
お世話になっております。GAWの樋口太陽です。
さて、10月30日。いよいよこのクラファンも大詰めです。
そんな今日も、子どもたちと一緒にYOIをしました!!!
私たちが住むのは、長野県諏訪郡、八ヶ岳の麓にある人口約8000人の小さな村、「原村」。
原小学校は、この村でひとつだけの小学校です。
この原小学校では、子どもたちが自ら活動を決める「友愛の時間」を導入。大人が決めた教科の枠組みを超え、体験を通じて主体性を育む時間を重要視しています。
そんな友愛の時間で行う、今年の6月から、来年の2月までの長期的なプロジェクトとして、YOIプロジェクトが始まりました。息子の小4の学年全体です。ただし、このプロジェクトは、YOIを楽しく遊ぶことが目的ではありません。
子どもたち自身が、村にYOIを広めることを目的としているのです!
なお、このテーマは、私たちが営利目的で強制的に定めたものではなく、担任の先生と話して、「子どもたちがゲーム開発を手伝えたら本当はよいが、ゲーム開発は終盤にきているのでゲーム開発を手伝うのではなく、完成したあとに広める ことを目的とした方が、面白いのではないか」ということで定まった方針です。
今年の6月の段階では、内容物も今とは全然違います。ボードは長方形だし、宝石のようなチップ。ヨイの宝石を10個集める、ヨイ10(ヨイテン)というバージョンのプロトタイプもありました。今となっては懐かしい。

そこから練り上げられてルールが固まり、内容物が変わって、ついにしっかりとした製品に近いプロトタイプを見せることができました。YOIの制作過程をしっかり知っているのは、原小の子どもたちだけです。
完成したYOIを改めて遊びます。ルールブックをしっかりと固めたことにより、私たちとしても、YOIの定義がはっきりしてきました。
以前は、恥ずかしがらずに何か発言できるだけでOK!という緩い基準にしていましたが、すでに何度もYOIをプレイしている原小の4年生には、もう少し高い基準を求める場面も。
例えば、『自転車』に対してYOIをするにあたり、自転車の「無いと困るところは?」という問いに対して「ハンドル」「ペダル」という、パーツとして無いと困るところではなく
「車が通れないような狭い道では、自転車じゃないと行けなかったりする、だから、自転車が無いと困る。自転車はよい」
といった、自転車そのものに対しての「無いと困るところは?」を発見して、言葉にして伝えます。上は小4の子から出た実際の回答ですが、気づきがあるYOIです。
そして、すでに子どもたち自身が、YOIをこの村にどうやって広めるのかを考えるワークもしているとのこと!今日、廊下に貼っていた張り紙に、なんとこんなものが!!!
【YOIを広めたら原村のいい物がふえて ちいきがもり上がるから。】
小4にして「地域」という目線・・・すごすぎますね。
【YOIやっていると人との会話が楽になったり楽しくなったりするし人と会うのが楽しくなる。たとえばきらいな人がいてもちょっとしたYOI出しすると意外な思いが生まれるかもしれないから広めたい。】
たまらないですね。

【ふだん何もしない人がYOIをプレイすることで「人生ってこんなに楽しいんか!」と思わせるため。】
泣けてきますね。
【せいさく者がお金をかせげる。】
・・・違う意味で泣けてきますね。

せかいのみんな・・・すでにビジョンが伝わっていますね。そして、スノーマンには本当にやっていただきたいですね。
GAWで体けん会。
具体的に落とし込んでる・・・!

まじで効果的だと思います。ゲームに誘うのは大人ではなく、きっと子どもたちから「YOIを遊ぼう」と色んな人の心を動かしてもらったほうがよい。これらの張り紙を見て、改めて思ったことがあります。
YOI =「物事のよいところを発見して言葉にして伝える」
という概念を、あらゆる世代、そして日本中、世界中に、伝えること。
子どもたち自身に、その立役者になってもらうことが、いちばん早道であり、効果的かもしれません。
この小さな村だけのことではありません。全国各地で、それが同時に起これば、きっとよい社会になりそうな気がします。この原村から羽ばたくYOIが、社会をよりよい方向に導く希望の種になるかもしれない。
それも夢ではないと、感じれた今日でした。



