
こんにちは!洋野町地域おこし協力隊、石塚えふぁです。
今日が最終日となりましたので、今回は、私たちが目指しているクリスマスマーケットの原点でもある、本場ドイツのクリスマスの過ごし方について少しご紹介します。
日本でも、各地でクリスマスマーケットが開催されるようになりましたね。
大きなクリスマスツリーやイルミネーション、温かい料理や雑貨など、「冬の特別なイベント」というイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
一方、本場ドイツでは、クリスマスマーケットは単なるイベントではありません。
そこには、寒い冬だからこそ、人が集まり、同じ時間を過ごす文化があります。
クリスマスは「当日」だけじゃなく、ドイツでは、クリスマス前の約4週間を「アドヴェント」と呼び、少しずつクリスマスを迎える準備をしていきます。
アドヴェントカレンダーを毎日ひとつずつ開けたり、ろうそくを灯したり。
そして街の広場には小さな木造の屋台が並び、クリスマスマーケットが始まります。
「12月24日になったからクリスマス!」
というよりも、クリスマスがやってくるまでの時間そのものを楽しむ。
それが、ドイツのクリスマス文化の大きな特徴です。

クリスマスマーケットには、ソーセージや焼き菓子、シュトレン、木工品、キャンドル、クリスマス飾りなど、さまざまなお店が並びます。
そして欠かせないのが、スパイスの香りがする温かい「グリューワイン」。

寒い冬の夜、家族や友人、仕事仲間とマーケットへ立ち寄り、温かい飲み物を片手に話をする。
クリスマスマーケットは、誰かと約束して特別な日に訪れるだけではなく、
「ちょっと寄っていこうか」と、人が自然と集まる冬の社交場でもあります。昨年の洋野町のクリスマスマーケットでもグリューワインとまでは行かないまでも、ホットワインを提供していただき、なるべく本場の形に近づけました。
私は、このクリスマスマーケットを通して、
「洋野町の冬に、人が集まる理由をつくりたい」
と思っています。
洋野町には、海の幸、山の幸、酪農など、たくさんの地域の恵みがあります。
人の温かさも、この町の大きな魅力です。
一方で、冬になると外へ出る機会が減り、人と人とが偶然顔を合わせる場所も少なくなります。
どうしても冬になると家に閉じこもりがちになり、私としては、その影響からか寂しい気持ちになることも少なくありません。
だからこそ私たちは、
「冬だから家に閉じこもる」のではなく、「冬だからこそ会いに行きたくなる場所」をつくりたい。そう考えています。
寒い中で飲む温かい一杯。
今まで触れてこなかったドイツの文化との触れ合い
誰かがつくった雑貨や手仕事。
久しぶりに会った人との、
「元気だった?」
という何気ない会話。
派手なアトラクションがなくても、人が集まるだけで少し温かくなる。
そんな風景こそ、私が洋野町のクリスマスマーケットでつくりたいものです。
ドイツのクリスマスマーケットが、その地域の食や暮らし、手仕事と結びついてきたように、
洋野町でも、洋野町のおいしいものや、つくる人、暮らしている人たちが主役になるマーケット
をつくりたいと思っています。
町内の人だけではなく、町外から訪れた人にも、
「洋野町っていいな」
と思ってもらえるきっかけになればと考えています。
そして、もしこれが継続的なイベントになるのであれば。
町の人と町外の人が、「また来年ここで会いましょう」と言える関係になったら。
一日のイベントではなく、洋野町と誰かがつながる入口にもなると思っています。
子どもの頃に家族と来た人が、大人になってまた訪れる。
町を離れた人が、この時期になると帰ってくる。
以前この町を訪れた人が、
「今年も行こうかな」
と思ってくれる。
そんなふうに、少しずつ町の冬の文化になっていけば、とても素敵だと思っています。
開催までの準備の様子も、これから活動報告でお届けしていけたらと思います。
ぜひ、洋野町の新しい冬の風景を一緒につくっていただけたら嬉しいです。
今日の23:59まではクラウドファンディングも頑張っています。
支援や拡散のご協力をお願いいたします。
石塚えふぁ



