
「予約は取り消さず、時間だけ変更してください」
この文章は、一見すると簡単に見えます。
しかし、正しく処理するには、少なくとも次の三つを区別しなければなりません。
・実行することは「時間を変更する」
・守る条件は「予約を取り消さない」
・変更する範囲は「時間だけ」
文章に含まれる単語だけを見ると、「予約」「取り消す」「時間」「変更する」という言葉が並んでいます。
この言葉だけを処理すると、行うべき変更と、絶対にしてはいけないことを取り違える可能性があります。
日本語では、主語や対象が省略されたり、「これ」「それ」「前の案」のように前の会話を指したり、条件や例外が文章の後ろに置かれたりします。
そのため、文章を単語へ分けるだけでは、利用者が本当に求めている内容までは確定できません。
私が開発しているMCPは、日本語から次の関係を整理します。
・何を求めているか
・何を変更するのか
・何を残すのか
・何をしてはいけないか
・どの条件や例外があるか
・前の会話の何を指しているか
そして、整理した結果を非AIシステムであるAsteraへ渡します。
次回は、すでにある日本語解析と、このMCPの違いをご紹介します。
開発内容はこちらで公開しています。



