こんにちは。DEN開発者の藤正樹です。
今日は、ちょっと恥ずかしい話をします。
「やってください」と言っている本人が、やっていなかった。
DENを作りながら、記事でも人と話すときでも「デジタル終活、大事ですよ」と言い続けてきました。
ところが、ある日ふと気づいたのです。
「そういう自分は、ちゃんとやってるんやろか?」
正直に言うと、やっていませんでした。医者の不養生ならぬ、開発者の不養生です。
Googleパスワードマネージャーから一覧を出してみたら…
まず「全体を知る」ところから始めました。Googleパスワードマネージャーに保存されているサービスの一覧をエクスポートしてみたのです。
画面に並んだのは——
220件。
しばらく、声が出ませんでした。
220件を眺めていくと、放置サービスには5つのパターンがありました。
- 使っていたことすら忘れていたサブスク
- 無料で始めてそのまま有料になっていたアプリ
- 一度だけ買い物して放置したショップの会員登録
- 死後も引き落としが続きそうな自動更新サービス
- 「これ何だっけ?」がいくつも
ざっくり数えると、5件に1件は今の私には不要なものでした。
解約してみたら、これが正直めちゃくちゃ面倒!
「1年以上使っていないものは解約する」とルールを決めて、順番に手をつけ始めました。
ところが——
- 「退会ボタン」がなく、問い合わせフォームから連絡するしかないサービス
- パスワードが古くなっていて、再設定するところから始まったサービス
- 退会しようとしたら「生体認証を登録してください」と言われたサービス
- 1件の退会に30分かかったものも
元気で、パソコンに慣れている私でもこうなのです。もし本人がいなくなり、家族が代わりにやるとしたら、どうなるでしょうか。
「自分が死んだら、家族はこの220件をどうするんだろう」
私は本人なので、パスワードを再設定すれば解約できました。でも家族は、私のメールにも、スマホにも、すぐには入れません。
そもそも、どのサービスに登録しているかを、家族は知らない。
整理しないまま逝くのは、家族に宿題を残すことだと、身をもって感じました。
だからDENを作っています
私は整理した内容を、DENに次の形で記録しています。
- サービス名(家族が見て分かる名前で)
- 解約状況(「解約済み」「継続中」「未整理」)
- パスワードのヒント
「整理済み」と「未整理」が一目で分かるので、家族と状態を共有しやすい。整理の途中であっても「ここまでは終わっている」と伝えられる。
220件を前にして、DENの必要性を開発者自身が一番実感した一日でした。
詳しい手順はブログ記事にまとめています。
→ https://digitalendingnote.com/
SUNNY A株式会社
代表取締役 藤正樹



