファンや日本文化愛好家の皆さんにもこのプロジェクトを知っていただきたいと考えています。
皆さまへのお願い
このプロジェクトは、私たちだけでは決して実現できません。国際的に活躍した俳優三船敏郎氏を愛し、日本や世界中の映画文化を大切に思う皆さまのお力が必要です。また、築140年の歴史ある総欅造りの茅葺き古民家という文化遺産を再生し後世に残し、秋田県の地域活性化を願う全ての方々に支援をお願いしたいと願っています。そして資金調達の状況にもよりますが、完成まで3年から5年のスパンで考えています。
皆さま方のご理解とご支援により、失われかけた文化的遺産を修復保存し、さらに映画を通じた地域活性化、日本映画を愛する国内外の人々との交流を同時に実現できるものと信じています。
一般社団法人旧三船邸修復プロジェクト 構成メンバー
代表理事:三船正順(三船家当主従兄弟)
筆頭理事:三船由裕(三船家16代当主)
理事:三船のぶ子(当主長姉)
理事:大槻正信(当法人仙台事務所/株式会社logic会長)
理事:高橋秀一(当法人仙台事務所/フリーランスプランナー)
理事:曽根隆司(当法人仙台事務所/フリーランスアートマネジメント)
支援者の皆さまには、資金提供だけにとどまらずわたしたちと共にこのプロジェクトの未来を創る物語の一員として参加していただきたいと心から願っています。どうか温かなご支援をよろしくお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るページ公開から1週間
2026/09/08 10:15ページ公開から1週間。思いのほか苦戦しています。俳優三船敏郎氏のネームバリューが50代以上の方々のため、なかなか情報拡散のターゲットが絞りにくいので、新聞、テレビ、ラジオなどでのメディア展開にも力を入れていきます。新聞社の取材も決まりそうです。これからDatefm FM仙台の番組収録に行ってきます。新聞掲載日や放送日など決まりましたら、またお知らせさせていただきます。 もっと見る




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