【電動自動クランプ】ワンタッチ完全自動開閉、置くだけたったの1秒電動スタンド

置くだけ1秒で自動ロックされる電動クランプを搭載し、手を挟まずスマートに着脱できます。約1kgのアルミ製・低重心設計により、ペン操作やタップでも揺れない圧倒的な安定感を実現。8〜14インチ対応の自動検知機能で、ケースをつけたままのタブレットもしっかりホールドします。

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置くだけ1秒で自動ロックされる電動クランプを搭載し、手を挟まずスマートに着脱できます。約1kgのアルミ製・低重心設計により、ペン操作やタップでも揺れない圧倒的な安定感を実現。8〜14インチ対応の自動検知機能で、ケースをつけたままのタブレットもしっかりホールドします。

良い製品だと思ったこと。それだけでは、日本に持ち込む理由になりません。合同会社ippoとして正規代理店契約を結ぶまでに、私はいくつかの確認を重ねました。ひとつは、認証です。日本国内で安心して使っていただくために、PSEをはじめとする各種認証の取得状況を確認しました。FCC、CE、RoHSについても同様です。ふたつめは、保証と修理の体制でした。電動である以上、万一の不具合をゼロだと言い切ることはできません。そのとき誰が、どう対応するのか。ここを曖昧にしたまま販売することはできませんでした。結果として、1年間の保証をお付けしています。窓口は、私たちです。私が本当に交渉していたのは価格ではなく、届けたあとの責任の所在でした。そのうえで、日本での独占販売契約を結びました。紙の上の手続きが終わり、しばらくして、私の手元に量産サンプルが届きます。箱を開けた瞬間の感想は、正直なところ、想像していたものとはまったく違いました。


EMONITAという名前を、ご存じの方は多くないと思います。2013年創業。中国・深センで、タブレット周辺機器をつくり続けてきたメーカーです。創業から十年以上、扱ってきた領域はほとんど変わっていません。タブレットを、どう置き、どう支えるか。それだけを考えてきた会社です。日本国内では、すでに月5,000台規模の販売実績があります。名前を意識しないまま使っている方も、おそらくいらっしゃるはずです。FCC、CE、RoHS、そして日本のPSE。必要な認証を取得し、中国では意匠特許を登録、米国では発明特許を出願中です。広告で見かける会社ではありません。話題になる会社でもない。それでも、十年間ひとつの領域から離れなかったという事実は、どんな宣伝文句よりも雄弁でした。私が探していたのは、驚きのある製品をつくる会社ではなく、同じものを同じ品質でつくり続けられる会社でした。この会社と、日本での正規代理店契約を結ぶことになります。ただ、契約書に署名するまでには、確かめなければならないことがいくつもありました。その過程を、次にお話しします。


EMONITA SnapStandに、電源スイッチのような「操作」はありません。けれど内部では、いくつかの手順が順番に進んでいます。まず、内蔵センサーがタブレットの接近と接地を検知します。人が指示を出すのではなく、機械が先に気づく。ここが出発点です。次に、左右のアームが動き出します。閉じるというより、迎えにいく、という表現のほうが近いかもしれません。アームは端末の厚みに合わせて止まる位置を決め、そこで力を止めます。薄いiPad miniでも、ケースをつけた13インチでも、同じように。UAGやOtterBoxのようなタフネスケースを外す必要はありません。8〜14インチの範囲であれば、そのまま置けます。強く挟むことではなく、ちょうどよく挟むことのほうが、はるかに難しい。強すぎれば端末に負担がかかり、弱すぎれば安心して手を離せません。その中間を、毎回、人の手ではなくセンサーとモーターが出しています。置くだけ約1秒。短く言えばそれだけですが、中では地味な判断が積み重なっています。そして、この仕組みを十年以上つくり続けてきた会社があります。明日は、そのメーカーの話をさせてください。


昨年の秋、私は香港にいました。毎年開かれるエレクトロニクスフェア。世界中のメーカーが小さなブースを並べる、あの騒がしい会場です。目当ての商談を終え、帰り際に通路を歩いていたときでした。ある小さなブースの机の上に、一台のスタンドが置かれていました。銀色の、思ったより小さな円柱です。説明を聞く前に、私は自分のタブレットをその上に載せました。そこから先のことを、いまでもよく覚えています。アームが静かに動き、両側から私のiPadを迎えにきました。挟む位置を探す必要も、角度を直す必要もありませんでした。時間にして、約1秒。会場の喧騒の中で、私は手を離したまま、しばらく画面を見ていました。驚いたのは「よくできている」ではなく、「何もしなくてよかった」という一点でした。道具に感心したのではありません。自分がこれまで無意識に払っていた手間が、そこで初めて目に見えるかたちになったのです。挟む位置を考える。角度を直す。指先で確かめる。その一連の動作を、私は一度もしませんでした。置いた。それだけでした。ではあの約1秒のあいだ、この小さな筒の中では何が起きていたのか。次回は、その内側を開いてみます。


はじめまして。プロジェクト実行者、合同会社ippoの山口高幸と申します。本日8月1日、EMONITA SnapStandのプロジェクトが公開されました。数あるプロジェクトの中から、このページを見つけてくださったこと。それだけで、本当にありがたく思っています。今日から募集終了日の9月30日まで、この活動報告で毎日、少しずつ物語をお届けしていきます。スペックの説明ではなく、なぜこのスタンドを日本に届けたいと思ったのか。そこに至るまでに何を見て、何に悩んだのか。ひとつの読みものとして、お付き合いいただけたら嬉しいです。第1話は、正直な告白から始めさせてください。私はずっと、タブレットスタンドというものが、好きになれませんでした。挟む位置を考える。角度を直す。ちゃんと固定されているか、指先で確かめる。ひとつひとつは、一秒にも満たない動作です。けれど在宅勤務が当たり前になり、会議のたび、資料を開くたびにそれを繰り返すうちに、私は気づいてしまいました。便利なはずの道具に、私は毎回、ほんの少しだけ気を遣っている。もっと高機能なスタンドも試しました。けれど機能が増えるほど、覚えることが増え、気にすることも増えていく。求めていたのは、そこではなかったのです。私が本当に欲しかったのは、「何も考えなくていい時間」でした。その答えに出会ったのは、日本から遠く離れた場所でした。——その話は、また明日。最後までお読みいただき、ありがとうございました。明日からも、どうぞ気軽に読みにきてください。応援のほど、よろしくお願いいたします。


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