小中学生向け「よいところを発見する力」を育むボードゲーム『YOI』をつくりたい

ボードゲームを通じて、物事のよいところや隠れた価値を見つける「ヨイ出し」の力を育む、小中学生向けの教育ゲーム開発プロジェクトです。探究学習など、実際の教育現場で活用できる教材として、楽しみながら多面的な視点や対話力、柔軟な思考を育む新しい学びの体験を、子どもたちへ届けることを目指しています。

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ボードゲームを通じて、物事のよいところや隠れた価値を見つける「ヨイ出し」の力を育む、小中学生向けの教育ゲーム開発プロジェクトです。探究学習など、実際の教育現場で活用できる教材として、楽しみながら多面的な視点や対話力、柔軟な思考を育む新しい学びの体験を、子どもたちへ届けることを目指しています。

お世話になっております。GAWの樋口太陽です。

引き続き、活動報告させていただきます。
今日は、YOIルールブックについてです!みなさん、ボードゲームのルールってどういうものだと思いますか?


「遊びだから細かいこと気にせず自由に楽しめばいいよね!」

「うちの地域じゃテキトーにこうやってるよ!」

「書いてるルールに捉われずに独自にこうしてるよ!クリエイティブ!」


家庭でボードゲームを遊ぶ上でよく言われそうなワードですが、本来のボードゲームの文化では、これらはNGとされています。

ボードゲームのルールは厳密で、基本的には、それを誰もがしっかり守らないといけません。どんなゲームにも、ルールが存在します。

5歳から遊べるゲームでも、しっかりとルールが定められています。

ゲームデザイナーはゲーム制作の中で無数の試行錯誤を経て、ベストな形で楽しめるようバランスを整えながら細かなルールを設定し、それがルールブックに記載されています。自己流でアレンジすると、緻密に整えたバランスが崩れてしまうので、基本的にはしっかりとプレーヤーの全員が順守すべきもの。

なぜなら、ルール通りに遊ぶのが一番面白くなるように、つくられているからです。

テーブル上で、そのゲームを遊ぶ時だけに発動する特別な法律のようなもの。それが、ボードゲームのルールというものです。

テレビやスマホで遊ぶデジタルゲームでは、コンピュータが制御するのでズルができません。どうあがいてもルールから逸脱できないようになっていますが、ボードゲームは実はやろうと思えばいくらでもズルができます。

共通のルールを全員が理解し、自らの意思でルールを守りながら行動し、みんなで楽しさを共有する行為、それがボードゲームをプレイするということです(この観点だけでも、ボードゲーム全般は教育にとって有効だと思います)。

YOIは、読み物ではなく「ゲーム」なので、ルールがしっかり設定されています。前置きが長くなってきましたが、練り上げてきたルールをわかりやすく伝えるものとして・・・・

ルールブックは、大事なものなのです!

これまで地道にルールブックを形にしてきましたが、最終調整として他者目線が欲しい〜!ということで、頼ったのが彼!

現役東大生の、そうたくんです。彼は、GAWの近くの北杜市出身ですが、GAWの存在を知って連絡をくれて交流が始まりました。

彼は幼いころからボードゲームに親しみ、家庭では自らルールブックを読みこみ理解し、家族にルールを説明する役割だったそうです。

それが高じて、なんと東大に推薦で入る時の課題として「ボードゲームの教育的意義」というテーマで探求。その結果、東大の教育学部に合格!現在は東大の文科三類に所属しています。

つまり、ボードゲームで東大に入ったと言っても過言ではないのです!

過言ではないかどうか、そうたくん本人に聞いてみました。


「ボードゲームで東大に入ったと言っても過言ではないですね。直接的には推薦の際のテーマとして「ボードゲームの教育的意義」の自分の探究を評価して頂けた点。間接的には、幼いころからボードゲームに親しむことにより、自分の思考力を高めてくれた点。どちらの面でも、ボードゲームの効果があったと思います。」

ほら、過言ではありませんでした!


さて、本題に戻ります。そうたくん交えて口頭でルールを説明しつつ、YOIのテストプレイを行い、全体を把握した上で、仮につくってあるルールブックを渡し、その上で違和感ある点をまとめてきてもらいました。


今までに様々なボードゲームのルールを解読してきた彼からの視点で、教員だけでなく、ボードゲームに慣れていない保護者など、一般の方が読んだ時のわかりやすさ、整合性をふまえて、ルールブックとして改善できることを話し合います。


製品説明書としての「正しさ」だけを追求するのではなく、ボードゲームのルールブックとしてスッと入ってくるかという感覚的なところも大事にしつつ、ブラッシュアップしていきます。


ところで、僕は東大をテーマにした、ドラゴン桜という漫画が大好きです。
数々の人生の学びを、ドラゴン桜から学びました。
問題は、ドラゴン桜を読み始めたのが大学卒業後のニートの時期だったことです。
幼いころからドラゴン桜を読んでいたら僕も東大に行ってたのに・・・
ということだけが悔やまれます。

今朝の話ですが「今日、東大生のそうたが、GAWに来るよ」と、小四の息子に言うと、本棚にあるドラゴン桜を読んでいました。いい傾向です。


読んでいる内容をチラリと覗き見したらこんなシーンが・・・


桜木「ルール無視するやつはプレーする資格はねぇ
世の中からさっさと退場しろっ!」

矢島「んだと?」

桜木そのルールが気に食わなくて
てめぇの思い通りにしたかったら……

自分でルール作る側にまわれっ!」


YOIというゲームの世界のルールをつくっている今の自分たちにとって、非常にタイムリーでした。


以上でした。また報告いたします!

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