タブレットスタンドには、大きく分けて三つの方式があります。
挟み込み式は、まず持ち方を考えます。どこを持つのか。どれくらいの力で押し広げるのか。
マグネット式は、別の問いが来ます。このケースのままでつくのか。向きはこれで合っているのか。落ちないだろうか。
吸盤式や真空式は、また違います。電源は入っているか。充電は残っているか。この音は、夜でも大丈夫か。
どれも、よくできた仕組みです。それぞれに理由があり、それぞれに支持する人がいます。
ただ、ある日ふと気づきました。どの方式も、使う人に何かしらの判断を求めていた。
置く前に考える。置いたあとに確かめる。その小さな判断の積み重ねが、道具と自分のあいだに、わずかな距離をつくっていたのだと思います。
SnapStandは、その判断そのものをなくしました。置く。内蔵センサーが反応して、置くだけ約1秒でクランプが閉じる。外すときは、ボタンをひとつ押すだけです。
考える余地を残さないことが、この製品のいちばんの機能でした。
では、その「置くだけ」は、どこまでの大きさに応えられるのか。明日は、サイズの話をします。



